「理由もなく、君だ」ジョン・ヨンファのキスできない秘密とは?推しを守るヒロイン登場【第1話・第2話ネタバレ】
恋愛演技の名手なのに、キスシーンが撮れないトップスター。そんな彼を守るのは、自分をドラマのヒロインだと信じる熱烈なファンだった!ジョン・ヨンファ×ホン・スンヒ主演「理由もなく、君だ ~彼女は自称ボディーガード!?~」(原題:밑도 끝도 없이, 너다)がLeminoで配信中。ドラマと現実が交錯する第1話・第2話のネタバレあらすじと見どころを紹介する。
「理由もなく、君だ ~彼女は自称ボディーガード!?~」は、ある秘密を抱えるトップスターのオム・テボンと、彼の出演作を心の支えに生きてきた財閥令嬢オ・ヘラが織りなす、予測不能なラブコメディー。憧れの俳優とファンの出会いに、過去の事故や謎の指輪を巡るミステリーが重なっていく。本作は2022年に撮影を終えていたものの、編成の関係で約4年間公開されずにいて、満を持しての公開となった。➡【全話あらすじ・見どころ】
■キャスト
オム・テボン役:ジョン・ヨンファ(CNBLUE)
オ・ヘラ / チャ・ホンドゥ役:ホン・スンヒ
ハン・ジョンウ役:イ・イギョン
ソン・ナリ役:パク・ユナ
ほか
■第1話あらすじ――20年ぶりに家を出たファンが、推しの救世主に!?
一方、財閥令嬢のオ・ヘラ(ホン・スンヒ)は、幼い頃の事故が原因で対人恐怖症を患い、20年間も家から出られずにいた。友人もいない彼女にとって、外の世界とつながる唯一の楽しみはテボンのドラマ。画面の中の恋愛に自分を重ね、愛される幸せを想像する日々を送っていた。
そんなヘラのもとに、テボンが撮影中に大けがをしたという知らせが届く。「今行かなければ、もう会えないかもしれない」。追い詰められた思いが恐怖を上回り、ついに家の外へ。芸能人の愛用品売買サイトで「ゴースト」の名を使い、苦労して手に入れたテボンの限定パーカーが、彼女にとって身を守るよろいとなった。
ところが、テボンの負傷は撮影中の演技だった。救急車の中で休んでいたテボンは、盗まれたと思っていたパーカーを着たヘラを見つけ、泥棒と勘違いする。説明できずに逃げ出したヘラは、不慣れな道路で幼い頃の事故を思い出し、恐怖のあまり倒れてしまう。
その後、病院で2人は再び接点を持つ。テボンが、ヘラの病室を撮影用の部屋と間違えたのだ。眠る彼女をエキストラだと思い、告白シーンの練習を始めたテボンは、感情をつかむため、自分の持つ“絶対指輪”を彼女の指にはめる。彼の目に涙が浮かぶ一方で、ヘラの心拍にも変化の兆しが現れる。
しかし、ヘラは目覚めることなく死亡を宣告される。ところが、その直後、アクション撮影中のテボンの前に、彼女が突然姿を現した。相手役たちを一瞬で制圧し、「いつだって私があなたを守る」と告げるヘラ。その姿は、まるで「皇太子のボディーガード」のヒロインそのものだった。
■第1話の見どころ――“推しのいる日常”から一転、ドラマが現実に!
初回の魅力は、画面の向こうにいたスターと、彼の作品を支えに生きるファンの距離が、一気に縮まる展開だ。外出もままならないヘラが、テボンを心配する一心で家を出る。限定パーカーをよろいのようにまとった姿には、好きな存在が一歩を踏み出す力になるという、ファンなら共感したくなる思いがにじむ。
ジョン・ヨンファが演じ分ける、劇中ドラマの甘い表情と現実のテボンの戸惑いも楽しい。一方、ホン・スンヒは、おびえるヘラから、相手をなぎ倒す勇ましい女性へと一変。守られる側だった彼女が、憧れのスターを守る側になるラストが鮮烈だ。
死亡宣告後の復活は“絶対指輪”と関係するのか。そして、なぜドラマのヒロインのように振る舞うのか。ロマンスの入口にいくつもの謎を置き、続きを見たくさせる幕開けとなった。
■第2話あらすじ――自称ボディーガードの人工呼吸で、トップスターが失神!
