ミラクルレジェンドが「JBCレディスクラシック」、スーニが「JBCスプリント」を快勝! レース映像を配信中!

2011年11月03日19時52分スポーツ

交流重賞「第1回JBCレディスクラシック」(1800m)は、11月3日、大井競馬場で行われ、JRAのミラクルレジェンドが快勝した。
レースは、笠松のエーシンクールディが内枠から先頭に立とうとするところ、外からJRAのブラボーデイジーとカラフルデイズもハナをうかがう。
向こう正面に入ると、エーシンクールディがハナを奪うものの、ブラボーデイジーが半馬身差で続いてハイペースになる。カラフルデイズが4馬身ほど離れて3番手で、ラヴェリータが5馬身ほど離れて4番手。その後ろにJRAのウェディングフジコとミラクルレジェンドらが続く。
3コーナーに入っても、エーシンクールディとブラボーデイジーがレースを引っ張り、カラフルデイズとラヴェリータがジワリと差を詰める。
4コーナーを回ると、エーシンクールディとブラボーデイジーにラヴェリータが並びかけ、早くも先頭に立つ勢い。そこにミラクルレジェンドが入り、直線の半ばではラヴェリータとミラクルレジェンドのマッチレースになる。
ミラクルレジェンドは、そのままラヴェリータの追撃を振り切って1分49秒6のレコードで快勝、「レディスプレリュード」に続き重賞を連勝し、JpnIを初制覇した。
2着にラヴェリータが3/4馬身差で粘り、3着にカラフルデイズが7馬身差で続いた。4着がJRAのパールシャドウで、5着がウェディングフジコ。
ミラクルレジェンドの岩田康誠騎手は、「本当に馬がよく走ってくれたと思います。きょうは落ち着いてまして、ゲートもスムーズに出て、ラヴェリータをマークする形になったんですけど、本当に落ち着いてレースができたと思います。
(ラヴェリータとは)展開のあやもありますし、この馬も力をつけてきているので、これからもいいレースができると思います。今後とも、ミラクルレジェンドの応援をよろしくお願いします」と、ラヴェリータに連勝してJpnIを初制覇した馬を称えた。

交流重賞「第11回JBCスプリント(JpnI)」(1200m)は、11月3日、大井競馬場で行われ、JRAのスーニが快勝した。
レースは、JRAのオーロマイスターが競走除外となり、14頭で争われた。
予想どおり大井のジーエスライカーがハナを奪い、笠松のラブミーチャンが並ぶように2番手。JRAのセイクリムズンと大井のブリーズフレイバーが3番手。JRAのサマーウインド、船橋のナイキマドリード、JRAのダッシャーゴーゴーと続く。JRAのスーニは10番手。
4コーナーでも、ジーエスライカーが先頭で、ラブミーチャン、セイクリムズン、サマーウインド、ダッシャーゴーゴーと大きな動きはなく、スーニもまだ10番手。
残り200mでラブミーチャンが先頭に立ち、セイクリムズン、ダッシャーゴーゴーがこれに迫り、大外からスーニが伸びてくる。
ゴール前50mで、内からラブミーチャン、セレスハント、ダッシャーゴーゴー、スーニが並ぶものの、スーニが抜け出して1分10秒1のレコードで快勝、重賞3連勝で2年ぶり2度目の短距離王の座に輝き、JpnI3勝目を挙げた。
2着にセイクリムズンが1馬身1/4差で粘り、3着にダッシャーゴーゴーがアタマ差で入った。4着がラブミーチャンで、5着がJRAのセレスハント。
スーニの川田将雅騎手は、「レディスクラシックに続きスプリントでもレコードが出て、馬場も走りやすくてレコードが出やすいと思いますが、それでも良かったです。
スーニが再び、JBCスプリントを勝つことができて、一時期、(まともに)走ることができなかったんですけど、また馬が3連勝でこうして大きいところを勝つことができ、人気にこたえられてホッとしています。
これからもスーニは頑張ってくれると思いますので、また走る機会があれば、そのときは応援よろしくお願いします」と、スーニの復活による3連勝とJBCスプリント2年ぶりの勝利を喜んでいた。

レースの模様は、地方競馬インターネット中継で見ることができる。

地方競馬インターネット中継「JBCレディスクラシック」、「JBCスプリント」の映像
地方競馬情報サイト「JBCレディスクラシック」成績表
地方競馬情報サイト「JBCスプリント」成績表

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