【最終回】岡田将生主演「昭和元禄落語心中」八雲(岡田)懐かしの場所であの人と再会!そして…第10話予告動画

2018年12月13日08時00分ドラマ
©NHK

高座で倒れた八雲(岡田将生)は一命を取り留める!一方、与太(竜星涼)と小夏(成海璃子)は助六(山崎育三郎)らが事故死した当夜に行われた落語会のフィルムを見るのだが…NHK総合14日(金)夜10時より「昭和元禄落語心中」最終回(第10話)を放送!予告動画は番組公式サイトで配信。

いよいよ14日放送で最終回を迎える「昭和元禄落語心中」。2010年からスタートしたコミック連載、そして2016年、17年に渡って放送されたアニメシリーズ。最後に実写ドラマ化となって、一連の「昭和元禄」メディアミックスも幕を閉じる。

「昭和元禄」の大ヒットで落語ブームと言われるようになったが、平成になって落語界は幾度の激震が走った。2001年、63歳の若さで亡くなった古今亭志ん朝。父・志ん生、兄・金原亭馬生を持つ落語一家に生まれ、絶大な人気を誇る落語家となった。その早すぎる志ん朝の死に多くの落語ファンが落胆し、客離れに繋がったとも言われている。

それから10年後、志ん朝の親友でありライバルであった落語立川流家元・立川談志がこの世を去った。現在、高座に上がる落語家のうち、談志の影響を受けてない落語家は一人もいないだろう。それほど、談志の落語は斬新で、革命的で、多くのファンを魅了した。

「昭和元禄落語心中」に登場する八雲や助六は、世代からいえば志ん朝、談志よりも少し上の世代にあたる。しかし、「昭和元禄」の中で描かれている落語界は、志ん朝、談志が愛した古き良き、落語界だったと言えよう。

この漫画のブームにより、ここ数年寄席や落語会に足を運ぶファン層が若返った。漫画がきっかけで落語を聞くようになった人も、贔屓の落語家を見つけたり、寄席のすばらしさに魅了されたりしているはず。コミック、アニメ、ドラマは終わっても、落語そのものの勢いは留まることなく、今後も続いてゆくはずである。

■前回(第9話)ネタバレあらすじ
八雲(岡田将生)、与太(竜星涼)、小夏(成海璃子)、そして息子の信之助と暮らすようになって数年。小夏は下座として寄席で働くようになった。信之助は八雲や与太の落語が大好きで寄席に通い、周囲の大人たちから可愛がられていた。

小夏は三味線で出囃子を弾く度に、少しずつあの日の夜のことを思い出していた。八雲から聞かされていた話と自分の記憶に違いがある…松田(篠井英介)にあの日のことを訪ねるが、話をはぐらかされてしまう。

円屋萬月(川久保拓司)が、かつて菊比古だった八雲と助六(山崎育三郎)が四国で行った落語会のフィルムが見つかったと、与太と小夏に伝える。小夏は、それがあの日の晩のことだとわかる。それを見れば、両親の事故死の真相がわかるのではなかと思うのだが…。

そんな中、与太と八雲の親子会が開催されることとなった。八雲は高座に「たちきり」をかけることに。八雲みずから小夏に三味線の稽古を付けた。

稽古を終えた小夏は、八雲に自分には母親(みよ吉:大政絢)の血が流れている。ちゃんとした母親になれるか心配だったこと、あの晩、本当は何があったかをずっと考えていると告げる。八雲ははじめて、小夏がずっと苦しんでいたことに気付いた。

そして親子会当日。先に高座に上がった八雲。「たちきり」を演じている最中、急に胸が苦しくなる。なんとか最後まで演じたものの、幕が下りると同時に倒れ込んでしまった。

まだ落語会の途中。与太は八雲を小夏にあずけ、自分は高座に上がった。その後、八雲は救急車で病院に運ばれた。

■最終回(第10話)「八雲」あらすじ
病院に運ばれ一命を取り留めた八雲(岡田将生)。その一方で与太(竜星涼)と小夏(成海璃子)は、助六(山崎育三郎)とみよ吉(大政絢)が事故死した当夜に行われた、八雲と助六の落語会のフィルムを見る。

そしてついに、小夏は忘れていた真実を思い出したのだが…。

NHK総合12月14日(金)夜10時より、ドラマ10「昭和元禄落語心中」最終回(第10話)を放送。再放送は総合18日(火)25時30分より。原作:雲田はるこ『昭和元禄落語心中』(講談社)。出演:岡田将生/竜星涼/成海璃子/大政絢/山崎育三郎ほか。第10話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK総合 ドラマ10「昭和元禄落語心中」番組公式サイト

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