「ザ・ロイヤルファミリー」気難しい牧場主から妻夫木聡と佐藤浩市が仔馬を買うことに成功【第3話ネタバレと第4話予告】
元カノの加奈子(松本若菜)の父であり、野崎ファームを経営する剛史(木場勝己)の気難しさに、山王耕造(佐藤浩市)の暴言が炸裂。それでも栗須(妻夫木聡)の努力もあり、仔馬を購入できた。「ザ・ロイヤルファミリー」(毎週日曜、21時、TBS)2025年11月2日、第4話を放送する。ついに、目黒蓮が登場する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「ザ・ロイヤルファミリー」とは
「ザ・ロイヤルファミリー」あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまった税理士・栗須栄治(妻夫木聡)が、馬主である山王耕造(佐藤浩市)と出会ったことで、大きく人生を変えてゆく。波乱と情熱に満ちた20年間を描くドラマとなる。その第3話が10月26日に放送された。
小規模牧場の経営の辛さが見られる第3話
山王耕造(佐藤浩市)が馬を買った林田純次(尾美としのり)は廃業の道を選び、スナックに来ていた牧場主たちもカツカツの生活だ。加奈子(松本若菜)の野崎ファームも同じような状態だ。現在の牧場経営の大変さが見られる回となった。頑固社長vs頑固牧場主
馬に対する熱い思いは共通ながら、なかなか会話するところまでいかなかった山王耕造(佐藤浩市)と野崎ファームを経営する剛史(木場勝己)だが、暴言吐きながら、本音で語り合い、やっと互いの思いを知ることができ、仔馬を買い、繁殖牝馬を託すことが決まった。11月2日放送の第4話で目黒蓮がついに登場
第1話から第3話まで“声”のみの出演だった目黒蓮。いったいどんな役どころで、栗須(妻夫木聡)たちをどうからむのかを思われていたが、その姿はついに第4話で姿を表す。いったいどんな役どころなのか?また、耕造(佐藤浩市)が1億で勝った仔馬のジョッキー役として高杉真宙も登場する。ロイヤルホープをめぐってドラマが進んで行く。山王耕造(佐藤浩市)のライバル椎名を演じる沢村一樹のコメント公開
このドラマの出演が決まるまで競馬についてはほぼ知らなかったという沢村は「今回このお話を頂いて、実際に牧場にも行ったり、ドキュメンタリーを見たりして、競馬に関わるいろいろな方たちを見ていると、競馬はやはり、ただのギャンブルではなくスポーツなんだなと思いましたね」と語る。そして、冷静な椎名を演じるにあたり、「椎名にとって、レースは「確認作業」なんです。それが正しかったか、正しくなかったか。もし勝ったら「これが正しかったんだ」という確認ができて、逆に負けたら「何を変えたらいいんだろう」という次の課題が生まれてくるだけで、それを確認しているから、あまり一喜一憂もしない」ことを意識し、人間味あふれる山王耕造をうらやましくも思いつつ、バチバチしたところが見せられたらいいと語る。■第3話ネタバレあらすじ
加奈子(松本若菜)は先が見えない牧場の経営に頭を抱えていた。それは、父・剛史(木場勝己)がセリ市を介さず馬主と直接取引する「庭先取引」にこだわるも、ある理由から、毎回馬主を怒らせ決裂してしまうからだった。加奈子たちが牧場を経営する日高は小規模牧場が多く、大資本で育成まで行える北陵ファームなどには太刀打ちできず、廃業してゆく仲間も多い。山王耕造(佐藤浩市)が最初に馬を買った牧場経営者の林田純次(尾美としのり)も廃業するといっていた。セリに出せば一定金額以上が確約されるが、誰が買うかはわからない。剛史は、自分の馬の育成の理念をわかってくれる人に買って欲しいのだ。そして、今、生まれた仔馬に1億の値段をつけている。それでなかなか買ってくれる人も見付からない。加奈子は愚痴をこぼしながら、栗須(妻夫木聡)が耕造に買ってもらうという話をしたことに一縷の望みをかけていた。
