「ザ・ロイヤルファミリー」佐藤浩市の馬はダービーに惜敗…妻夫木聡は目黒蓮に会いに行くが…【第5話ネタバレと第6話予告】

09時45分ドラマ
©TBS

耕造(佐藤浩市)の持つロイヤルホープは着実に力をつけるが、ダービーで椎名(沢村一樹)の持つ馬に惜敗。栗須(妻夫木聡)は元カノの加奈子(松本若菜)に大事なことを言おうとするも……。「ザ・ロイヤルファミリー」(毎週日曜、21時、TBS)2025年11月16日、第6話を放送する。耕造の子・耕一(目黒蓮・Snow Man)は馬に関わる仕事に就く?予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「ザ・ロイヤルファミリー」とは
「ザ・ロイヤルファミリー」あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまった税理士・栗須栄治(妻夫木聡)が、馬主である山王耕造(佐藤浩市)と出会ったことで、大きく人生を変えてゆく。波乱と情熱に満ちた20年間を描くドラマとなる。その第5話が11月9日に放送された。

やはり耕一(目黒蓮)は耕造(佐藤浩市)の隠し子だった

週刊誌の記事がでた段階で終わった第4話だったが、第5話で早々に、耕一は耕造と元ホステスの中条美紀子(中嶋朋子)の子だとわかる。美紀子は一人で耕一を生んで、そのことを耕造にも隠していたのに、亡くなる寸前に栗須(妻夫木聡)に、二人の対面を依頼する。しかし、葬式に札束を渡そうとする耕造を耕一は拒否する。20年以上放っておかれた立場としては、拒絶する気持ちも十分にわかる。ただ、二人は“馬”への思いは共通だ。これがドラマ後半でさらに継承されてゆく。

嫌みな妻役がぴったりの黒木瞳

耕造の妻・京子(黒木瞳)は、すでに耕造に対して愛情は冷め切っているが、耕造に愛人がいて、隠し子までいることを知ると、調査をして、入院先の病院も探し当てる。病床の美紀子に豪華過ぎる花を持っていって、上から目線で話をする。そして、美紀子が見に行った時に耕造の馬が勝った事を知りながら、「勝ちました?」と聞く。黒木瞳の“いやーな”妻感が存分に出たシーンとなった。

第6話、ドラマは前半のピーク。ロイヤルホープが有馬記念に挑戦

16日に放送される第6話は前半の見せ場となる。引退を決めた耕造(佐藤浩市)が、ロイヤルホープを有馬記念に出走させる。これが最後のチャンスとなるが、ロイヤルホープは勝つことができるのか?そして、耕造はどうして引退を決めたのか?耕造の引退を知った耕一(目黒蓮)はどうするのか?ドラマが盛り上がってゆく。

ドラマ後半で大事な役どころになる目黒蓮のインタビュー公開

番組公式サイトには第4話でやっと姿を現したSnow Manの目黒蓮のインタビューが公開された。当初、役どころが発表にならなかったため、SNSなどで考察が盛んになったことに「皆さん考えてくださっているんだなと思いました」と素直な感想を話す。佐藤浩市演じる構造の隠し子ということで、役を演じる上で、父親である山王耕造のちょっとした座り方とか佇まいなんかも意識しているという。今後、耕造との“似ている点を探しながら見るのも楽しみとなる。このドラマが”継承“がテーマとなっていることを聞かれると「この作品は人間の継承の物語でもありますけど、僕自身も現場で妻夫木さんや浩市さんのお芝居を見て、一緒に物作りをしていく中で、一つでも多くのものを拾っていって自分のものにして、“継承するんだ”という気持ちで取り組んでいるところなんです」と話す。コメント全文は番組公式サイトに掲載されている。

■第5話ネタバレあらすじ

週刊誌に出た記事について、栗須(妻夫木聡)から説明を求められた耕造(佐藤浩市)は、相手の女性は元ホステスの中条美紀子(中嶋朋子)だと話した。20年以上前に銀座で働いていたころ、耕造がホステスたちを競馬場につれていっていた一人で、馬を見る目があったという。それがきっかけで付き合いだしたのだ。

栗須は目立ってしまう耕造に代わり、美紀子達の援助を買ってでる。美紀子の子・耕一(目黒蓮)は大学生だが、大学で競馬サークルに入り、馬に魅せられていた。

一方、内心穏やかではない耕造の妻・京子(黒木瞳)がある行動を起こす。探偵をやとい、美紀子のことを調べ上げると、高崎の病院まで美紀子に会いに行く。京子が見に行くと、耕造の馬は勝てなかったが、耕造の馬が勝利した時の写真に美紀子が写っているのを見ていた。病床の美紀子に、上から目線で話しかける京子。美紀子がなにか言おうとすると「私、馬が嫌いなんです」と言い出す。そして、美紀子が行った時に馬は勝ったか?と尋ね、美紀子が否定すると苦々しい顔で病室を出て行った。

そんな中、デビュー戦で勝利したロイヤルホープと騎手の隆二郎(高杉真宙)は勢いに乗り、チームロイヤルは日本ダービーへの出走を決めた。

競馬場で椎名(沢村一樹)にあった耕造は食事に誘う。耕造は椎名の持ち馬・バルシャーレが嫌いだといい、あんな馬いなくなっちゃえばいいと思っているという。しかし、椎名はロイヤルホープを褒める。ただ、その後で、バルシャーレのデビュー戦を潰してくれたロイヤルホープはもう二度とバルシャーレには勝てないといいきった。

調教師、騎手、記者たちもロイヤルホープに期待をかける中、ダービーの日が来た。京子、優太郎(小泉孝太郎)、百合子(関水渚)もやってきた。京子は財産分与についての書類も持ってきていて、耕一には財産が渡らないようにしてやるという。

そして、ついにダービーが始まった。美紀子は耕一とともにラジオで様子をうかがい、耕造たち一家と栗須は競馬場で見守る。結果、写真判定の結果、鼻差で椎名のバルシャーレが勝った。

その後、美紀子が亡くなった。美紀子は生前、栗須に、耕一を耕造に会わせてほしいと頼んでいた。美紀子の葬儀の時に、栗須は耕造と耕一を引き合わせるが、耕一は「今後一切 僕にかかわらないでください」と拒絶した。

■第6話あらすじ

栗須(妻夫木聡)は耕造(佐藤浩市)に2017年の有馬記念終了後、来年の有馬記念を最後に自身もロイヤルホープも引退すると告げられ驚きを隠せなかった。耕造は次期社長を優太郎(小泉孝太郎)と突然命じていた。

さらに、耕造があることを告白したことで、栗須は急遽、耕造の隠し子・耕一(目黒蓮)に会いに行くことに・・・。しかし、耕一は頑なな態度を取る。有馬記念レース当日、雨の中スタートがきられる。

TBS 2025年10月12日スタート。毎週日曜日21時放送「ザ・ロイヤルファミリー」。出演:妻夫木聡、佐藤浩市、目黒蓮(Snow Man)、松本若菜、沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎、安藤政信、高杉真宙、津田健次郎、吉沢悠 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@royalfamily_tbs」。

TBS「ザ・ロイヤルファミリー」番組公式サイト

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