赤と黒の熱情
組の金が消えた…それも3億という大金が…。犯人は組員の誰もが「まさか!?」と疑った人望のある矢崎文治だった。その落とし前の役を命じられたのが、松浦楯夫だった。楯夫と文治は幼い頃から兄弟同然の仲だったが、組の命令に逆らえないのが、この世界の掟だった。楯夫は文治を撃った…。組織に追い詰められ、なぶり殺しに合う前に楽にしてやりたかったからだ。だが、そこには、いつの間にか駆けつけた文治のたった一人の妹・沙織の姿があった…。1990年に公開され好評を博したヒット作『さらば愛しのやくざ』に次ぐ陣内孝則主演のニュー・アウトロー映画シリーズの第2弾!監督 工藤栄一(1992年 109分)
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