【1月新ドラマ】コメディータッチの警察小説「ダーティ・ママ!」を永作博美と香里奈でドラマ化!予告動画公開中

2012年01月11日08時50分ドラマ

自身も1児の母となった女優永作博美がシングルマザーで子連れの敏腕刑事の高子、モデルにして人気女優の香里奈が体育会系にして乙女チックなハートの刑事見習いの葵を演じる、コメディータッチの刑事物語「ダーティ・ママ!」が、2012年1月11日(水)夜10時から放送!予告動画が公開されている。

「ダーティ・ママ!」は、2010年7月8日に、秦建日子によって河出書房新社から発行された警察小説。2011年12月23日には第2作「ダーティ・ママ、ハリウッドへ行く!」が刊行されている。主人公は、シングルマザーで、子連れ刑事の「マルコー」こと丸岡高子と、相棒で刑事見習いの長嶋葵。そして忘れてはいけないのが、高子の1歳の息子・橋蔵。この2人が赤ちゃんを連れて事件解決を目指す、コメディータッチの警察小説。

正反対の刑事がコンビを組んで事件を解決するドラマといえば、昨日スペシャル番組も放送された「相棒」をはじめ、「あぶない刑事」「東京DOGS」「噂の刑事トミーとマツ」「古畑任三郎」と、数え上げればきりがないほどたくさんある。ハリウッド映画でも、「ラッシュアワー」「リーサル・ウェポン」など、これまたたくさんヒット作をたたき出している。
しかし、こうしたドラマの主人公はほとんどが男性で、女性二人の凸凹刑事ものは珍しい。しかも、ハチャメチャでダーティー刑事の高子を“魔性の女”“永遠の童顔女優”といわれる永作博美が演じ、正義感あふれるもののどこかトロくて、高子に振り回されベビーシッターの役目まで押しつけられてしまう葵を、ファッショナブルで強い女のイメージがある香里奈が演じるのだ。これは大いに気になる新ドラマだ。
さらに、この二人と一緒に事件解決の場に登場するのが1歳のベイビーとあっては、早くも初回の放送が待ち遠しくてならない。昨年は7歳のマルモリコンビの芦田愛菜ちゃんや鈴木福くんといった子役が大活躍したが、今年は1歳の橋蔵くんが視聴者のハートをがっちりつかみそうだ。この橋蔵くんを演じるのは、池田翼くんと慧くんという双子の兄弟。赤ん坊俳優や動物の俳優(一緒にして申し訳ありません)が登場する作品では、ご機嫌待ち、オネム待ちなどでドラマ撮影に支障をきたすことがままあるが、双子ならそうしたピンチも半減するかもしれない。

ドラマでは、ハイパーレッドのベビーカーをぶっ飛ばしルール無視の高子に、反発しながらも本当に大切なものを学んでいく葵の成長を描いていく。
全編通して笑えるストーリー展開ながら、実は、ドラマは「女性にとって、本当の幸せとはなんなのか?」ということを視聴者に問いかけている。女性の社会進出は今や珍しいことではない。しかしそこで結婚、出産という問題が持ち上がると、女性の立場は過去の女性の生き方に逆戻りしてしまう。これが悪いとも良いともいわないが、“生き方”の選択の余地が極端に狭くなるのが女性。多様化する現代の女性の生き方の中で、「仕事、結婚、出産」などの前で、妥協したり、誰かのせいにしてあきらめたりする女性たちに、自分の足で立ち、妥協も言い訳もしない潔い高子は、多くの女性にエールを送っているのかもしれない。

出演者はほかに、上地雄輔、佐藤二朗、安田顕、八嶋智人ら。主題歌はBONNIE PINKの「冷たい雨」、挿入歌はJAMOSA feat.ナオト・インティライミの「トリステーザ」。
ドラマは、1月11日より、毎週水曜日夜10時から放送、第2日テレにて予告動画を公開中。

日テレ「ダーティ・ママ!」番組サイト
第2日テレ「ダーティ・ママ!」予告

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