“目標視聴率50%”チソン、約10年ぶりのMBC復帰作「二度目の裁判」で正義の再定義に挑む【制作発表会動画・まとめ】

16時23分ドラマ
画像:YouTube|MTN STA|MBC 「판사 이한영」제작발표회 포토타임より

俳優チソン主演のMBC新金土ドラマ「二度目の裁判」(原題:판사 이한영/判事イ・ハンヨン)の制作発表会が2日午後2時、ソウル・上岩洞のMBC本社ゴールデンマウスホールで行われた。

判事YouTube|MTN STA|MBC 「판사 이한영」제작발표회 포토타임

会場にはイ・ジェジン監督をはじめ、チソン、パク・ヒスン、ウォン・ジナ、テ・ウォンソク、ペク・ジニ、オ・セヨン、ファン・ヒら主要キャストが登壇。約10年ぶりにMBCへ復帰するチソンの思いや、回帰×法廷という異色設定の見どころが語られ、2026年MBC金土ドラマの幕開けを飾る意欲作への期待感が高まった。YouTubeにて会見動画が多数公開されたので、ここでは会見の模様をレポートしよう。

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2日午後2時、ソウル・上岩洞のMBC本社ゴールデンマウスホールで制作発表会が行われ、演出を手がけるイ・ジェジン監督をはじめ、チソン、パク・ヒスン、ウォン・ジナ、テ・ウォンソク、ペク・ジニ、オ・セヨン、ファン・ヒら主要キャストが一堂に会した。

判事画像:YouTube|MTN STA|MBC 「판사 이한영」제작발표회 포토타임より

回帰×法廷――“過去をやり直す判事”の物語
「二度目の裁判」は、巨大ローファームの言いなりとなり、不正な判決を重ねてきた判事イ・ハンヨンが、死を迎えたその瞬間、10年前へと回帰するところから始まる物語。過去の選択をやり直し、巨大な悪に立ち向かっていく“正義実現型回帰ドラマ”だ。原作は同名のウェブトゥーンおよびウェブ小説。

イ・ジェジン監督は本作について「これは“正義”を前面に掲げた作品」と説明。「イ・ハンヨンは最初から完全な悪ではなく、現実に妥協し続けた末に後悔を抱えた人物。その後悔を取り戻すチャンスを得て、世界を変えていく物語」と語った。

原作付き作品としての脚色にも言及し、「ドラマ化にあたり、登場人物やエピソードを整理する必要があった。原作ファンが違和感を覚えない範囲で、よりドラマとして面白くなる方向を模索した」と説明。原作が事件中心で展開するのに対し、ドラマでは“人の感情の変化”“人はどう変わるのか”により深く焦点を当てているという。

チソン「MBCといえば『キルミー・ヒールミー』」
チソンが演じるのは、10年前に回帰した主人公イ・ハンヨン。地方裁判所の単独判事だった彼は、やがて有力ローファーム代表の婿となり、権力と引き換えに不正な裁きを繰り返す人物だ。しかし「もう止めなければ」と思った瞬間、過去へ戻り、新たな人生を選び取ろうと奮闘する。

チソンにとってMBCドラマ出演は、2015年の「キルミー・ヒールミー」以来、約10年ぶり。「MBCと聞くと、今でも大切な作品である『キルミー・ヒールミー』を思い出す。その延長線で、この作品もMBCでしっかり作りたいと思った」と語り、「スタッフの皆さんと本当に楽しく、活気ある現場で撮影できている。期待に応えられる結果になれば」と思いを明かした。

また、2021年の「悪魔判事」以来、約5年ぶりとなる“判事役”については、「負担はなかった。『判事イ・ハンヨン』はまったく別のトーンの作品。自分の中で新しい挑戦ができるポイントが見えた」と説明。

さらに本作を「闇と決別する物語」と表現し、「前世の不正や堕落を“闇”とするなら、その闇を愛していたイ・ハンヨンが、新たな正義を打ち立てるために進んでいく旅路を描いている」と作品の核心を語った。

パク・ヒスン、野心的な法曹エリートに
パク・ヒスンは、司法界の頂点を狙う野心家カン・シンジン役で出演。目的のためなら手段を選ばず、イ・ハンヨンに協力を持ちかけるキーパーソンだ。

「台本を読んで原作ウェブトゥーンも一気見したが、本当に面白かった。この物語は、イ・ハンヨンがどう動くかで全てが決まると感じた。しかもチソンさんが演じると聞いて、迷う理由がなかった」と笑顔で語る一方、「自分なりの“正義”を貫く人物なので、その価値観を理解しないと演じられないと思い、最後まで悩み続けた」と役作りの苦労も明かした。

検事、記者、仲間たち――多層的な人間ドラマ
ウォン・ジナは、父を死の淵に追いやった人物への復讐を誓う検事キム・ジナ役。「一般的な法廷ドラマとは違い、法廷外で動くシーンが多い作品。イ・ハンヨン判事との共闘も、重厚さより爽快感を意識した」と語る。

テ・ウォンソクは、イ・ハンヨンの親友であり協力者の貸金業者ソク・ジョンホ役を担当。「実際にこんな人がいたらいいのに、と思うほど魅力的な人物」と自信を見せた。

ペク・ジニは新聞社法曹担当記者ソン・ナヨン役で出演し、回帰前と回帰後で異なる人物像を演じ分ける。「回帰後は新人記者の初々しさを、2035年の世界では擦れた記者の姿を意識した」と説明。

オ・セヨンはローファーム末娘ユ・セヒ役、ファン・ヒは原則主義の検事パク・チョルウ役として物語に厚みを加える。ファン・ヒは「最初は英雄譚だと思ったが、イ・ハンヨンは失敗し、後悔もする人物。仲間と共に一つずつ事件を解決していく過程が、多くの人の心を慰めるはず」と語った。

チソン画像:YouTube|MTN STA|MBC 「판사 이한영」제작발표회 포토타임より

「視聴率50%」と“クリスマスツリー”の比喩
本作は、2026年MBC金土ドラマの幕開けを飾る作品。前年の視聴率不振を受け、制作陣の期待とプレッシャーも大きい。イ・ジェジン監督は「新しい流れを作るきっかけにしたい」と意気込みを示した。

最後にチソンは、「目標視聴率は50%。達成したら何でもやる」と冗談を交えつつ、「このドラマをクリスマスツリーに例えたい。ツリーがイ・ハンヨンで、ここにいる全員が光を灯してくれた。そのツリーが、多くの人に愛されることを願っている」と視聴を呼びかけた。

YouTube|MTN STA|MBC 「판사 이한영」제작발표회 포토타임(フォトタイム)
YouTube|制作発表会動画一覧

全14話構成の「二度目の裁判」は、本日1月2日(金)21時40分よりMBCで初放送される。その後、ディズニープラスで独占配信される。

kandoratop【作品詳細】【「二度目の裁判」を2倍楽しむ】