【最終回ネタバレ】NHK「アストリッドとラファエル6」第8話“億万長者の遺言”で犯罪資料局が存続の危機に…
5月24日にNHK総合「アストリッドとラファエル6 文書係の事件録」(全8回)の最終話“億万長者の遺言”が放送された。6月7日から、同時間帯で「DOC 明日へのカルテ」シーズン3がスタートする。NHK ONEで見逃し配信、シーズン1~5はU-next、Amazonプライム、YouTube、Hulu、FOD配信されている。
NHK「アストリッドとラファエル6文書係の事件録」は、繊細な頭脳派の文書係アストリッドと、大胆な行動派の警視ラファエルという正反対の女性バディが難事件に挑むフランス発の人気犯罪ミステリーのシーズン6。原題は「Astrid et Raphaëlle」で、2025年にフランスで制作された最新作だ。
【シーズン5 全話ネタバレあらすじ】
■第8話ネタバレあらすじ
犯罪資料局に監査が入り、落ち着いて業務ができないアストリッドは、ラファエルを誘ってパズル仲間の“小箱95”こと、エドガーが・ドゥニ・レノが所有するパズルに関する貴重な古書「アルキメデスのパリンプセスト」を見に、パリ郊外の大邸宅を訪れる。
ところが、エドガーは3日前に心臓発作で亡くなっており、関係者が通夜を行っている最中だった。寝室に安置されたエドガーの遺体と対面したアストリッドは、彼が歯磨き粉に仕込まれた毒で他殺されたと指摘する。亡くなったのは3日前だが、アストリッドに招待メールが来たのは2日前だったことから、何者かがアストリッドを館に呼び寄せたことがわかる。
エドガーが最後にいた図書室に置かれていたはずの「パリンプセスト」は行方不明になっており、代わりにアストリッドは床下に隠された聖書の一部を発見する。消えた古書が220万ドルで落札された希少な品だったことから、犯人の動機が古書ではないかと推測するラファエル。そこへ、エドガーの戦友のコランタン・マイユと、遺言状の開示をしに弁護士がやってくる。
遺産のすべては息子のフィッジラルドが受け取り、共同経営者のオリヴィエは“ナポレオンの帽子”を、妻のリラは別荘を、女中のブランシュは5000ドルを受け取ることになったが、最後にボゴダの孤児院に50万ドルを寄付すると聞いて家族は騒然となる。
事件を地元警察に引き継ぎ、パリにもどったラファエルは、エドガー殺害の容疑者として女中のブランシュが逮捕されたことを知る。彼女の部屋から古書が見つかったとされているが、ラファエルが調べたときにみあたらなかった。不信に思ったラファエルは独自に捜査を続けることに。
そんな中、アストリッドの元に再び圧縮ファイルが添付されたメールが届く。開いてみると、エドガーが開発を進めていた新しいVR技術を使った映像だった。エドガーの目線で撮られた映像には、関係者とのやり取りが映っていた。戦友のマイユはコロンビアで起きたことを脅迫しており、オリヴィエは横領がバレて解雇が決まっていた。愛人と暮らすリラは、エドガーが先に「カメリア」と浮気したからだと話す。
ニコラとノラたちの調べで、ボゴダの孤児院にカメリアの息子のジュリアン・トレスが預けられていたことがわかる。エドガーは自分の息子が預けられていた孤児院に長年にわたって寄付をしていた。ところが、成人したジュリアンはコロンビア革命軍に参加していたが、軍事作戦中に戦死していた。そして、映像を調べていたアストリッドは、館の壁の向こうに人が隠れていることに気がつく。その人物は死んだはずのジュリアンだった。
ジュリアンは“小箱95”と名乗り、パズル仲間のアストリッドを呼び寄せて犯人探しをしてもらおうと計画したのだ。再度、一同を会して事情聴取を行うと、フィッジラルドが腹違いの弟に父の愛情を独り占めされたことに腹を立てて殺害したことを告白した。
■「アルキメデスのパリンプセスト」
アストリッドが安全地帯やルーティンから抜け出しても、どうしても見たかった、「アルキメデスのパリンプセスト」。羊皮紙が貴重だった中世で、何度も再利用されていた古書を「パリンプセスト」といい、紀元前に書かれた「アルキメデスの書」が9世紀に複写されて、13世紀に複写された聖書の下から見つかった。というのが今回の古書。同様の実物も存在するようだが、微妙に設定は変えられていた。
オークションで220万ドルの値が付いたという今回の古書に、億万長者の被害者は、新しい遺言を書き記していた。おかげで犯人も判明し、無実のブランシュは多額の遺産をもらえることになったのだが、遺書が書きくわえられたことで古書の価値が下がってしまったのでは…。
■“犯罪資料局”閉鎖の危機とラファエルの進退
前回から指先に痺れの症状が出ていたラファエル。診断の結果、神経毒の後遺症で「微細神経障害」が出ていることが判明。このままでは現場で刑事をつづけることができないかもしれない。さらにボスの指示で監査が入っていた「犯罪資料局」に閉鎖の危機が。予算合理化とデジタル化の流れで、紙媒体の破棄と保管室の転用が決まったと言う連絡がアストリッドのもとに入った。
■“シーズン7”の舞台はパリと東京!
シーズン7の撮影はすでに始まっており、新シリーズではパリとイル・ド・フランス、東京を含む日本各地での撮影が予定されているというから楽しみ。その一方、アストリッドの心の拠り所でもある「犯罪資料局」の閉鎖問題、ラファエルの刑事課内での働き方など、新たな困難に直面、2人はどうやってこの危機を乗り越えるのだろうか。
■キャスト
アストリッド・ニールセン(サラ・モーテンセン:貫地谷しほり)
ラファエル・コスト(ローラ・ドベール:林真里花)
二コラ・ペラン(ブノワ・ミシェル:川田紳司)
ノラ・モンスール(ソフィア・ヤムナ:種﨑敦美)
アンリ・フルニエ(ウスキ・キアル:佐々木睦)
カール・バシェール(ジャン・ルイ・ギャルソン:藤真秀)
テオ(ティミ・ジョイ・マルボ:宮瀬尚也)
ウィリアム・トマ(ジャン・ブノワ・スイル:粟野志門)
テツオ・タナカ(ケンゴ・サイトウ:中川慶一)
パトリシア(ジュリー・アーノルド:小宮和枝)
原題:Astrid et Raphaëlle
制作:2025年 フランス
© Patrick FOUQUE - FTV - JLA
【放送予定】NHK総合 2026年4月5日(日)23時より 全8話
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語)| 字幕放送有り]
(放送日時は変更になる場合があり)
NHK「アストリッドとラファエル6文書係の事件録」番組サイト
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