「暴君のシェフSP~退宮はない~」イム・ユナ&イ・チェミンらが撮影秘話&後遺症告白 ゴキブリとの戦いも明かす

09時23分ドラマ
画像:tvN drama公式Xより

tvNドラマ「暴君のシェフ」のキャストたちが、過酷な撮影の舞台裏や後遺症を赤裸々に告白。牢屋シーンでのゴキブリとの格闘や、声帯結節にまで及んだ叫びの演技など、視聴者が知らなかった苦労の数々を明かした。

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4日に放送された特別番組「暴君のシェフ スペシャル〜退宮はない〜」(폭군의셰프스페셜퇴궁은없어)には、イム・ユナ(ヨン・ジヨン役)、イ・チェミン(イ・ホン役)、カン・ハンナ(カン・モクジュ役)、オ・ウィシク(イム・ソンジェ役)、イ・ジュアン(コンギル役)が出演し、撮影秘話や近況を語り合った。

カン・ハンナは印象に残るシーンとして「牢屋でチュウォル(腹心の尚宮)を殺す場面」を挙げ、「ネットに“スウィートなサイコパス”とコメントされて、“本当にそうだな”と思った」と振り返った。さらに「重要な感情シーンで、床に敷かれた藁の中にゴキブリがいたけど、“ここには虫はいない”と思い込んで、平静を装いながら撮影した」と撮影時の苦労を明かした。「韓服を着ていると虫が中に入りそうで、集中力を保つのが大変だった」とも語った。

オ・ウィシクも「気絶するシーンの撮影でも、虫が体を這っても演技を続けていた」と補足。イム・ユナも「我慢して撮影して、終わった後に“キャー!”って叫んでいました」と、牢屋シーンでの苦労を笑いながら語った。またオ・ウィシクはカン・ハンナの演技について「モクジュという人物が、チュウォルへの感情だけでなく、より大切なもののために選択をする姿をしっかり表現していた」と称賛した。

撮影後の後遺症についても告白があった。カン・ハンナは「カチェ(かつら)が見た目より重くて首がまだ痛い」と話し、オ・ウィシクは「夏の撮影が暑すぎて、ソウルに戻ると涼しく感じた」と過酷な撮影を振り返った。

さらにイ・チェミンは「11〜12話で声を使いすぎて声帯結節になった。気管支も弱くなり風邪をひきやすくなったので、今もケアを続けている」と告白。イム・ユナも「叫ぶシーンが多く、声が出なくなるくらいだった」と共感し、オ・ウィシクも「大変だったはずなのに表には出さなかった」と冗談を交えた。

またイ・ジュアンは「友達と食事に行くと、劇中のセリフ“キミハゴラ(毒見せよ)”と言われる」と明かし、日常でもセリフが話題になっていることを披露した。

キャストたちは、ゴキブリとの格闘や声帯への負担など、過酷な環境の中でもプロ意識を持って演じ切ったことを振り返り、視聴者にその努力の裏側を伝えた。

なお、この日は秋夕特集として放送された「暴君のシェフスペシャル~退宮は無い~」の視聴率は全国2.1%、首都圏2.5%だった(ニールセンコリア調べ)。➡【10月4日視聴率TOP10】


「暴君のシェフ」は、現代から過去へタイムスリップした天才シェフのヨン・ジヨン(イム・ユナ/少女j代)が、絶対的な味覚を持つ王イ・ホン(イ・チェミン)と出会い、王宮で繰り広げられる波乱のストーリーを描いたサバイバル・ファンタジー・ラブコメディ。【「暴君のシェフ」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころ、キャスト徹底紹介、時代背景や実在人物比較など、ドラマを深掘りしている。

「暴君のシェフ」はNシリーズ、Netflixで全話配信中だ。

なお、後続作品としてイム・ユナと「キング・ザ・ランド」で共演した2PMのイ・ジュノ主演の「テプン商事」が来月11日にスタートする。1997年のIMF危機下で貿易会社の新人社長が成長していく姿を描いた注目作だ。➡【少女時代ユナから2PMジュノへ】

kandoratop【作品詳細】【「暴君のシェフ」を2倍楽しむ】