奥御殿を去る美和(井上真央)、楫取素彦(大沢たかお)は責任を感じ…「花燃ゆ」第39話あらすじと予告動画
時代は変わり中央政府の指示のもと廃藩置県を発令!長州藩も大きく変わらざるを得なかった…敬親(北大路欣也)死去後、奥御殿は閉鎖となり元親(三浦貴大)、銀姫(田中麗奈)は東京へ…美和(井上真央)は実家に戻るのだが…27日(日)夜8時より井上真央主演「花燃ゆ」第39話を放送。予告動画は番組公式サイトにて公開。
前回(第38話)はなんとなく、後味の悪いストーリーだった。新しい日本のため、維新のために立ち上がった兵士たちを知藩事・元親(三浦貴大)は即刻クビにしてしまった。楫取(大沢たかお)が一生懸命「そんなことはしてはいけない。あの者たちの声を聞いて…」と説得したにもかかわらず…。
士農工商という身分制度があるために、百姓の家に生まれたら百姓で決して裕福な暮らしはできない。そんな身分制度がなくなり、新しい世の中に変わることを夢見た人たちが、兵となって命懸けで戦い維新を成し遂げた。
劇中、脱走兵のリーダー・雲仙(浜田学)の願いが最後まで届かなかったことがとても悲しい…。しかし、新しい文明、成熟社会になるための通過儀礼だったのかもしれない。政に携わる者、そして日本国民にとって…。
今後のストーリー展開は、長州に嫌気がさした(?)かどうかはわからないが、楫取素彦(大沢たかお)は群馬へ行くことになる。史実によれば、明治5年、足柄県参事となり、明治7年に熊谷県権令、明治9年群馬県の県令となる。そろそろ美和との関係も義兄妹ではなくなるはずだが…今後の展開も楽しみである。
■前回のあらすじ
大政奉還、時代は明治となり「版籍奉還」で長州藩は領地を朝廷に返上。それにともない毛利敬親(北大路欣也)は隠居、元徳(三浦貴大)が知藩事に就任する。しかし度重なる戦のため、財政は悪化の一途を辿り人員削減を余儀なくされる。元徳は奇兵隊をはじめとした諸隊から武士だけを残し、それ以外の者たちを一方的に解雇した。
楫取は百姓たちを兵士にしたのはわれわれであり、一方的に解雇などすべきではないと元親を説得するのだが、早く成果を上げたい元親は楫取の助言を無視。すると脱走兵たちが2000人も集まり、城へ攻め入ってきた。楫取はなんとか武力ではなく、話し合いで解決したいと脱走兵のリーダー・雲仙(浜田学)と話し合いの機会を設ける。雲仙たちは、命懸けで戦に参加したのに、戦が終わったとたん、虫けら扱いされたことがガマンならなかった。そして戦で傷を負ったもの、年寄りの面倒を見て欲しいと楫取に懇願。楫取は「あの者どもの声を聞いてほしい」と何度も元親に言うのだが…。
一方、中央政府は長州藩の混乱を聞きつけ、脱走兵たちの謀反が全国に広がることを恐れ、いち早く木戸孝允(東山紀之)は鎮圧軍を長州に向かわせる。
元親では事が収まりきらないため、楫取は病身の大殿・敬親(北大路欣也)に願い出て、彼ら脱走兵に労いの言葉をかけてほしいと頼む。
楫取の願いを快く引きうけた敬親。脱走兵たちは大殿の優しい心に涙を流したのだがその矢先、一発の銃声が響き渡った。それを機に、鎮圧軍の一斉攻撃が始まり脱走兵たちは惨敗。生き残った者もみな処刑された。
楫取は、中央政府が乗り込んだことで、長州の政も政府に乗っ取られると危惧していたのだが…木戸は「お前ならなんとかしてくれると思ったのに…」と楫取に言い、長州を去った。
残された楫取は、命懸けで長州、新しい日本のために戦ってくれた兵士たちに申し訳ない…と全責任を自分が負う決意をするのだが…。
■第39話「新しい日本人」あらすじ
病に伏していた大殿・敬親(北大路欣也)が亡くなり、中央政府から「廃藩置県」が発令。長州藩も変革の時を迎え、奥御殿は閉鎖となる。都美姫(松坂慶子)、元親(三浦貴大)、銀姫(田中麗奈)、興丸は東京へ。美和(井上真央)は実家の杉家に戻ってきた。
中央政府鎮圧軍の件に責任を感じていた楫取(大沢たかお)は自分を責め、政から身を引いた。そんなおり、楫取ら長州藩の政に携わっていた者たちに恨みをいだくものがいた。
一方、美和のもとに亡き夫・久坂玄瑞(東出昌大)の忘れ形見・秀次郎が突然訪ねてきた。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第39回は9月27日(日)NHK総合は夜8時から。BSプレミアムは夜6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」番組公式サイト
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」Facebook公式ページ
◇NHKオンデマンド公式ページ
◇「花燃ゆ」NHKオンデマンド/GyaO!ストア
各話:216円/3日間、見放題パック:972円/毎月(自動更新)
【大河ドラマ紹介】 【2015年NHK大河「花燃ゆ」各話のあらすじ】
■見逃し配信
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