「浪漫ドクター キム・サブ」ここがみどころ:道に迷う多くの人々に温かな癒しと勇気を与える感動作!
名優ハン・ソッキュが21年ぶりに現代劇に帰ってきた!ハン・ソッキュといえば、「根の深い木」の世宗大王や「秘密の扉」の英祖など史劇の印象が強いが、1995年の MBCミニシリーズドラマ「ホテル」以降、なんと21年ぶりにSBSドラマ「浪漫ドクターキム・サブ」(2016)で、神の手を持つ天才外科医として現代ドラマに華々しく帰ってきてくれた!予告動画は作品公式サイトで公開中だ。
史劇のハン・ソッキュを見慣れていると、ハン・ソッキュ=王様にしか見えないのだが、「浪漫ドクターキム・サブ」を見ると、もはや医者にしか見えなくなってくるから不思議。白衣をまとったキム・サブに、あの素敵な声で「大丈夫だ」と言ってもらいたいたくなる。
ハン・ソッキュは1964年11月3日生まれの53歳。
年々、韓国ドラマの主演俳優が若返って行く中、この年代のベテラン俳優が主演している作品は、正直落ち着く。
そして、ハズレがない。
キム・サブの姿を見ているだけで癒されるのはなぜだろう。それは、視聴してみてのお楽しみ。
本作は、韓国で初回放送から同時間帯ドラマ視聴率第1位でスタートし、回を重ねる毎に盛り上がりを見せつつ最終話では自己最高視聴率27.6%を記録した。そして、ハン・ソッキュは圧倒的な存在感の熱演で、見事SBS演技大賞の大賞に輝いた。
【「浪漫ドクターキム・サブ」を2倍楽しむ】で各話のあらすじなどをまとめて紹介している。
「浪漫ドクター キム・サブ」で忘れてはならないのが、変わり者の天才外科医キム・サブの下で成長していく、野心家の若き医師たちだ。
若手実力派のカン・ドンジュ(ユ・ヨンソク扮)と、ユン・ソジョン(ソ・ヒョンジン扮)、さらにカン・ドンジュのライバル役として登場するト・インボム(ヤン・セジョン扮)が、それぞれに事情を抱え、厳しい中にも愛のあるキム・サブの傍で成長する姿には本当に胸が熱くなる。
「怒りはしまっておけ。まずは自分が変わらなければ何も変わらない」
このセリフを皮切りにキム・サブが紡ぐ珠玉の名セリフの数々にも、ぜひ注目してほしい。
「浪漫ドクター キム・サブ」 は、道に迷う多くの人々に温かな癒しと勇気を与え、どんな時も“人間らしさ”を追い求めることの価値と美しさを描き出している。
なんとしてでも患者を生かす!ただひたすらに!
飄々とした中の毅然とした男らしさ、医者であるということよりも人間としての在り方に神々しいまでの魅力を放つ、まさに“浪漫ドクター”キム・サブ!
本作が韓国SBSで放送された際のエンディングデーマは、第1話~14話までビリー・ジョエルのThe Strangerだった。
飄々としたキム・サブの雰囲気にとてもマッチしていて、個人的にはとても好きだったが、日本版は別のエンディング曲に変更されている。
そのなんとも言えない渋い雰囲気を知りたい方は こちらをどうぞ。
人はなぜ生きるのか、自分はなぜ今こうして生きているのか…。
韓国俳優のレジェンド ハン・ソッキュの魅力を十分に堪能できる本作を、ぜひ心ゆくまでお楽しみいただきたい。
◇DVD公式サイト
【作品詳細】【「浪漫ドクターキム・サブ」を2倍楽しむ】