実はヘラは、自分が繰り返し見てきた「皇太子のボディーガード」のヒロイン、チャ・ホンドゥだと信じていた。彼女の認識では、テボンは雇い主である財閥の後継者ハン・ジョンウ。ところが、彼は自分を覚えておらず、いつの間にか3年が過ぎ、オム・テボンという名の俳優になっていた。
テボンも困惑するばかりだった。ヘラが2人の過去として語る出来事は、自分がドラマで演じた場面そのもの。あまりの話に、彼まで現実とドラマを混同しそうになる。しかし、彼女を遠ざけるわけにもいかない。病室で指にはめた“絶対指輪”を取り戻す必要があり、ヘラにけがをさせられた俳優は告訴まで口にしていた。
ヘラは、その俳優の前でひざまずき、テボンに代わって謝罪する。さらに、走ってくるバイクから身をていしてテボンをかばった。彼女はあくまで、秘密のボディーガードとしての役目を果たそうとしていた。
そんなヘラは、街をさまよっていたところを、BK自動車の新本部長ハン・ジョンウ(イ・イギョン)に助けられる。ドラマの登場人物と同じ名前を持つ彼は、ヘラが暮らすことになった屋上部屋の隣人でもあった。新車の広告モデルに起用したテボンとは微妙な神経戦を繰り広げ、ヘラを巡る新たな関係が動き始める。
そして、テボンの秘密が明らかになる。“絶対指輪”を取り戻そうともみ合ううち、床に倒れたテボンに、ヘラが人工呼吸を試みたのだ。唇が触れた瞬間、テボンは幼い頃、自分に口づけした少女を思い出す。激しい動悸と呼吸の乱れに襲われ、ヘラの腕の中で意識を失ってしまった。
テボンはキスシーンを拒んでいたのではなく、唇が触れると息ができなくなるため、撮影できなかった。「そのたびにあの子を思い出す。自分が生きていることに、気が狂いそうになる」。その言葉が、彼の抱える深い傷を浮かび上がらせた。
■第2話の見どころ――笑えるすれ違いの奥に、切ない過去が見え始める
第2話は、ドラマの世界を現実だと信じるヘラと、そのドラマを演じたテボンのすれ違いが面白い。ヘラにとっては命懸けの護衛でも、撮影現場では大騒動。真剣であればあるほど周囲との認識がずれ、奇妙な笑いが生まれる。それでも、謝罪のためにひざまずき、危険から彼をかばう姿には、相手を守り抜こうとするひたむきさがある。
ラストでは、キスできない事情が身体の反応として描かれ、物語の印象が変わる。幼い少女の記憶と、自分が生きていることへの苦しみ。その言葉からは、テボンが過去の出来事に今も縛られていることがうかがえる。華やかなスターの顔の奥に隠された痛みを、ジョン・ヨンファがどう表現していくのか注目したい。
さらに、イ・イギョン演じる現実のハン・ジョンウが登場し、ドラマと現実のつながりはますます不思議なものに。ヘラの過去の事故とテボンの記憶に接点はあるのか。“絶対指輪”は2人をどう結び付けるのか。笑いとときめきに、切ない謎が重なり始めた。
◇Lifetime [밑도 끝도 없이, 너다] 予告
韓国ではライフタイムで毎週土・日曜22時50分から放送。日本ではLeminoで毎週土・日曜23時55分に配信され、全16話、第1~3話は無料。第3話は10月31日(日)放送、配信予定。