テス、初めてのお手柄!ソンヨン、切ない恋の始まり…「イ・サン」第16話の見どころと予告動画

2011年08月06日16時39分ドラマ
画像:(c)2007-8 MBC

テスは無事に武官試験に合格し、護衛部隊の右洗馬(ウセマ)となり、忠誠を尽くしてサンを守ると誓う!護衛官も逞しくなり、ホン・グギョンも側近となったサン…これまで応戦一方だったサンが、いよいよ老論派の改革に乗り出す。サンは朝廷を牛耳る老論(ノロン)派をけん制すべきだというホン・グギョンの進言を聞き入れ、まずは彼らの財源を断とうと動き始める。以下、王朝特有の用語やしきたりについては、朝鮮王朝豆知識を参考に!

これまで孤立無援で見えない敵と戦ってきたサンだったが、ホン・グギョン、テス、そしてサンを敬う護衛官たちに支えられ、サンは今まで以上に精力的に動き出した。その一方で、サンの母、恵嬪(ヘビン)は、正室ヒョイが早く世継ぎを生むよう、図画署(トファソ)に懐妊を願う絵を描かせる。その絵を描く画員isan画像:(c)2007-8 MBC の助手にソンヨンが選ばれる。ヒョイは、チョン・フギョムと接触したソンヨンに、彼との関係を聞くために彼女を部屋に呼ぶが、ちょうどその時、サンがヒョイを訪ねてくる。助手に選ばれたことで、今後も足繁く宮殿にやってきて、サンに会うチャンスは増える。これはソンヨンにとってうれしいことではあるが、改めて彼が王で、妻がいることを知らされる。ソンヨンは自分のサンへの思いが畏敬の念や友情だけでなく、ひとりの男性として恋慕していることに気づいてしまった。サンの正室ヒョイが優しくしてくれればくれるほどに、ソンヨンの切ない気持ちは膨らんでいくのだった。

さて、チョン・フギョムではなくサンを選んだホン・グギョンは、彼の隣に住まいを移し、宣戦布告をする。手始めに、サンのゆく手を阻む老論派の重臣たちの追放を考え、その名簿をサンに渡す。サンも私利私欲に目がくらんだ老論派の改革に着手することを英祖に報告する。報告を受けた英祖は、民の生活を視察する行幸の日程を早め、これに正規の後継者として認めたサンも同行させることにする。しかし、これはサンを狙う反世孫派の老論にとって、願ってもない“サン暗殺”の好機となる。そこでグギョンは、ソッキ、ジャンボ、テスの3人の護衛官に刺客の視点に立って、暗殺者発見を命じた。ここでお手柄をあげたのはテスだった。テスはじめてのお手柄だ!今後テスは何度もサンのピンチを救うことになるのでお楽しみに。

しかし一難去ってまた一難。行幸先で英祖が倒れてしまう。やっとサンを認め、全面的に支援し始めてくれた矢先のこと。英祖が何故倒れたかはドラマで確認しよう。

さて、劇中心優しきサンの正妻としてヒョイは描かれるが、実在のヒョイも温和で謙虚な性格だったという。とうとう子宝には恵まれなかったものの、生涯サンを影で支え、側室や目下の者たちにも優しく接したと伝わっている。演じたパク・ウネは「チャングムの誓い」でチャングムの可愛い親友ヨンセン役を演じた女優。優しい役柄を演じることの多かったパク・ウネだが、2010年1月から放送したドラマ「ピンクのリップスティック」では、悪女役に挑戦し好評を得ている。

ドラマ「イ・サン」は、2011年4月3日よりNHKにて毎週日曜日深夜11時から放送中。番組サイトには予告動画が公開されている。

kandoratop【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】

NHK総合「イ・サン」番組サイト

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