フランダースの犬全52話
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コゼツはノエルから風車小屋の火事の真相を聞かされる。ネロは無実だ。皆がネロの家に集まる。ネロに謝り、共に喜びを分かち合うために。だが、ネロの姿はない。ネロは、パトラッシュと共に教会への二度と戻らない道をたどっていたのだ…。
(C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD.Presented by Janime.com
パンを買うお金もなくなり、パトラッシュも空腹で弱っていく。ネロの心は絶望に包まれた。そんな頃、コゼツが二千フランの大金を落としてしまい、大変な騒ぎに! しかし、その大金はネロの手でコゼツ家に無事に届けられた…。
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コンクールの結果はクリスマスに発表される。その日を待ちわびるネロ、そしてアロア。ハンスから立ち退きを迫られながら、最後のお金でルーベンスの展覧会を見て過ごすネロ。そして発表の日がやってきた。しかし一等はネロの作品ではなかったのだった…。
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ついに、ネロはおじいさんの絵を描き上げた! おじいさんの墓前に完成の報告をしたネロは、アントワープまで絵を出品しに行く。公会堂に集まった人の多さに驚くネロ。そして、家へ戻ったネロを迎えてくれたのはミシェルだった…。
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村人たちの前で放火の疑いをかけられてしまったネロ。大切な収穫が燃やされてしまった村人の怒りは収まらない。最期までネロに牛乳運びを頼んでいたジェスタスも村人たちの抗議に屈し、ついにネロは収入を得る術を失ってしまう…。
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優しいおじいさんとパトラッシュの姿。ネロの中で、描きたい物が決まった。ある日、アロアの物らしき人形を拾ったネロは、アロアに届けた。その晩、風車小屋が火事になり、小麦倉庫もろとも焼け落ちてしまったハンスは、ネロに放火の疑いをかける…!
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ネロは皆の支えもあって、少しずつ元気を取り戻しつつあった。しかし、コンクール用の絵を描き始めることが出来ない。そこへアロアが来て、自分で描いたおじいさんの絵を見せた。その時、「おじいさんの絵が描きたい!」と強くそう思ったのだった…。
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とうとうネロはこの世に一人残されてしまった。おじいさんの死を知り、ジョルジュやポール、そしてアロアも涙を流すしかなかった。ネロはジョルジュが遠くの町へ鍛冶屋の修行に出ることになったと聞き、いっそうの寂しさを募らせる…。
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最後の荷物運びの日、ネロはもらったお金でおじいさんにおいしい物を食べさせてあげようと考える。上等の肉をお土産に買って帰ったネロに、おじいさんは優しいねぎらいの言葉をかける。しかし、おじいさんは今人生最期の時を迎えようとしていた…。
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牛乳運びの仕事が減ったことをおじいさんに話さぬまま、ネロはジョルジュが探してくれた港の荷物運びの仕事も始めた。アロアは、ネロが働いている間、おじいさんのそばについていることにするが、ついネロが荷物運びをしていることを喋ってしまう…。
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