27日、白熱の人間ドラマ、唐沢寿明主演「ルーズヴェルト・ゲーム」時間拡大版でプレーボール!予告動画-TBS

2014年04月27日12時55分ドラマ

2014年4月スタートの春ドラマが出揃った中、殿(しんがり)をつとめるのは、ベストセラー作家・池井戸潤の同名小説が原作のドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」!初回放送が今夜27日、TBS系列「日曜劇場」にて時間拡大版でスタート!本日現在、今クール民放局では視聴率15%を超える連続ドラマが1本もない中、唐沢寿明、江口洋介、檀れい、山﨑努、香川照之といった超豪華なキャストで贈る注目作品は、どんな滑り出しを見せるのか?番組公式サイトには予告動画や撮影の裏側を1分で紹介する動画も公開されている。

リストラ、企業統合など、時代が抱えているシビアな内容をリアルに描き、見る人に夢と希望を与えてくれるのが、池井戸潤の作品の魅力。初回から波乱万丈の幕開けとなりそうな「ルーズヴェルト・ゲーム」だが、25日には、女性限定の第2弾完成披露試写会が行われた。試写の前には、電波ジャックが終わった唐沢寿明が駆けつけ、原作の池井戸潤も野球部のもとへ激励に来訪するなど豪華な一夜となったようだ。当日の様子は、後日公式サイトの「リポート」で詳しく紹介される。

■第1話
青島製作所は中堅の精密機器メーカー。途中採用の細川(唐沢寿明)は2年前、創業者の青島(山崎努)の大抜擢で社長に就任。しかし細川が社長に就任して間もなく、世間では金融不況の影響による景気悪化の波が押し寄せ、重要な取引先の一社から10億円以上の損失になる厳しい値下げ要求を突き付けられた上に、要求を呑まなければライバル社であるイツワ電器に乗り換えられるとも言われ、窮地に立たされている。追い打ちをかけるようにメインバンクから来期の融資をストップする可能性を示唆され、生き残りを模索する細川は、役員会の席上、古参の笹井専務(江口洋介)らの前で、年間3億円もの維持費がかかっている青島製作所野球部の廃部を宣言。同社の野球部は、かつては社会人野球の名門として名を馳せていたが、会社の業績低迷とともに衰退の一途をたどり、今では広告塔の役目を果たせずに会社のお荷物扱いに成り下がりっていた。細川の決断は、経営者としてもっともな判断であり、一部の役員たちからは支持の声が上がる。だが、笹井は野球をこよなく愛する前社長で現在会長の青島が廃部を認めるとは思えない。笹井の問い詰めに意を決した細川は野球部廃部の意向を進言するため、青島のもとを訪ねるが、そんな細川に青島はこう告げる
「一つだけ言っておく。会社の数字には、ヒトの数字とモノの数字がある。仕入れ単価を抑えるといったモノの数字ならいくら減らしてもかまわん。だが、解雇を伴うヒトの数字を減らすなら、経営者としてのイズムがいる。お前にはそれがあるか?」
創業者の“経営者としてのイズム”は理解できる。しかし四面楚歌の細川にはそんなものは無かった。細川は一呼吸おいて「どんな手段を使っても、必ず青島製作所を守ってみせます。あえて言うならそれが私のイズムです」と答えた。
だが、そんな細川に今度は別の大手取引会社から青島製作所にとってとんでもない要求が…。

池井戸潤原作のドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」は、毎週日曜日夜9時からの「日曜劇場」で放送。初回は27日、時間拡大で放送される。予告動画は番組公式サイトでどうぞ。

TBS「ルーズヴェルト・ゲーム」番組公式サイト