「親愛なるX」キム・ユジョンの子役は“『侵蝕』主演”キ・ソユ!7歳でサイコパスを演じた天才子役
韓国ドラマ「親愛なるX」(친애하는 X)は、ディズニープラスで大きな話題を呼んでいる作品だ。主演のキム・ユジョンが見せる狂気と哀しみの入り混じった怪演は、これまでの彼女のイメージを一新させた。
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その“怪演”を幼少期の段階からしっかりと支えたのが、子役のキ・ソユだ。彼女は「良くも、悪くも、だって母親」「私たちのブルース」など数々の話題作で、年齢を超えた表現力と愛らしさを発揮してきた人気子役。今年だけでも本作のほかに、「わたしの完璧な秘書」「善意の競争」「コンフィデンスマンKR」「月まで行こう」「ウンスのいい日」「私と結婚してくれますか?」の6作に出演しており、その活躍ぶりは圧倒的だ。
さらに、8月に公開された韓国発の精神崩壊スリラー映画『侵蝕』では、わずか7歳にして主演の一人として出演。サイコパス的な心理を見事に表現し、観客を震撼させた。幼さと狂気が同居する演技は「天才子役」と称され、その実力を広く知らしめた。
●7歳で観客を震撼させるキ・ソユ…韓国発の精神崩壊スリラー『侵蝕』本編映像解禁
「親愛なるX」は、人生のどん底から這い上がり、俳優として頂点を極めたペク・アジン(キム・ユジョン)の破滅と、彼女を守るために地獄を選んだユン・ジュンソ(キム・ヨンデ)の切ない愛の行方を描くロマンス・スリラー。本作でキ・ソユはキム・ユジョン演じるユラの幼少期を担当。
第2話のエピソードでは、父ペク・ソンギュ(ペ・スビン)が妻であるアジンの実母(イ・ソアン)を階段から突き落としたあと、助けを求める母を見殺しにするという衝撃的な場面で、彼女は無垢さと恐怖、そして心の歪みを同時に表現した。その後も、父の再婚相手ファン・ジソン(キム・ユミ)を翻弄する場面での冷たい視線と表情の変化には、視聴者の背筋が凍るほどの迫力がある。
映画『侵蝕』で培った心理描写の精度が、「親愛なるX」でのソシオパスの演技に深みを与えている。キ・ソユが演じる“幼いユラ”の存在感が、成長後のキム・ユジョンによる“壊れゆくユラ”をよりリアルに感じさせるのだ。まさに“二人のユラ”が作り出す、狂気と悲哀の共鳴である。
キ・ソユ(기소유)は2017年2月16日生まれ。2018年にMBNドラマ「魔女の愛」で子役デビューを果たした。兄のキ・ウニュもまた数々のドラマで活躍する子役であり、“天才兄妹”として知られている。
「親愛なるX」を通じて、キ・ソユは再びその圧倒的な演技力を証明した。幼いながらも作品の核心を担う彼女の存在は、韓国ドラマ界における“次世代の原石”として、今後ますます注目を集めるだろう。
なお、キ・ソユ本人のInstagramには、ドラマの人物相関図をバックに、あどけない笑顔の写真以外にも、ユン・ジュンソ役のキム・ヨンデ、キム・ジェオ役のキム・ドフンとのツーショット写真も公開されている。
【「親愛なるX」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポートや関連動画と見どころ、キャスト・キャラクター徹底紹介、配信にあわせて全話あらすじと見どころなどを紹介していく。
本作は、2025年11月6日にTVINGおよびDisney+スターで全12話のうち最初の4話が一挙配信され、以降は毎週木曜に2話ずつ公開予定。
●【11月韓国でスタートの新ドラマ】
◇하이라이트ㅣTVING | Dear X(ハイライト映像)
◇Disney+ (ディズニープラス)予告編