栗須は耕造(佐藤浩市)の娘・百合子(関水渚)のバースデーパーティーに参加していた。そこで京子(黒木瞳)から山王家と馬との関わりを聞かされる。もともとは京子の父親が馬主で、耕造に馬を持つことを勧めたのだ。京子は馬の成績で機嫌が悪くなり、母親を罵倒する父親をよく思っていなかった。耕造の行動が父親と重なり、馬を持った耕造との仲が一気に悪くなっていったのだった。
ロイヤルヒューマン社の競馬事業部は、未勝利戦を制したイザーニャに救われたが、その後イザーニャとファイトが揃ってケガに見舞われてしまった。有馬記念勝利という夢を勝ち取るため耕造と栗須は新たな競争馬探しを始めることに。そして、優れた競走馬を数多く生産している北陵ファームのセリに賭けるが、ライバルの椎名(沢村一樹)もまた同じ馬を狙っていた。耕造がねらっている馬は高値でスタートし、セリは椎名と耕造の一騎打ちになった。もともと1億程度の予算だったにもかかわらず、セリは白熱し3億2千万まであがった。そして、さすがにこれ以上はだせない耕造が競り負けた。
そこで、栗須は加奈子の牧場に馬を見に行って欲しいと誘う。広中(安藤政信)も加奈子たちのことをよく知っている。剛史のことも知っている広中はもめないでくれと言っていたが、耕造と剛史はすぐにもめてしまう。
その夜、近くのスナックに耕造、栗須、広中、北海道に遊びにきていた百合子、そして加奈子が集う。加奈子は耕造に頭をさげるが、スナックに来ていた他の牧場の関係者も加わって口論になってしまう。栗須は「希望が欲しいんです」と話す。耕造は牧場の後をつぐつもりの加奈子に「お前らが馬をもっと強くするんだ」と声をかけた。
牧場に加奈子を送っていった栗須は加奈子の結婚と離婚について聞く。牧場を手伝ううちに、二重生活となり、離婚に至ったというが、息子にとってよかったのかが心配だと話す。二人が話しているのを加奈子の息子の翔平がみて、機嫌悪く部屋に戻り、加奈子もあとをおいかけた。
翌日、野崎ファームにやってきた耕造と栗須。剛史が1億で売りたい仔馬が耕造になついているのだ。加奈子と剛史は人見知りが激しい仔馬が耕造になついていることに驚きをかくせない。家にいって、林田に預けている馬を野崎ファームに預けたいと話す。そして、朝から一杯やりながら、耕造と剛史は馬について語る。剛史は本当に勝とうとしている馬主に売りたいと願い、耕造は有馬記念に勝利したいと願っている。二人の思いが重なり、仔馬は耕造が買うことになった。
仔馬にはロイヤルホープという名前がつけられた。
■第4話あらすじ
耕造(佐藤浩市)が1億円で買ったロイヤルホープは競走馬になる訓練を受けるため育成牧場に移ったが、警戒心が極端に強く、手練れのスタッフもお手上げでジョッキーも見つからないと調教師の広中(安藤政信)から栗須(妻夫木聡)は聞かされた。栗須と広中は岩手競馬所属の金髪のジョッキー・佐木(高杉真宙)に馬を託そうと考える。しかし、地方競馬のジョッキーの佐木が中央競馬の騎手免許を取得するのは困難な上、彼はかつてとある問題も起こしていた・・・。
その頃、ロイヤルヒューマン社にもあるスキャンダルが発覚し、優太郎(小泉孝太郎)が対応に当たるが・・・。
TBS 2025年10月12日スタート。毎週日曜日21時放送「ザ・ロイヤルファミリー」。出演:妻夫木聡、佐藤浩市、目黒蓮(Snow Man)、松本若菜、沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎、安藤政信、高杉真宙、津田健次郎、吉沢悠 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@royalfamily_tbs」。
◇TBS「ザ・ロイヤルファミリー」番組公式サイト
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