「ばけばけ」髙石あかりは家族を借金から救うために婿捜しをはじめたが…第1週ネタバレと第2話予告

10時26分ドラマ
©NHK

松江の没落士族一家の希望の星となるべく、トキ(髙石あかり)は結婚を婿をとることを決意した。貧乏から脱出することはできるのか?阿佐ヶ谷姉妹のナレーションにも注目。NHK朝ドラ「ばけばけ」の第2週「ムコ、モラウ、ムズカシ。」(10月6日~10月10日)のあらすじとみどころを紹介!予告動画は番組公式サイトに公開されている。



朝ドラ「ばけばけ」とは
「ばけばけ」松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語だ。その第1週が9月29日から放送された。

ナレーションは蛇と蛙?

朝ドラ前作「あんぱん」では、NHKのアナウンサーがナレーションを務めていた。今作では事前に“誰”の発表がなかったために、“定番”のアナウンサーなのかと思われていたが、放送が始まってみると、ヒロイン・トキ(髙石あかり)たち一家を見つめる“蛇”と“蛙”がナレーションをするという斬新なスタイルだった。そしてその声は、阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子、木村美穂が担当している。ネットではその採用に賛否が巻き起こっているが、今後も注目したい。

子役の福地美晴は第4話で終了

明治になり、武士という階級がなくなったことで賃金を得る手段をなくした松野家。そこの一人娘であり、祖父からも惜しみない愛をそそがれているトキを演じたのはミュージカル「SPY×FAMILY」のアーニャ役にも抜擢されたことのある福地美晴で「可愛らしい」と評判になっていたが、登場は第4話までで、第5話からは18歳になった設定となり、髙石あかりにバトンタッチした。

トキ(髙石あかり)の結婚の行方

貧乏を脱するには、働き手を増やすしかないと考えたトキは婿を取ることを決意する。しかし、恋占いでは“恋”は成就しないことを示した。6日から放送される第2週ではトキの縁談についてが描かれる。貧乏脱出作戦の行方が気になる。

【第1週(2025/9/29-10/2)ネタバレあらすじ】

明治のはじめ。小学生のトキ(福地美晴)は、父・司之介(岡部たかし)と母・フミ(池脇千鶴)、祖父・勘右衛門(小日向文世)と、世をうらみ、貧しい日々を送っていた。通っている学校でも働かない司之介のことで責められたりする。しかし、トキは武士を愛する父親に“武士のまま”でいていいと考えていた。

小学校で将来の夢を聞かれたトキは、親友の野津サワ(小山愛珠)の答えに影響され、教師を目指したいと言い出す。司之介やフミにもそのことを話す。

武家の娘としてお茶などの稽古を親戚の雨清水タエ(北川景子)につけてもらっていたトキは、教師になる勉強をするために辞めたいと伝える。武士の娘が働く必要はないと否定され落ち込むトキの前に、タエの夫の傳(堤真一)が現れる。傳はなんと髷を切り、これから織物工場を始めると言い出した。武士の妻であることを誇りに思っていたタエはすっかり驚いてしまった。

家にもどったトキとフミは傳のことを話す。武士のプライドから働かずにいた司之介も影響を受ける。そして司之介が、かつての部下・金成初右衛門(田中穂先)と商売をはじめると言い出した。祖父の勘右衛門は、司之介が商売をはじめることに怒るが、トキとフミは、変わり始めた司之介を応援する。司之介の商売は“ウサギ”を飼育して高値でうる商売だ。最初、順調で、松野家の食卓も明るさを取り戻していく。喜ぶトキのため、司之介は一気に商売を広げようと計画する。借りられるだけの金を借りたのだが、ウサギバブルははじけ、借金だけが残ってしまった。

