「テミスの不確かな法廷」お酒で豹変、“小野崎”鳴海唯が朝ドラを彷彿とさせる 第2話ネタバレ第3話予告
1月13日に放送したNHKドラマ10「テミスの不確かな法廷」(毎週火曜、22時、NHK)第2話ではポンコツ弁護士・小野崎(鳴海唯)が依頼人の利益か、倫理かの狭間で苦悩する姿が描かれた。1月20日第3話ではある民事事件がきっかけで安藤(松山ケンイチ)が裁判官を続けるべきか苦悩する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「テミスの不確かな法廷」は「宙わたる教室」の制作チームが贈る法廷ヒューマンドラマ。松山ケンイチ演じる前橋地裁第一支部に異動してきた特例判事補・安堂清春は、幼少期にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受け、周囲にその特性を隠し“普通”を装って生きて来た。そんな安藤の元に、複雑な人間模様が絡み合い、難解な事件が舞い込んでくる。
依頼人の利益か、真実を追うか、小野崎が苦戦
1月13日放送の第2話では、小野崎が、傷害事件を起こしたバスケ部員・栗田奈央(山時聡真)の弁護を担当するも、調査を進めると未成年によるオンライン賭博が発覚。被告人・栗田に不利な真実に辿り着き、依頼人の利益を守るか、真実を取るべき大きな葛藤を抱えることになった。また物語中盤では、小野崎が元・東京大手法律事務所をあることがきっかけで退所し、前橋で再スタートを目指す“過去”も明かされた。さらに居酒屋で鉢合わせした判事・門倉(遠藤憲一)とお酒を飲むシーンでは、酒に酔って管を巻く小野崎が、「あんぱん」で演じていた酒を飲むと豹変する記者・小田琴子と重なり、本人も「このお酒を飲むシーン、どこかで見たような」とXでコメント。視聴者からも「琴子さんじゃん!」と反響があり、NHK秘蔵っ子、鳴海唯が躍進を見せた。
そして1月20日放送の第3話から、前橋地裁第一支部が向き合うことにある再審請求に関わる人権派弁護士役として山本未來、「宙わたる教室」など出演作ごとに繊細な表現力で魅了する伊藤蒼が出演。さらに、殺人事件の犯人にされた父の無罪を信じ、再審を求めて闘う娘役としてドラマ初出演となる齋藤飛鳥が登場する。
■第2話ネタバレあらすじ
傷害事件を起こした高校バスケ部員・栗田奈央(山時聡真)の弁護を担当することになった小野﨑。当初は栗田の主張する正当防衛を信じるが、目撃者の証言から違和感を覚え、現場へ調査に向かう。そこで不審者扱いされていた裁判官・安堂に遭遇。安藤も小野崎と同じように疑問を抱え独自に調べていた。調査を進めるうちに、栗田と怪我を負った八木(柾木玲弥)はバスケ仲間であること、小野崎は生徒たちの証言や金の動きから、未成年によるオンライン賭博が原因で、借金がかさみ、集団窃盗まで発展した背景が浮かび上がってくる。栗田は賭博の借金返済のため、仲間と窃盗を繰り返してきたのだった。しかし学校は、「学園の名誉のため」にかん口令を敷き、真実を隠蔽。小野崎は依頼人の利益を守るべきか、真実を追うべきか、究極の選択に迫られる。
そして被害者・八木が意識を取り戻すが、「何も覚えていない」と証言。面会に訪れた検察官・古川(山崎樹範)は「明日の法廷は荒れる」と意味深な言葉を残していく。悩む小野崎は、居酒屋で偶然会った門倉に“一つ一つの裁判に愚直に向き合ってるやつに聞いてもらえ”という言葉に従い、愚直に向き合う安藤の元を訪れる。
そこで、小野崎は東京で大手法律事務所のエリート弁護士だったが、過去の事件で心が折れ、東京を離れた過去を語った。“被告人に寄り添ったら割り切れない”と悩む小野崎に、安藤は「真実を明らかにする『真実義務』と被告人の利益を守る『誠実義務』2つの義務が衝突した場合、どうするかを決めるのは弁護人の裁量次第。」と語りかける。小野崎は、気になる点を安藤と話したかったが、検察官抜きで会うのは倫理に反すると、古川を交えて事件の背景を洗い出すことにする。
小野崎は、栗田と八木の幼少期から調査し、安藤は、書類から栗田と八木の名前が左右対称であることに気づく。調査の結果、栗田と八木は腹違いの兄弟であることが発覚。八木は、事件当日、栗田に自首を促したが、追い詰められた栗田は、逆に八木に手を出してしまった。
そして迎えた第2回の公判で、八木は証言台に立たず、真相は語られることはなかった。小野崎は、栗田に八木と兄弟関係であることを伝え、栗田は動揺しつつも事実を受け止める。目撃証言も、栗田が操作したことを告白。栗田は制止してくれた八木の行動が「嬉しかった」と話し「すみませんでした」と涙を流し自白した。そして迎えた判決の日。安藤は、「真実」というシンメトリーのように、栗田と八木がかつての様に調和のとれた関係に戻ることを祈ると言葉をかけ、懲役2年、3年間の執行猶予を言い渡した。
■第3話あらすじ
八御見運送ドライバー・佐久間が、業務中の事故で通行人も書き込み死亡。娘の四宮絵里(伊藤蒼)は、過重労働が原因として会社相手に民事訴訟を起こすが、会社側は佐久間の過失を主張する。四宮の弁護人・穂積(山本未來)は、「伝説の逆境児」と呼ばれた裁判長・門倉の訴訟指揮に期待する。一方、安藤は自らの特性ゆえ、公判に影響を及ぼすミスをしてしまい、このまま裁判官を続けるべきか悩み始める・・・。NHK 2026年1月6日スタート。毎週火曜日22時放送「テミスの不確かな法廷」。出演:松山ケンイチ、鳴海唯、垣松祐里、山崎樹範、山田真歩、葉山奨之、小木茂光、入山法子、市川実日子、和久井映見、遠藤憲一 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_dramas」。
◇NHK「テミスの不確かな法廷」番組公式サイト
【2026年冬ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】