「トングン-呪いの宮-」コモクサリって何者?“かわいすぎる”人気もののけとキメ、ウォンギを解説|動画・スチール3点

07月20日15時02分ドラマ
画像提供:Netflix 「トングン -呪いの宮-」Netflixで千話独占配信中

Netflixシリーズ「トングン-呪いの宮-」には、恐ろしい怨霊や不気味な怪異が次々と登場する。しかし、その中で視聴者の心をわしづかみにしているのが、小さな黒いもののけ「コモクサリ(꺼먹살이)」だ。

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「トングン -呪いの宮-」は、現世と霊界を巻き込む「東宮(トングン)の呪い」の真実に迫るオカルティ・ファンタジー・アクション時代劇。

配信開始直後からSNSでは、「コモクサリかわいすぎる」「ナム・ジュヒョクとのコンビが最高」「怖いシーンの癒やし担当」「朝鮮版グルート」といった声が続出。Netflix Korea公式Xも人気に反応するように、「【速報】ソウル都心にコモクサリ出現([속보] 서울 도심에 꺼먹살이 출현)」と題した特別映像を公開し、大きな話題となっている。

Netflix Korea公式X|[속보] 서울 도심에 꺼먹살이 출현(コモクサリの動画)

クチョンの相棒? コモクサリとは
劇中でコモクサリは、主人公クチョン(ナム・ジュヒョク)のそばに現れ、まるでペットのように懐く不思議な存在として描かれる。

公開された場面写真では、地面に寝転がった愛らしい姿や、つぶらな瞳をこちらに向けるアップショット、さらにはクチョンの肩にちょこんと乗る姿まで披露された。恐ろしい鬼や怨霊が支配する作品の中で、その存在感はまさに異色。視聴者からは「朝鮮版グルート」という愛称まで付けられている。
コモクサリ画像提供:Netflix동궁画像提供:Netflix
実はコモクサリは、韓国の怪談や都市伝説に登場する妖怪の一種だ。

「コモク(꺼먹)」は漆黒の闇、「サリ(살이)」は生きる者を意味するとされ、伝承では全身が黒く、小さな子どものような姿で描かれる。

山道などで突然現れ、「私はコモクサリ、コモクサリ……」と自分の名前を唱えながら人の後ろを追いかけてくるという奇妙な怪異として語り継がれてきた。本来は少し不気味な存在だが、「トングン-呪いの宮-」では愛嬌たっぷりのキャラクターとして再解釈され、多くの視聴者を魅了している。

「キメ(貴魅)」とは?
コモクサリは、作中では「キメ(귀매/貴魅)」に分類される。

キメとは、人間ではない妖怪やもののけの総称だ。

脚本を手掛けたクォン・ソラ、ソ・ジェウォンは、「韓国の説話や民間伝承に登場する多くのキメの中から、物語に合う存在を選び、一部は作品に合わせて再構成した」と説明している。つまり、「トングン」のキメは完全な創作ではなく、韓国に古くから伝わる怪異をベースに誕生した存在というわけだ。

コモクサリ以外にも、鬼の世界にはさまざまな能力を持つキメたちが登場し、作品独自のダークファンタジーを形作っている。

「ウォンギ(怨鬼)」は人間の怨念から生まれる
一方、作中で重要な存在となるのが「ウォンギ(원귀/怨鬼)」だ。ウォンギは、人間の強い恨みや未練から生まれた霊を意味する。「トングン」の世界では霊的存在に明確な階層があり、

・幽霊:未練を残して亡くなった霊
・ウォンギ(怨鬼):強い恨みを抱き、成仏できなくなった霊
・悪鬼:ウォンギがさらに人を害し、完全に堕ちた存在

という形で描かれている。

キメが人間以外の怪異であるのに対し、ウォンギは人間の感情や悲劇から生まれる存在だ。そのため本作では、恐ろしい怪物だけでなく、人間が抱える欲望や怨念そのものが恐怖の源として描かれている。

韓国の伝承から生まれた「トングン」のもののけの世界
「キメ」や「ウォンギ」という言葉自体は韓国の古典や民間伝承、漢字語として実在する。

しかし「トングン-呪いの宮-」では、それらを独自のルールを持つ存在として再構築し、ひとつの壮大な世界観へと昇華させた。韓国のシャーマニズムや伝承をベースにしながら、現代的なオカルトファンタジーとして描かれる鬼の世界。その中で、恐ろしくもどこか愛らしいコモクサリは、作品を象徴する存在になりつつある。

恐怖と緊張が続く物語の中で、クチョンの肩にちょこんと乗るコモクサリの姿を見つけたら、ぜひ注目してほしい。視聴者たちが夢中になる理由がきっと分かるはずだ。


「トングン -呪いの宮-」は2026年7月17日よりNetflixで全話独占配信中。【「トングン」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころ、キャスト・キャラクター徹底解説、制作発表会レポートや韓国での評判などまとめている。

『トングン -呪いの宮-』予告編 - Netflix

kandoratop【作品詳細】【「トングン -呪いの宮-」を2倍楽しむ】