NHK大河「豊臣兄弟!」藤堂高虎(佳久創)の“抱っこ”に視聴者が沸いた 第18話ネタバレ第19話予告
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜総合20時~BS、BSP4K18時~)5月11(日)放送の第18話「羽柴兄弟!」で秀吉(池松壮亮)が家臣をオーディションで決定。高虎(佳久創)による三成(松本怜生)の“あぐら抱っこ”が話題に。5月17日放送の第19話「過去からの刺客」では、慶(吉岡里帆)の悲しい過去が明らかに。放送予告動画は番組ホームページで視聴できる。
大河ドラマ65作目となる「豊臣兄弟!」は豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)を主人公にした“下剋上サクセスストーリー”。貧しい農家に生まれた豊臣兄弟が、織田信長(小栗旬)に仕え、戦国の荒波を生き抜く姿を描く。やがて天下統一へと向かう道のりを、兄・秀吉を支え続けた秀長。名補佐役として後世に名を残す“影の力”に光りをあてる。
藤吉郎が“秀吉”に名前を変え、城持ち大名へと飛躍した5月10日(日)放送の第18話では、竹中半兵衛(菅田将暉)の発案で「家臣選抜試験」を実施。四段階で行われた試験に見事合格した石田三成、片桐且元(長友郁真)、平野長泰(西山潤)が秀吉の家臣に、藤堂高虎が小一郎(仲野太賀)の家臣として採用される様子がコミカルに描かれた。
中でも、煙が立ち込める寺で、逃げるか残るかを試された第三の試練「座禅」では、高虎が残った三成を座禅の姿勢のまま抱き上げた“あぐら抱っこ”を披露。これは、三成役の松本怜生が“座禅のまま運ばれたら面白いですよね”と高虎役の佳久創に提案したことで実現したとのこと。
秀吉と三成の出会いエピソード“三献の茶”は描かれなかったが、知の三成、武の高虎コンビにSNSでは「三成高虎コンビ最高!」「そのままの恰好で運ばれてるのかわいい」「藤堂の好感度が爆上がりしてる」など視聴者から好評価を得た。
そして5月17日(日)放送される第19話では、信長の安土城建設に加え、上杉攻めを巡り秀吉が勝家(山口馬木也)と対立、さらに小一郎と慶の夫婦間にも変化が起こる。これまで明かされていなかった慶の悲しい過去が語られるとあり、視聴者からの注目を集めている。
■三成と高虎、対照的な生き様
豊臣秀吉に仕えた石田三成と藤堂高虎は、対照的な生き方を選び、関ヶ原の戦いでは敵味方に分かれた宿命のライバルとして語り継がれている。知略の官僚・三成は事務能力や外交に長けた家臣として頭角を現し、秀吉の検地・太閤検地を手動し、豊臣政権の基盤システムを支えた実務家だ。一方、藤堂高虎は、戦場での功績に加え、「築城」の天才として知られている。
秀吉亡き後、家康が勢力を強める中、2人は決定的に対立する。三成は、豊臣家を守るため、圧倒的不利な状況で挙兵。西軍を組織した。高虎は、豊臣家から徳川家への政権交代を歴史の必然と捉え、東軍の主力として家康を支えた。
最終的に袂を分かつ2人だが、隣同士の屋敷で交流したほど絆は固く、高虎は捕らえられた三成に敬意を持って接したと言われている。三成の死後、高虎は家康に命乞いをして三成の次男・石田正成の助命を勝ち取り、自らの領地で保護。「遺児を守る」ことで戦友への義理を果たし続けた。
■第18話ネタバレ
朝倉・浅井との戦いを終えた藤吉郎は、浅井家滅亡の功績を認められ、北近江12万石を拝領し、長浜城を築城し、苗字を「木下」から「羽柴」へ改めた。新たな苗字は、重臣・丹羽長秀と柴田勝家から名を一文字ずつ拝借したもので、弟・小一郎も羽柴小一郎長秀と名を改め、「羽柴兄弟」が誕生した。
小一郎は国の統治を任されるが、領民が急増したことで、揉め事も増加。羽柴家は人手不足に悩まされてしまう。そこで軍師・竹中半兵衛は、子飼いの家臣が必要だと秀吉に進言し、小一郎は家臣選抜試験を任される。多くの志願者が集まる中、秀吉は「秀でた才あるものを、皆等しく吟味致す」と宣言。家臣になれるのは3人と告げた。
試験は四段階で行われ、一ノ関「槍」では、蜂須賀小六(高橋努)が相手となった実戦形式の試験が行われた。参加者が小六の槍の前に倒れ、死体が転がる様を見て、参加者が一気に減るが、実は小一郎が仕込んだ“サクラ”。仕掛けを見抜いた者が通過したが、血気盛んな高虎が戦いを挑み続け周囲が必死に止められる。
二ノ関「米俵」では、籠城戦を想定し、米俵の量から何日間もちこたえられるかを計算する算術試験が行われた。多くが「十二日」と回答する中、三成は「粥にすれば二十日」と冷静に解答。三ノ関「座禅」では、宮部継潤(ドンペイ)は「わしがよしと言うまで、みだりに身動きしてはならぬ。心を無にして、邪念を振り払うのじゃ。」と告げると、室内に煙が充満してくる。
平野長泰と片桐且元は外へ出て、且元はまやかしの煙だと思ったが、ご本尊と経典を持ち出した。一方、命に従い座禅を組んで逃げない三成を高虎が抱えて運び出した。四ノ関「調略」では、残った高虎、三成、長泰、且元から不合格者1名を自分たちで決めるよう言い渡され、秀吉は「うまく相手を調略せよ」と課題を出した。
話し合いの末、高虎が身を引こうとするが、三成は「高虎と自分で1名分の禄を分け合い、4人全員を採用してもらう」と提示。「今、私はお殿様を調略しているのです」と告げる三成に、秀吉も小一郎も舌を巻くのだった。
最終的に、三成、且元、長泰が秀吉の家臣に。そして高虎は小一郎の家臣として採用された。小一郎は以前、高虎が盗人の容疑を駆けられ追いかけられているところ、追手が堀に落ちないよう橋を渡らなかった様子を目にしてから、最初から彼を家臣に迎えたいと考えていた。こうして、後に豊臣政権を支える若き才能たちが羽柴家に集結したのだった。
■第19話あらすじ
信長は家督を嫡男・信忠(小関裕太)に譲り、安土に天下一統を見据えた巨大な城を創り始める。そして秀吉は、上杉攻めの総大将となった柴田勝家と作戦を巡り対立。一方、慶に他国の武将と内通している疑いがかかり、小一郎は慶が密かに足を運んでいるという村へ向かう。そこで小一郎は、慶がひた隠しにしていた悲しい過去を知ることとなる。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2025年1月4日(日)から放送開始。総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:八津弘幸、出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平、山口馬木也、宮崎あおい、小栗旬ほか。番組公式Xアカウントは「@nhk_toyotomi」。
◇大河ドラマ「豊臣兄弟!」番組公式サイト
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