BS日テレ「ヘチ 王座への道」第18-最終回:勝ち戦~ヘチ…善悪を裁く伝説の生き物

18時00分ドラマ
©SBS

BS日テレに初登場する「ヘチ 王座への道」は、朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ)の若き日を描いた韓国時代劇。第18話~第24話のあらすじと見どころを紹介する。放送後にはTVerで見逃し配信。



「ヘチ 王座への道」は、王になるはずではなかった王子イ・グムが、正義を追い求める3人の仲間に支えられ、不正のない平等な世を目指す朝鮮王朝第21代王、英祖(ヨンジョ)になるまでの不屈の道のりを描いた友情と信念のストーリー。

■キャスト
ヨニン(延礽)君イ・グム/朝鮮21代王英祖役:チョン・イル
チョン・ヨジ役:Ara(コ・アラ)
パク・ムンス役:クォン・ユル
タルムン役:パク・フン
ミン・ジノン役:イ・ギョンヨン
ミルプン君イ・タン役:チョン・ムンソン
 ほか

■第22話「勝ち戦」
イ・タンをまつり上げたイ・インジャが率いる反乱軍は、密偵の情報をもとに官軍が向かっている場所を避けて都へ向かう。だが、行く手にはパク・ムンスたちの官軍が反乱軍の裏をかいて待ち構えていた。不意打ちを受ける形となった反乱軍の前に立ちはだかった官軍、形勢の逆転をかけた戦いが始まる。イ・グム(英祖)が官軍の勝利と皆の無事を祈る中、決戦の行方は…。
上空から降って来る矢の攻撃に慌てふためく反乱軍。エキストラの人数が少なく、少々迫力には欠けるが、狭所をうまく使った戦闘シーンは短いながらもなかなかの見どころだ。銃使いのタルムンが素敵。今回はロマンスでもタルムンの見せ場がどっさり。
王の言葉には動かなかった南人たちも老論の長であるミン・ジノンのひと言で、反乱軍の作戦を明かすとは、さすがやり手の左相
※これについてはこの回の詳しいあらすじと見どころと共に豆知識は22話ネタバレで詳しく解説している。


■第23話「長年の悲願」
ヘチ©SBS王のイ・グム(英祖)は反乱を阻止し、首謀者イ・インジャも捕らえる。イ・タンはユニョンと一緒に逃げるが、いまだに自分の状況を受け入れられず、王座への執着を口にする。ユニョンはそんなイ・タンにそれよりも生き延びるべきだと説得する。一方、イ・グムは朝廷に南人(ナミン)派を呼び、官職を与えると発表、老論派と少論派の重臣らは猛反発し、朝廷は大混乱に陥る。それでもイ・グムは公平な登用を実現しようとするが…。
南人派が入宮したことに目をパチクリの重臣たち。人事発表で喧々ごうごう重臣たちの中で、もはやイ・グムに全幅の信頼を寄せる右相チョ・テグ、左相ミン・ジノンの涼しい表情に注目。
この回の詳しいあらすじと見どころと一緒に23話詳細で詳しく解説している。


■第24話(最終回)「ヘチ 善悪を裁く伝説の生き物」
ヘチ©SBS王のイ・グム(英祖)は、役人の違法行為を取り締まる官庁である司憲府の大改革を宣言。そして、不正と腐敗の原因は、司憲府をはじめとする重要な三官庁の人事権を吏曹正郎(イジョジョンナン)ひとりが握っていたことにあるとして、その人事権を廃する王命を下す。そんな中、イ・タンが王宮に入り込んで騒ぎを起こしているという知らせが入る。イ・グムが駆けつけると、そこには「自分こそが王だ」と叫ぶイ・タンの姿が…。
刑場に連行されたイ・インジャとウィ・ビョンジュの態度の違いに注目。反乱の鎮圧とイ・インジャの死は史実では順番が違う。史実では、李麟佐が生け捕りにされて処刑となり、それに大打撃を受けて戦意喪失となって反乱軍は官軍に敗れた(詳しくは「李麟佐(イ・インジャ)とは?」で)。
※これについては、この回の詳しいあらすじと見どころと共に24詳細で詳しく解説している。


※最終回のその後についてはこちらで紹介している。
気になる最終回のその後は?英祖、晩年に痛恨の汚点を残す

原題:해치(ヘチ)

番組HP
 2025年11月28日17:59スタート 月-金17:00-18:58 2話連続放送

kandoratop【作品詳細】【「ヘチ」を2倍楽しむ】