「車輪」は、過去を隠したまま生きてきた国会議員の妻の秘密が世間に暴かれていくなかで、夫婦が直面するジレンマと数々の選択を描いたミステリージレンマメロ。
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■解説
★名スタッフが贈る先の読めないおもしろさ!
夫が国会議員であることを隠す妻ヘジュは、行方不明になった娘を捜し警察へ。夫ジュンド(パク・ヒスン)と共に娘を捜す。連絡を受けて川辺に駆け付けた夫婦。遺体で見つかったのはなんと息子のジフンだった…ドラマ「ストーブリーグ」のキム・ムンギョ監督と、ドラマ「ブラームスが好きですか?」を執筆したリュ・ボリ作家がタッグを組み、予想もしていなかった展開で序盤からハマること必至の展開。
★信じて見る俳優たちのオンパレード
「地獄が呼んでいる」のキム・ヒョンジュ、「マイネーム:偽りと復讐」のパク・ヒスン、「未成年裁判」のキム・ムヨル、「財閥家の末息子」のソ・ジョンヨン、“国民の母”として知られるキム・ミギョン、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」でヒロインの毒母を演じたキル・ヘヨンら「信じて見る俳優」たちが勢ぞろい。
★タイトルに込められた意味
「車輪(原題:トロリー)」は、2010年に亡くなった哲学者フィリッパ・ルース・フットが提唱した「人間が道徳心から生まれるジレンマにどう対処するのか」を見るための倫理学の思考実験“トロリージレンマ(日本ではトロッコ問題、トロッコジレンマなどと呼ばれる)”から来ているという。線路上を走るトロッコが制御不能になり、そのまま進むと5人の作業員が確実に死ぬ、5人を救うためにポイント(分岐点)を切り替えると1人の作業員が確実に死ぬという状況下で、線路の分岐点に立つ人物(自分)はどう行動すべきかを問うものだ。どちらを選んでも誰かを犠牲にしなければならないと知ったとき、果たして主人公たちはどんな決断を下すのだろうか。
■あらすじ
突然の悲劇がもたらした、平穏な日常の終わり。世間の注目を浴びるようになった政治家の妻は、家族の秘密、そして自らのつらい過去に向き合うことを余儀なくされる。
■作品紹介
【車輪】(全16話)韓国ドラマ紹介
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