突如、トキやフミ、勘右衛門の前から姿を消した司之介。何日たっても家に帰ってこない司之介に、松野家の不安はつのっていく。そんなある日、登校途中のトキは司之介を発見する。「家に帰ろう」と声をかけるトキだったが、司之介はかたくなに帰ろうとしない。しまいに、水に入っていってしまうが、トキに連れ戻され、説得される。“しじみ汁さえ飲めれば良い”と答えたトキに、司之介は「働いてくれるか?」と頼む。もう、トキを学校にいかせる金はなかった。

一方、アメリカではレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)がこの世に絶望していた。

明治19年。トキ(髙石あかり)は、借金を返すために親戚の雨清水傳が経営する機織り工場で働いていた。しかし、膨大な借金の前に生きてくのがやっとなトキと松野家。母は変わらず内職をし、司之介も牛乳配達の仕事をしていた。そこに、借金取り・森山(岩谷健司)が「トキを遊郭にやって借金を返せ」と現れる。勘右衛門が怒って追い返すが、松野家に借金をかえす手段はなかった。

そこで、トキは借金返済のため、働き手となる婿をとることを提案する。働き手を増やすことで借金がかせると考えた。同僚のチヨ(倉沢杏奈)、せん(安達木乃)とまずは有名な恋占いをする。チヨやせんの占いの紙は、近くですぐに落ち、“近い場所で、すぐにでも恋”という結果がでた。しかし、トキの占いの紙は池の遠くまでいってしまい、いつまでたっても落ちることがなかった。

【第1週(2025/9/29-10/2)あらすじ】


■第1話(月)

貧乏脱出のため結婚を目指す、トキ(髙石あかり)。しかし、チヨ(倉沢杏奈)とせん(安達木乃)と行った恋占いの結果は一人だけ悲惨で・・・落ち込むトキを励ますため、司之介(岡部たかし)とフミ(池脇千鶴)は、お見合い相手探しに奔走する。一方、工場では恋占いの結果通りに、せんの結婚が決まりチヨと雨清水家の三男・三之丞(板垣李光人)が祝福をしていた。それを知ったトキは占いの結果通りの結婚に焦りを覚える。

■第2話(火)

早く結婚したいと焦るトキ(髙石あかり)しかし、工場ではせん(安達木乃)に続き、チヨ(倉沢杏奈)の結婚も恋占い通りに決まってしまう。絶望するトキを見かね、工場の社長であり親戚の雨清水傳(堤真一)は、トキを励ます”ランデブー”に誘うのだった。そしてついに、傳とタエ(北川景子)によって、トキのお見合いが決まる。果たして、トキのお見合い、貧乏脱出大作戦はうまくいくのか?

■第3話(水)

ついに貧乏脱出のチャンス!はじめてのお見合いに挑む、トキ(髙石あかり)。司之介(岡部たかし)やフミ(池脇千鶴)、勘右衛門(小日向文世)、仲人の傳(堤真一)とタエ(北川景子)に見守られ、お見合い相手である元士族の商人・中村守道(酒井大成)と対面。2人はいい雰囲気に。帰宅後、夕食の場で感慨にふける松野家一同。そして告げられる、お見合いの結果はどうなるのか?

■第4話(木)、第5話(金)

トキ(髙石あかり)のお見合いは、司之介(岡部たかし)と勘右衛門(小日向文世)のせいで、破談になってしまう。仲人の雨清水傳(堤真一)とタエ(北川景子)は、また司之介たちのせいで破談にならないよう、トキに嫁入りを勧める。果たしてトキは嫁入りを受け入れるのか?そして、トキに二度目のお見合いのチャンスが訪れる。そこで、鳥取藩の元士族の長男・山根銀二郎(寛一郎)と出会う。

■スタッフ他


作:ふじきみつ彦
音楽:牛尾憲輔
主題歌: ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
出演:髙石あかり,北川景子,堤真一,小日向文世,佐野史郎,池脇千鶴,岡部たかし,板垣李光人,寛一郎,円井わん,渡辺江里子,木村美穂,倉沢杏菜,安達木乃,酒井大成,さとうほなみ 他

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式サイト
NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

【2025年秋ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】