チャン・ギヨン&アン・ウンジン、キス撮影だけで20回!?「ダイナミック・キス」【制作発表会動・まとめ】
2025年11月5日、ソウル・ヤンチョング・モクドンSBS、新ドラマ「ダイナマイト・キス」(키스는 괜히 해서!)の制作発表会が行われた。キム・ジェヒョン監督をはじめ、主演の俳優チャン・ギヨンとアン・ウンジン、キム・ムジュン、ウ・ダビが登場し、ドラマの見どころなどを語った。YouTubeにて動画が公開されたのでレポートしよう。本作はNetflixにて独占配信される。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマはこちら】
「ダイナマイト・キス」は、済州島で始まった情熱的な恋が突然終わりを迎えた後、自分の会社でその相手を思わぬ再会を果たした財閥御曹司。しかも、彼女は、子持ちの既婚者だとウソをついて入社していた。
演出は2022年に大ヒットしたドラマ「わずか1000ウォンの弁護士」のキム・ジェヒョン監督、脚本は「サンガプ屋台」と「今からショータイム」の脚本家ハ・ユナとテ・ギョンミンによる共同執筆。
伝統的なロマンチックコメディを掲げながらも、ほとんど災害映画に近いほど多くの事件が起こる内容で、濃厚なドーパミンあふれるラブストーリーだ。主演のチャン・ギヨンは主人公のゴン・ジヒョク役を、アン・ウンジンはどんな苦境でも明るくたくましいヒロインのコ・ダリム役を演じる。ドラマはSBSの平日ドラマ枠の再生第一弾として期待されている。
■キャストと役柄
チャン・ギヨンは、偶然の“天災級キス”をきっかけに恋に落ちる主人公コン・ジヒョク役を演じる。アン・ウンジンは、どんな困難にも明るく立ち向かうヒロイン、コ・ダリムを演じる。キム・ムジュンは、ダリムの20年来の親友で感性豊かなフォトグラファー、シングルファーザーのキム・ソヌ役に。ウ・ダビは、大手流通企業会長の末娘でアートホール副館長のユ・ハヨンを演じる。
■監督が語る“災難級ロマンス”
演出を務めるキム・ジェヒョン監督は「ジャンルはラブコメだが、私は“災難もの”に近い作品として撮りたかった」とコメント。「キスやハグ、温もりに満ちた両想いロマンスです」と紹介した。
前作「わずか1000ウォンの弁護士」で最高視聴率15.2%を記録したヒットメーカーである彼は、「プレッシャーより期待のほうが大きい。今回も大きな愛を受けると信じている」と自信を見せた。
■チャン・ギヨン&アン・ウンジンのキャスティング秘話
キム監督は「チャン・ギヨンさんとは『今、別れの途中です』で少し関わったが、そのときからいつか一緒に作品をやりたいと思っていた。貴公子のような外見の裏に、少年のような純粋さと無邪気さがある。彼以外にはジヒョクを演じられない」と語った。
アン・ウンジンについては「『賢い医師生活』の頃からファン。彼女は計算せず、その瞬間に感じた純粋な感情を自然に表現できる」と絶賛。
さらに「キム・ムジュンさんは『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』で見て以来、優しく見えてどこか冷たさを感じる魅力があった。深い傷を持つキャラクターにぴったり」とし、「ウ・ダビさんは初対面から神秘的なオーラがあった」と明かした。
■“不倫美化”ではないコメディ
物語の設定上、「既婚女性と上司のキス」が誤解される可能性について、監督は「視聴者が知る情報と登場人物が知らない情報のズレからコメディが生まれる」と説明。「実際はヒロインは既婚者ではなく、独身の状態でキスをする。チーム長はその後、彼女の“見守る存在”になる」と語った。
■20回も撮ったキスシーン
タイトルにちなみ「キスシーンは何回撮ったのか」との質問に、監督は「10回から20回ほど撮影した」と回答。「キス自体よりも、“愛されたい人”への感情を重点的に撮った」と語り、恋愛の本質を描く作品であることを強調した。
◇YouTube|K-Culture NOW by 연합뉴스(制作発表会動画)
放送はSBSで2025年11月12日21時からスタート、その後Netflixにて独占配信される。
◇Netflix