新日本紀行全23回

平成15年に新居浜市に合併されましたが、愛媛県別子山(べっしやま)村はかつて銅の生産地として有名でした。最盛期には、人口が1万3千人を数えたこともあります。しかし、徐々に生産量が落ち、昭和47年には銅山は筏津(いかだず)坑だけになっていました。人口は800人に減り、翌年の3月には閉山が決まっていて、280年の歴史が終わろうとしていました。閉山を前に寂しさ漂う別子山村を訪れます。
  • 日本
    1970年
  • テーマ音楽:冨田勲
  • 語り(語り手):草柳隆三
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

国鉄の時代、北海道に「幸福駅」という名前の駅がありました。今では廃線になってしまいましたが、帯広と広尾を結ぶ広尾線で、帯広から5番目の駅でした。雪に埋もれた原野をSLが走っていた時代の「幸福駅」を訪ねます。この駅の周辺は明治30年(1897)に北陸から集団移住した人たちが開拓した農業地帯です。雪解け近い季節、この地域の人たちの小さな「幸せ」を綴(つづ)ります。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

8月の京都で、大文字の送り火が済むと、京都の町を賑(にぎ)わすのは22日・23日に各町内会で行われる地蔵盆です。町には化粧した地蔵があちこちに見られます。地蔵盆はもともと子供の安泰を願う行事でしたが、当時は、福引きや肝だめしが子供たちの楽しみとなっていましたこの2日間、京都の町に明るく涼やかな声が響きます。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間

(C)NHK

奈良県の十津川村は県の最南端に位置し、村の96パーセントが山林で、日本一面積が広い村です。実は、明治22年(1889)の大洪水で当時の十津川村民の3分の1が移住して作ったのが北海道の新十津川町でした。この「村と町」を訪ね、地域の風景と生活を描き、時を越えた「ふるさと」十津川の記憶を重ね合わせます。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

長野県の諏訪市と上伊那郡の境に、上野という地名が隣り合って2つあります。一つは諏訪市に属する諏訪の上野。昭和48年当時の戸数は40、人口140人。もう一つは600メートルほど離れた、上伊奈郡辰野町・上野です。こちらは戸数42、人口180人でした。諏訪と伊那という文化の違いは、部屋の間取りや人々の暮らしに違いをもたらしました。二つの上野の歴史の違いなど、地域の暮らしをじっくりと見つめます。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

昭和48年(1973年)の東京。高速道路が延び、そこに赤ちゃんの泣き声が響きます。空を埋める様にビル群があります。それらはまるで黒い山川草木(さんせんそうもく)のようです。都電は走り、高架線の下にはバラック住宅が見え、隅田川には小舟が走っています。喧(けん)騒と喧(けん)騒のぶつかりあう谷間に心安らぐ静寂を探します。
  • 日本
    1973年
  • 上記スタッフと同じ
  • 語り(語り手):吉本忠郎/出演:三上寛 、幾代恵道
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

この当時、佃大橋が隅田川に架かって10年が経っていました。かつて、佃島の名で親しまれてきた佃は、車の騒音によって、川端の情緒は一見薄れてしまったように見えます。しかし、佃に住む人々の中には、江戸っ子気質と、昔のままの生活が色濃く残っていました。佃にかつての江戸情緒を訪ねる旅です。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 語り(語り手):草柳隆三
  • 再生時間 : 28分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

現在、薩摩川内(さつませんだい)市となった甑(こしき)島列島。鹿児島県の西40キロの東シナ海に浮かぶ美しい島々で、龍宮にまつわる伝説の地の一つとなっています。この時は、上甑村や下甑村などさまざまな地域を訪れています。随所に空撮や水中撮影を生かして、海洋開発技術学校の授業風景や地元の中学校校舎の地鎮祭のほか、段々畑や正月の餅つきの風景、島で行われるブリ漁など美しい島の風景を描きます。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 28分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

岩手県一戸町は、北上山系の山深くにあります。この年の冷害で、東京の大井埠頭の工事現場に出かせぎに来ている釜石与市さんが思いをはせるのは、故郷、一戸町平糠(ひらぬか)字釜石の情景です。釜石は町の中心から10キロほど離れた山奥にあり、本家を中心に13戸の分家が身を寄せるように建ち並びます。男たちがほとんど出稼ぎに出た冬の村の残された家族と生活を見つめます。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

昭和54年(1979)、山口県の小郡(現・新山口)と島根県の津和野を結ぶ国鉄(現・JR)山口線で、6年ぶりにSL(蒸気機関車)が走ることになりました。昭和12年製造のC57―1号機。47年の引退までに330万キロ、地球を82周走ったことになるSLです。OBも加わった特別整備作業班の人たちや、再びSLを迎える沿線の様子、疾走するC57―1号機の姿を追います。昭和54年(1979)に放送した番組です。
  • 日本
    1979年
  • 上記スタッフと同じ
  • 語り(語り手):森本毅郎
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK