「暴君のシェフ」イ・チェミン、最終回直前で繊細かつ圧巻の演技力で視聴者の心を揺さぶり同時間帯圧倒的1位

Netflixにて世界配信されているtvNの土日ドラマ「暴君のシェフ」で男性主人公を務める俳優イ・チェミンが、圧巻の演技力で視聴者を魅了している。
その結果、27日に放送した最終回直前の第11話の視聴率は全国平均12.4%、首都圏13.7%を記録し、地上波を含む全チャンネルの同時間帯を1位を記録。tvNの目標である2049男女視聴率でも全国・首都圏共に地上波を含む全チャンネルにおいて同時間帯1位を占めた(ニールセンコリア調べ)。➡【9月27日視聴率TOP10】
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「暴君のシェフ」は、現代から過去へタイムスリップした天才シェフが、絶対的な味覚を持つ王と出会い、王宮で繰り広げられる波乱のストーリーを描いたサバイバル・ファンタジー・ラブコメディだ。
当初、王イ・ホン役にはパク・ソンフンが決まっていたが、SNS投稿によるトラブルで降板。急遽、イ・チェミンが役を引き継ぐ形となった。
作品は、堅実な脚本と数々のヒット作を手掛けるチャン・テユ監督の演出、そして主演は少女時代のイム・ユナの出演などで放送前から高い期待が寄せられていた。しかし、初回撮影まで1か月もないタイミングで挑むには困難が伴った。新星であるイ・チェミンに対しては、出演シーンの多さや時代劇演技への不安の声もあった。
ところが、彼はその懸念を見事に覆した。鋭い口調とどこか抜けた隙、ヨン・ジヨンの料理に見せる大げさなリアクションまで、イ・ホンの人物像を完璧に体現。さらに、優れた容姿と鍛え上げられた体格が、暴君の荒々しい印象を和らげ、ラブコメとしての作品世界に自然に溶け込ませているとの評価だ。
その結果、「暴君のシェフ」はNetflixの非英語圏ドラマ部門で2週連続1位を獲得するなど、海外ファンからも熱烈な支持を獲得。イ・チェミンのラブコメ演技が、作品のグローバルヒットに大きく寄与したことがうかがえる。
●「暴君のシェフ」が2週連続で世界1位を獲得
特に昨日放送した第11話では、イ・ホンが母である廃妃ユン氏の死に関する秘密を知り、復讐のために刀を手にする場面が描かれた。ヨン・ジヨン(イム・ユナ)の懇願で最終的に刀を下ろすまでの一連の演技で、悲しみや怒りといった単純な感情ではなく、数十年にわたる複雑で深い感情を繊細に表現。視聴者の心を揺さぶり、ドラマへの没入感を高めた。この回では他にも韓国の伝統的な宮廷舞踊の「処容舞」や乗馬シーンを披露した。
今回の抜擢は、単なるチャンスを掴むにとどまらず、作品自体にも新たな魅力を与える結果となった。イ・チェミンの活躍は、準備万端の俳優としての力量と、スクリーン上で見せられる表現力の幅広さを自ら証明するものとなったと言える。
今後、イ・チェミンがどのように成長し、世界中の視聴者をさらに惹きつけるか、注目が集まる。
【「暴君のシェフ」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころや【制作発表会】動画&レポートまとめ、視聴率、視聴者の反応、関連動画などをまとめている。
