年賀状印刷のフタバ、東日本大震災被害地で「年始あいさつ状」無料印刷プロジェクト開始!年賀状CM公開
年賀状印刷のフタバ株式会社が、東日本大震災で大きな被害を受けた地域において、「年賀状」や新たな年へのメッセージを込めた「年始あいさつ状」を無料で印刷する、フタバ「年始あいさつ状印刷支援プロジェクト」を、19日(土)より3週末に東北3県で実施!同社公式サイトでは、年賀状のTV-CMを公開している。
2012年の年賀はがきは、11月1日に発売され、今年も昨年同規模の38億2千万枚の発行が見込まれている。しかし、被災地で迎える初めての新年を前に「年賀状を出していいものか」「どういう 文面にすればよいのか悩む」「年始の挨拶状は出したいがパソコンやプリンタが使えない」という声が多く聞かれている。
フタバは日本で唯一の年賀状印刷専業メーカーで、昨年は約一億枚(全体の約2.6%)を取り扱った実績を生かして、被災地のために何ができるかを検討する中で、年賀状をどうしようかと困っている方が多いことを受け、はがきの作成・印刷をボランティアとして行う 「年始あいさつ状 印刷支援プロジェクト」を実施することにした。
プロジェクトでは、専用の用紙に、各々の近況報告や感謝の言葉などを直筆で書いてもらい、会場にて無料印刷する。実施するのは宮城県石巻市・岩手県陸前高田市・福島県相馬市の3市で、仮設住宅の多いこれらの場所を3週末にわたって巡回する。会場へはフルカラー複合機3台を持ち込み、フタバのスタッフがその場で印刷し、そのまま持ち帰ることができる。
■プロジェクトの概要
名 称: フタバ「年始あいさつ状 印刷支援プロジェクト」
日時・会場: ●2011 年11 月19 日(土)・20 日(日) 両日とも10:00~17:00
宮城県石巻市・仮設開成第10 団地集会所
〒986-0032 宮城県石巻市開成1 番地48 仮設開成第10 団地
●2011 年11 月26 日(土)・27 日(日) 両日とも10:00~17:00
岩手県陸前高田市・市立第一中学校仮設住宅集合場
〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町鳴石5-1 第一中学校
●2011 年12 月3 日(土)・4 日(日) 両日とも10:00~17:00
福島県相馬市・大野台第一集会所
〒976-0001 福島県相馬市大野台2 丁目1-18
大地震が襲った2011年もあと1カ月半で終わる。同社では、震災に配慮しつつも、年始挨拶を通じて“励まし合いたい”、“近況を確かめたい/知らせたい”、 “改めて絆を深めたい”といった気持ちを込めた年賀状を「年始あいさつ状」と呼んでいる。
詳しいプロジェクトの概要と年賀状のTV-CMは、同社の公式サイトで確認できる。
フタバ公式サイト