「アイドルアイ」ファンか、弁護士か?少女時代スヨンの決断とキム・ジェヨンの嘆きの演技が話題【第2話】

11時22分ドラマ
画像:NEA公式X「아이돌아이」EP.2より

12月23日に放送したENA月火ドラマ「アイドルアイ」(아이돌아이/IDOL I)第2話では、メン・セナ(チェ・スヨン)が下したのは、世間から“殺人容疑者”として追い詰められるド・ライク(キム・ジェヨン)を信じ、共に戦うという決断だった。Netflixで配信されたこの回のあらすじと見どころを紹介する。

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「アイドルアイ」(演出:イ・グァンヨン、脚本:キム・ダリン)は、アイドルオタクのスター弁護士メン・セナ(チェ・スヨン)が、殺人容疑者にされた“推し”アイドル、ド・ライク(キム・ジェヨン)の事件を担当することで始まるミステリー法律ロマンス。ファンとスター、弁護士と容疑者という意外な関係性で織りなされる展開は、早くも注目を集めている。

■キャスト
弁護士 メン・セナ役:チェ・スヨン/少女時代
アイドル ド・ライク役:キム・ジェヨン
ライクの元恋人 ホン・ヘジュ役:チェ・ヒジン
セナの私設調査官 パク・チュンジェ役:キム・ヒョンジン
検事 クァク・ビョングン役:チョン・ジェグァン
 ほか

■第2話あらすじ(ネタバレあり)
「殺人者の娘」という烙印を背負い、誰にも助けを求められなかった学生時代のセナ。地獄のような日々の中で、彼女を救ったのがライクの歌声だった。生きる理由そのものだった“最推し”が、やがてアイドルバンド“ゴールドボーイズ”のメンバーとしてデビュー。その瞬間を、誰からも歓迎されないステージの片隅で、ただ一人応援していたのがセナだった。

しかし現在のライクは、輝くスターではなく殺人事件の容疑者。
現実を受け入れられず荒れる彼の姿は、セナが知る“救いの存在”とはあまりにもかけ離れていた。不安定な心理状態から放たれる過激な言葉、ファンやストーカーへの敵意―信じてきた存在が崩れていく光景に、セナは深い混乱に陥る。

それでもやり手弁護士のセナは、感情だけで判断しなかった。
長年見守ってきた“オタク”だからこそ分かる確信があった。あの必死な無実の訴えは、演技では成立しない。理性と経験が導いた結論は、「彼は犯人ではない」という信念だった。

一方、ライクを取り巻く状況は最悪へと転がっていく。拘束令状の請求、担当検事が“皇太子”と呼ばれるクァク・ビョンギュン(チョン・ジェグァン)であることの発覚、弁護士の辞退。さらにはファンやメンバー、メディアまでもが彼に疑いの目を向け、ト・ライクは完全に孤立していく。

そんな中、セナは条件付きで弁護を申し出る。
彼女は弁護士として冷静に事実を積み重ね、ストーカーの存在を追いながら無罪の証拠へと近づいていく。過去に因縁のあるクァク・ビョンギュン()との関係が明らかになっても、感情に流されることなく、ライクが犯人である可能性すら視野に入れる姿勢を崩さない。

追い詰められ、自分自身を信じきれなくなっていたライクにとって、「うつむかないで」と無罪を信じ続けるセナの存在は、唯一の支えだった。やがて彼女は、「第三者の出入り」と「物色痕」という決定的なポイントを突き、検察側の主張を次々と崩していく。

しかし、前進はまだ一歩に過ぎない。
行き場を失い、“殺人者”というレッテルに押し潰されそうになったライクは、思い出の場所で倒れ込み、見知らぬ家で目を覚ます。そこに現れたのは、セナだった。


■見どころ・視聴者の声
セナのファン心理と疑念の狭間で揺れる選択を描いたこの回は、最愛の“推し”ド・ライク(キム・ジェヨン)を、ただのファンとしてではなく、“無罪を証明する弁護士”として守ろうと決意する展開が最大の見どころ。

放送後、
「このドラマはサセン文化(過激な追っかけファン、ストーカー)をリアルに描いている。甘いだけじゃない深いテーマが出てきて面白い」
「キャラクターが単なるアイドルものじゃなくて、一人の人として描かれているのが良い」
「キム・ジェヨンの嘆きの叫びに
「ストーリーがしっかりしていて、第1・第2話でグッと引き込まれた」
など、視聴者の心を強く揺さぶった。

キム・ジェヨンの演技についても
「脆さが本当に伝わってきた」
「ただの ‘カッコつけアイドル’ ではなく、心の弱さ・苦悩を見せる姿がリアルで良い」
「心が砕けそうな声と表情がすごい」

この回の視聴率は、前回の1%台から、全国・首都圏平均ともに2.3%に上昇したことから、視聴者の関心が高まっていることがわかる(ニールセンコリア調べ)。

次回からは、ファンとアイドル、弁護士と依頼人――その境界を越え、“本当の味方”となった2人の関係は、予測不能な展開へと進み始める。

第3話は29日22時よりKTジニTVで公開、ENAで放送され、Netflixでも配信される。

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