【きょう最終回】「君へと続く僕のドリーム!」イ・ヘリ&ファン・イニョプ、視聴率「2%台の沼」から抜け出せなかった理由
U-NEXTで独占見放題配信中のENA月火ドラマ「君へと続く僕のドリーム!」(原題:그대에게드림)が、8月18日にいよいよ最終回(第12話)を迎える。
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「君へと続く僕のドリーム!」(原題:그대에게드림/あなたへドリーム)は、10代の終わりに初恋を経験した2人が、30代になって15年ぶりに再会し、夢と愛をともに叶えていく甘酸っぱくも現実的なロマンティック・コメディ。
Girl’s Dayのイ・ヘリとファン・イニョプという人気俳優の共演で期待を集めた青春ロマンスだが、視聴率は終始2%台にとどまり、韓国メディアからは「2%台の沼」とも評される厳しい戦いが続いた。それでも最終回では、夢と恋の間で揺れる主人公たちがどんな結末を迎えるのかに注目が集まっている。
第11話 夢を守るために選んだ、それぞれの決断
17日に放送された第11話では、完成間近の映画『京城恋歌』が予期せぬ騒動に巻き込まれ、制作チームが大きな試練を迎えた。
チュ・イジェ(イ・ヘリ)は仲間とともに作品を守るため奔走し、ウ・スビン(ファン・イニョプ)もまた、自らの責任と向き合いながら映画の完成を目指す。困難を乗り越えた二人は、ついに念願だった映画を完成させた。
しかし、物語のラストではイジェが自分の将来を見つめ直し、大きな決断を下す。恋を選ぶのか、それとも夢を追いかけるのか――その答えは最終回へ持ち越された。(この回のあらすじと見どころは最終回放送後に【「君へと続く僕のドリーム!」を2倍楽しむ】で)
「2%台の沼」…期待作が伸び悩んだ理由
本作は初回2.7%で好スタートを切り、第2話2.8%、第3話では自己最高となる2.9%を記録した。
しかし、その後は2.7%、2.7%、2.3%と推移し、第7話ではシリーズ最低の2.0%まで下落。第8話で2.5%まで持ち直したものの、第9話2.3%、第10話2.5%、そして第11話は2.1%と、全12話を通じて一度も3%台に到達していない。韓国メディア『テンアジア』は第11話放送後、「2%台に閉じ込められたイ・ヘリ、ファン・イニョプ」と報じ、終盤の盛り上がりが数字に結びつかなかったと伝えた。
ENA月火22時枠が抱える“ロマンスの壁”
韓国メディアは、本作の苦戦を作品だけの問題ではなく、ENA月・火曜22時枠の特性とも結び付けて分析している。
本作が狙う青春ロマンスの中心視聴者は若い女性層と考えられるが、その層をリアルタイム視聴へとつなげるだけの話題性を作れなかった可能性もある。前作、イ・ジェウク×シン・イェウン共演の「孤島のエリートドクター」(原題:닥터 섬보이)も終盤から続く視聴者離れも、その背景として指摘されている。
同じENA月火枠でも明暗 「かかし」は2.9%から8.1%へ
しかし、本作の苦戦を単純に「ENAの月・火曜22時枠だから」と片付けることはできない。
同じ枠では、今年放送されたパク・ヘス×イ・ヒジュン主演サスペンスドラマ「かかし」(原題:허수아비)は大きな躍進を見せている。
「かかし」は初回2.9%でスタートしたが、実際の連続殺人事件をモチーフにした緊迫感のある犯罪捜査スリラーとして、回を重ねるごとに視聴率を伸ばした。そして最終回では8.1%を記録し、初回から5ポイント以上も上昇する大ヒットとなった。
両作品を比べると、同じENA月火22時枠でも結果は大きく異なる。
「かかし」には「事件の真相は何なのか」「犯人は誰なのか」という、次回の放送を見たくなる強いフックがあった。一方、「君へと続く僕のドリーム!」は、映画制作や夢、初恋、成長を中心に描く穏やかな青春ロマンスだ。
もちろん、週の前半となる月・火曜22時という放送時間帯がリアルタイム視聴に影響している可能性もある。しかし、同じ枠の「かかし」が大きく数字を伸ばしたことを考えると、放送枠だけが視聴率低迷の原因とは言い切れない。
むしろ、視聴者を毎週リアルタイムで引きつける「次が気になる」という物語の推進力や、口コミによって途中から新たな視聴者を呼び込むだけの話題性を作れたかどうかが、両作品の数字の違いにつながった可能性もありそうだ。
イ・ヘリ&ファン・イニョプの共演でも「3%の壁」
イ・ヘリとファン・イニョプという人気俳優を起用しながら、最後まで3%の壁を越えられなかった本作。
韓国メディアからは、主演キャストへの期待が大きかっただけに、興行面では物足りない結果になったとの論調も見られる。
一方で、本作が描いてきたのは、派手な事件や刺激的な展開ではなく、夢を追う若者たちの葛藤と恋、そして自分自身の人生を選び取っていく姿だった。第11話では、イジェがスビンとの関係だけに安住せず、自分自身の夢へ進む決断をした。
最終回で「3%の壁」を越えられるか
最終回で注目されるのは、イジェとスビンがどのような結末を迎えるのかというストーリー面だけではない。
これまで一度も届かなかった3%台に、最後の最後で到達できるのかも注目ポイントだ。
第3話で記録した2.9%が自己最高となっているだけに、最終回で初めて3%を突破して有終の美を飾ることができるのか。
数字では最後まで苦戦したが、イジェとスビンの「夢と恋」の物語がどんなラストを迎えるのか、最後の一話に注目が集まっている。
「君へと続く僕のドリーム!」最終回(第12話)は、8月18日22時より韓国ENAで放送され、KT Genie TVとTVINGでも配信。日本ではU-NEXTで独占見放題配信される。
◇【EP.11-2 l 하이라이트】(11話ハイライト)
◇ENA「그대에게 드림」HP