離婚まで20日…「小さい頃は、神様がいて」第6話で近藤華が“私はハッピーエンドじゃなきゃ嫌!”ネタバレと第7話予告

00時10分ドラマ
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11月13日(木)に放送された北村有起哉主演のフジテレビ木曜劇場「小さい頃は、神様がいて」第5話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。第7話は11月20日に放送される。予告動画は番組公式サイトで公開、最新話はTverで無料配信、FODで全話配信されている。



「小さい頃は、神様がいて」は、『最後から二番目の恋』シリーズなどで知られる脚本家・岡田惠和の完全オリジナル脚本。二人の子を持つ小倉渉(北村有起哉)と、その妻・あん(仲間由紀恵)を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かくお届けするホームコメディー。

■第6話 ネタバレあらすじ
「たそがれステイツ」の三階に住む小倉ゆず(近藤華)は、二階に住む樋口奈央(小野花梨)と高村志保(石井杏奈)のなれそめを聞いていた。子どもの頃から他人が苦手だった志保と、笑顔でいることで自分を守っていた奈央。小学生の時に一目で相手のことがきになったものの、高校生になるまで出会えなかった二人。高校入学で再会し、ふたりは付き合うようになり、卒業後に一緒に上京して暮らし始めた。その話を笑顔で聞いていたゆずだが、二人の夢だったキッチンカーを買うのは経済的に難しいと知り、心を痛める。

小倉渉は小田原出張の仕事終わりに順(小瀧望)とおでん屋へ。離婚については黙ったまま、楽しそうにおでんを食べる渉。一方、あんは順が幼い頃から離婚の約束を知っていたと確信しており、やるせない気持ちでいた。

渉と順、あんとゆずはそれぞれの場所で、昔ゆずの学校行事で芝居を観に行った「ピーターパン事件」のことを思い出す。劇の休憩直前、ウエンディたちが海に投げ込まれるシーンで、客席の中で大人の渉だけが号泣していた。それに気づいた他の観客が笑い出す中、あんは「何がおかしいんですか!」と怒ったのだった。当時のことを思い出した順とゆずは、あんのカッコよさや強さ、涙もろい父の心の温かさへの想いを明かす。

一階に住む永島慎一(草刈正雄)とさとこ(阿川佐和子)は、凛(和智柚葉)と真(山本弓月)の育児に疲れてソファで眠ってしまう。目を覚ました二人は部屋を片付ける気力もなく、散らかった部屋で酒を酌み交わす。

朝、凛と真が登校すると。「たそがれステイツ」の大人たちにGPS通知が届く。二人の安否確認を全員ですることにしたのだ。そんな中、順が「おでんパーティー」を提案し、再び永島家に集まることに。

和気あいあいと楽しんでいた一同だったが、二人きりになってから泣いているという凛と真。さとこから「子どもってちゃんと考えているのよね。大人が考えている以上に、感じとるのよね」と聞かされたあんは動揺する。

すると、渉があんの代わりに順に「おまえ、ずっとわかってたんじゃないか?知っていたんじゃないか、俺と母さんが離婚するって決まっていたこと。ゆずが二十歳になったら離婚するって決まっていることを、ずっと知っていたんじゃないか。ずっと心のどこかでそれを意識していたんじゃないか?」と尋ねる。

順はうなづき涙を流す。あんは順に「だからあなたはいつも周りのことを気にして、私を守り。なのに私は、なんていい子なんだって、天使みたいだなんて言って。ごめんなさい。私、最低。私があなたをそんな風にしてしまって、ごめんなさい」と謝る。

「なんで謝るの?お母さんが僕やゆずをあいしていないから別れたいんだなんで思っていないから。愛されているってわかるから。だから、お母さんを応援しているよ。離婚も支持する。ゆずの誕生日は盛大に祝おうよ、お母さんの新しい門出なんだから。僕は大好きだよ。この家族が。それに、こんな風になってしまった、してしまった、なんて思わないでほしい。だって、僕は自分のことが好きだから。だって、いい男じゃね?」と順は思いを打ち明け、“いい男”発言は奈央と志保に呆れられる。

真夜中。渉とあん、順とゆずのスマホには、「あと20日」のカウントダウン通知が。互いのスマホを見せ合い、笑いあう小倉家の四人。

奈央&志保の運命の出会い
オープニングは、小学校の時に、互いに一目ぼれしていた奈央と志保の運命的な再会と、これまでの軌跡が、第7話の挿入歌「ANNIVERSARY~無限にCALLING YOU~」に乗せて描かれた。2人はキッチンカーを諦めつつも、手付金(2500円)が有効なうちは夢見ていられると笑いあう。地に足がついていないようにも見えるが、「たそがれステイツ」の大人たちのキッチンカーへカンパは感謝しつつ、対等な関係でいたいときちんと断るあたり、きちんとしているなと感心。二人の幸せをますます応援したくなった。

離婚を受け入れた小倉家
ついに小倉家四人全員が、ゆずの誕生日に渉とあんが「離婚」することを、前向きに受け入れた。順は離婚を知ってはいたけれど、自分たちを愛してくれていることを知っていたから大丈夫だと、悲壮感をにじませた。あんが予想していたような悲愴感は無く、あんの子供たちへの愛情が、きちんと伝わっていたことに安堵した。

「私はハッピーエンドじゃなきゃ、嫌なんだよね」とゆずが自分の映画について力説。悲しいことや辛いことがあっても、最後はハッピーエンドになる。そんなゆずの願いがこのドラマでも叶うと良いのだが…。

■第7話 あらすじ
おでんパーティーの夜。三階に戻った小倉家はリビングで話をする。あんはゆずにいつ離婚のことを知ったのかを尋ね、彼女の二十歳の誕生日に離婚すると決めていたことを謝る。そして、渉とあんは二人に今の胸の内を正直に伝える。その後、寝室で渉はあんに離婚後のお金についてのメモを渡し、離婚後にあんが貧しくなるのは絶対に嫌だと伝える。

キッチンカーを購入したかった奈央と志保は、リサイクルショップの店員に現実的に自分たちの収入では購入が難しいため断念すると伝える。それを見ていたゆずは一日だけキッチンカーを借り、「たそがれステイツ」一同が出演する映像作品を作ることに。カオスながらも笑顔が絶えない現場を、てきぱきと懸命に仕切るゆず。撮影した動画を編集したゆずは、さっそく奈央と志保に見てもらう。

フジテレビ 2025年10月9日スタート。毎週木曜日22時放送「小さい頃は、神様がいて」。脚本:岡田惠和/主題歌:松任谷由実『天までとどけ』(ユニバーサル ミュージック)/出演:北村有起哉 仲間由紀恵 小野花梨 石井杏奈 小瀧望(WEST.) 近藤華 阿川佐和子 草刈正雄 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@chiikami2025」。

フジテレビ「小さい頃は、神様がいて」番組公式サイト

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