ヤマハ、HDオーディオ+7.1ch対応のデジタル・サウンド・プロジェクターを発売、動画で解説
ヤマハは、デジタル・サウンド・プロジェクター「YSP-4100」(オープン価格)を11月5日から発売する。
同機は、2007年10月発売の前モデル「YSP-4000」の圧倒的な音質、インテリビームを使ったセットアップの容易さ、生活空間になじむデザイン性などを継承しつつ、そのすべてを徹底進化させ、「フルスペックYSP」とも称すべき性能を実現した革新的なモデル。
ブルーレイに採用されるHDオーディオ規格(ドルビーTrueHD、DTS-HDマスターオーディオ)に対応し、新世代ソースが備えるロスレス・サラウンド音声を最大限のクオリティで余さず堪能することができる。マルチチャンネルリニアPCMにも対応し、次世代ゲーム機で再生する映画や音楽、ゲームも美しいサラウンド環境で楽しむことができる。
また、7.1chサラウンド再生を実現しており、音のビームを壁面反射させ、何もない壁からリスナーの耳へ、5.1chサラウンドとは別次元のリアリティあふれる音場空間を体感できる。7.1ch音声を収録するブルーレイディスクはもちろん、通常のテレビ放送なども迫力の7.1chで楽しめる。
それでいながら、奥行きわずか9cmのスリムボディを獲得。前モデルと比べ約40%も薄く、普及が加速する薄型テレビのそばでもスマートにセットすることができる。
HDMI端子は、入力4系統を装備。レコーダー、プレーヤー、ゲーム機、デジタルチューナーなど、多彩なAV機器をまとめて接続し、テレビ側へ一括して出力することが可能で、テレビを中心とした家庭のAVメディアセンターとして威力を発揮する。
さらに、同社の新開発技術、ユニボリューム機能を搭載しており、番組からCMに切り替わった時などのコンテンツ間の音量差を自動的に補正してくれる。同様に番組間、チャンネル間での音量補正も行うため、ボリューム調節の煩わしさを解消してくれる。
もちろん、視聴ジャンルに合った理想の音場空間を創造する独自のシネマDSPも搭載。3カテゴリー11プログラムの中には、新たにゲームモードを備え、サラウンド音声が収録されたゲームを最適な音場効果で楽しむことができる。
また、電子番組表とシネマDSPが連動する「おまかせサラウンド」を装備。ジャンルコードがスポーツならば、視聴する際に自動的にシネマDSPがスポーツモードに変わる。
別売のiPod用ワイヤレストランスミッター「YIT-W10」を使えばiPodとワイヤレスで接続可能で、ワイヤレスサブウーファーキット「SWK-W10」、同機と専用ラックのセット(YSP-LC4100)も発売される。
薄型テレビオーディオサイトでは、スペシャル動画を配信している。パパがママに同機について説明するというシチュエーションで、難しく感じやすいデジタル・サウンド・プロジェクターについて分かりやすく解説する。
「YSP-4100」オフィシャルサイト
薄型テレビオーディオサイト