150年の時空を超えた結末とドラマのその後!「Dr.JIN」第21-最終回あらすじと予告動画-Dlife

2017年04月10日14時30分ドラマ
原作:村上もとか「JIN-仁-」
(集英社「ジャンプコミックスデラックス」刊行)
(C)MBC & 2012 Victory Production

いよいよ残り2話となった「Dr.JIN」は、史実にあったフランスとの戦争(丙寅洋擾)を舞台に、ジン・ヒョク(ソン・スンホン)とヨンレ(パク・、ミニョン)、ギョンタク(JYJキム・ジェジュン)の150年の時空を超えた愛と壮絶な運命が幕を閉じる!そして、安東金氏との権力争いの後、興宣大院君はどんな朝鮮を築くのか!「Dr.JIN」が、Dlife で4月11日(火)放送の第21話~22話(最終回)のあらすじとドラマのその後を紹介、DVD公式サイトには、予告動画と人物相関図などが公開されている。

※4月13日(木)からのこの時間は、「おバカちゃん注意報~ありったけの愛~」を放送!

【「Dr.JIN」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景や各話のあらすじ、見どころ、豆知識、イベントレポートなどをまとめて紹介している。

■キャスト
ジン・ヒョク役(外科医):ソン・スンホン
ホン・ヨンレ(両班の娘)/ジン・ミナ(妹)役:パク・ミニョン
キム・ギョンタク役(武官):キム・ジェジュン(JYJ)
イ・ハンウ役(王族):イ・ボムス
チュノン役(妓生):イ・ソヨン

■第21話
ジン・ヒョクをかばって刺されたチュノンを河原で見送るジン・ヒョクたち。チュノンの臨終を見とれなかった大院君は、「もし他の世界があるなら、その時はキーセンではなく平凡な女として生きていきたい」とのチュノンの願いを語り、「朝鮮一の男になってくれ」というチュノンの言葉を思った。ジン・ヒョクは、チュノンが最後に遺したミナが死んだという言葉が信じられずにいた。ミナを救うために過去に来たと思っていただけに、チュノンの言葉が真実なら、元の世界に戻っても仕方がないと、絶壁の淵に立った。そんなジン・ヒョクをヨンレが引き止めた。
一方、朝鮮の沖合にフランスの艦隊が現れ、ついに戦争が勃発。戦争に勝利するという史実を知った左相キム・ビョンヒは、政争に決着をつけるため、国王を拉致すると見せかけて実は大院君を討とうと計画を立てる。だがその計画を知った大院君の反逆に遭い、一族郎党に見放され、大院君に隠居を強要されることに。一方ヨンレは負傷兵の治療のために戦地へ向かうが、ミナのようにヨンレも死ぬのではとジン・ヒョクは危惧するのであった。

■第22話(最終回)
江華島に上陸したフランス軍との戦闘のため、大院君は自ら兵を率いて島に向かう。従軍したジン・ヒョクはギョンタクとともに要衝の城に潜入し、ヨンレを救おうとする。そして激しい戦闘の末、朝鮮軍は勝利。しかしギョンタクは命を懸けてヨンレを守り、ヨンレも爆弾によって負傷してしまう。負傷したヨンレを手術した後、ジン・ヒョクはフランス兵に襲われ城壁から落ち、現代の世界に戻ってくる。しかし過去の世界に来る前にジン・ヒョクが手術したはずの腫瘍患者のことについて、知っている者は誰もいなかった。戻った世界が以前と少し違うことに気づくジン・ヒョクだが…。

■ドラマのその後
このフランスとの戦争の2か月前には、アメリカの商船ジェネラル・シャーマン号焼き討ち事件が起きていた。これがきっかけで、5年後アメリカとも戦争「辛未洋擾(シンミヤンヨ)」が起きる。当時、他のアジア諸国と同様に朝鮮も近代化が遅れており、どちらの戦争も朝鮮との有利な通商貿易をおこなうための侵略戦争だった。朝鮮はこれらの戦争に勝利し、大院君はこの後ますます強固な鎖国政策を採る。
しかし、10年後、高宗が二十歳になった時、自らが政治を行う親政を願ったために、大院君は政界から退くことに。ところが、政権は王妃・閔(ミン)氏の外戚が握り、日本との国交修好条約(1876年)を結ぶことになる。この後、高宗はアメリカ、フランス、ロシアなど欧米列国とも条約を結ぶことになる。
このあたりを背景に描いた作品には「明成皇后」「済衆院(チェジュウォン)」「名家の娘ソヒ」などがある。ドラマの年表で確認してみよう。

kandoratop【作品詳細】【「Dr.JIN」を2倍楽しむ】

「Dr.JIN<完全版>」DVD公式サイト
Dlife「Dr.JIN」番組公式サイト
 2017.03.14~04.12 月~金13:30-14:24 再放送
 2016.09.27~10.26 月~金13:30-14:24