「テミスの不確かな法廷」“安藤”松山ケンイチのキャラ爆発 異例の裁判官解任 第1話ネタバレ第2話予告
1月6日に放送をスタートしたNHKドラマ10は「虎に翼」に続く法廷ヒューマンドラマ「テミスの不確かな法廷」(毎週火曜、22時、NHK)。発達障害を抱えた裁判官・安堂(松山ケンイチ)が弁護人を解任、初回から波乱の幕開けとなった。2026年1月13日第2話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「テミスの不確かな法廷」は「宙わたる教室」の制作チームが贈る法廷ヒューマンドラマ。松山ケンイチ演じる前橋地裁第一支部に異動してきた特例判事補・安堂清春は、幼少期にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受け、周囲にその特性を隠し“普通”を装って生きて来た。そんな安藤の元に、複雑な人間模様が絡み合い、難解な事件が舞い込んでくる。
弁護人解任で地裁に激震
6日に放送された第1話では、市長が襲われた傷害事件が発生。被告人・江沢卓郎(小林虎之介)は罪を認めるはずが、初公判で一転して否認。その急変に違和感を覚えた安藤が、自らの特性の衝動と格闘しながら、事件の真相を解明する姿が描かれた。物語冒頭、被告人と口論する弁護人を安藤が解任し、さっそく部長判事・門倉(遠藤憲一)から注意を受ける安藤。ASDとAHDHの特性が垣間見える安藤だが、被告の不可解な言動や急な供述変更から、裁判官自ら調査に動く展開がテンポよく進行。社会のルールに馴染めない主人公が“普通とは何か”“正義とは何か”を問いかける構造が話題を呼んだ。
小野崎(鳴海唯)に究極の選択が迫られる
13日に放送される第2話の安藤は、集団で窃盗を繰り返していた男子高校生が、そのことを知った他高の先輩に重症を負わせた事件を裁く。正当防衛を主張する被告人の弁護を担当する小野崎は、調査する中で窃盗事件の裏に高校生たちの集団賭博があったことを突き止める。守るべきは真実か、被告人か。葛藤する小野崎と、真実を求める安藤の駆け引きが描かれる。■第1話ネタバレあらすじ
安藤は、着任早々、市長・茂原(飯田基祐)を襲ったとされる、青年・江沢卓郎(小林虎之介)の「詐欺未遂および傷害事件」を担当することになる。事件の概要は、タクシーにぶつかり、保険金をだまし取ろうとした卓郎は、乗客の茂原に「わざとだろ」と指摘されたことに怒り、突然殴りかかって怪我を負わせたというもの。当初は、罪を認めていた卓郎だが、初公判で発言を一転、無罪を主張した。しかも弁護人に非協力的で、供述も曖昧。安藤は急変に不自然さを感じた。安藤は、被告人と意思疎通ができないと判断し、弁護人を解任。さらに、裁判官としては珍しく、“職権”を使い自ら卓郎の自宅に足を運び独自に捜査を開始する。一方、安藤の特性を見抜き、利用とする弁護人・小野崎は、卓郎の新たな弁護人となり、事件の真相を安藤と共に探ることに。
安藤は、調査の中で、卓郎の行動は「知能犯から粗暴犯へ急変」「無罪を主張しながら弁護人に非協力的」という矛盾に気づき、彼の家庭環境から単純な加害者ではないと考えた。周囲が安藤の裁判官としての行動を問題視する中、小さい頃から安藤を診てきた精神科医・山路(和久井映見)は、葛藤する安藤に寄り添った。
捜査を進めると、卓郎は傷害事件が起こる直前に姉・郁美(村上穂乃佳)を脳梗塞で亡くしており、タクシー運転手・藤山(金井勇太)は郁美の高校の同級生で、卓郎とも面識があったことがわかってくる。さらに事件の目撃者は、ゴルフ帰りの啓永会病院の医師と事務職員。安藤の脳内では執行官・津村(市川実日子)の「あれは政治絡みですよ」という言葉がリンクしてくる。
そして迎えた第三回詐欺未遂及び傷害事件公判。検察官・古川(山崎樹範)が藤山への質問を終え、弁護人の番になると、小野崎は、茂原が中心となり、ゴルフという名目で講演会を行っていたこと、それが理由で、郁美が搬送された時、医師が少なく命が助からなかったと発言。さらに、それをタクシー運転手として守秘義務があるにも関わらず、藤山が卓郎に話したことで、卓郎が故意的に襲ったのではないかと核心に迫った。
「分からないことを分かっていないと 分からないことは分かりません。」裁判官にも関わらず、卓郎の自宅まで行って事件を解明しようとした安藤の言葉を聞き、卓郎は「殴ったことは悪かったと思います。けど、許せない気持ちが消えない」と本心を語り、姉の分まで生きるため、やり直したいと涙ながらに訴えた。こうして、卓郎は傷害罪で懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決が下り、詐欺未遂は無罪となった。
■第2話あらすじ
傷害事件を起こした高校バスケ部員・栗田奈央(山時聡真)の弁護を担当することになった小野﨑。当初は栗田の主張する正当防衛を信じるが、目撃者の証言から違和感を覚え、現場へ調査に向かう。そこで不審者扱いされていた裁判官・安堂に遭遇。調査を進めると、それは被告人・栗田に不利な真実が待っていた。NHK 2026年1月6日スタート。毎週火曜日22時放送「テミスの不確かな法廷」。出演:松山ケンイチ、鳴海唯、垣松祐里、山崎樹範、山田真歩、葉山奨之、小木茂光、入山法子、市川実日子、和久井映見、遠藤憲一 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_dramas」。
◇NHK「テミスの不確かな法廷」番組公式サイト
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