「まんぷく」萬平は釈放されるのか?福子に第2子も!第13週:「生きてさえいれば」あらすじと見どころ、予告動画

2018年12月22日11時00分ドラマ
@NHK

第12週を終え、たちばな栄養食品は解散し、萬平は刑務所の中!塩軍団はバラバラに!第13週はまだまだ続く福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)の受難!しかし、新しい命の誕生や萬平釈放の機運も高まる!NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」「生きてさえいれば」第13週(12月24日~12月28日)のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

第12週のスタートは、やっぱり、世良(桐谷健太)。萬平のピンチにとばっちりを受けまいと怪我をしたと嘘をついて大阪に逃げ帰ってしまう!商売上手で、第10週から11週では好印象になっていたところなのにと思った視聴者も多数。しかし、そんな世良も週の半ばではちゃんと福子を助けると「僕かてやれることはやったる!福ちゃんにはぎょうさん味方がおる!」と言ってくれて…ほっとしたシーン。そして、弁護士・東(菅田将暉)の登場!頼りなさそうだけど、信念がしっかりとしているところが十分に発揮された。演じる役柄によって雰囲気を変え、まさに「カメレオン」のようとSNSでも高評価の声が続出。第13週以降もますます活躍のシーンが見られそう。

鈴が大阪で占ってもらった占い師は、なんと「まんぷく」の関西ことば指導の一木美貴子。実は松坂慶子は、一木美貴子をモデルに鈴を演じていると!素顔は一体どんな人?解散してしまった”塩軍団”。今週の公式Twitterには塩軍団情報が満載。気になる人を要チェック!

「まんぷく」を一気に見たい!もう一度ダイジェストを見たい人に朗報。12月29日(土)の朝8時から総集編・前編が90分で放送される。また、毎週日曜日に一週間分を20分のダイジェストで放送しているが、それをお正月の1月3日(木)、4(金)に一気に再放送!放送スケジュールは公式サイトのニュース欄で確認を。

【作品紹介】【「まんぷく」関連・各話あらすじ】

第12週は、進駐軍への罰金を払うために東京からの撤退、財務局からの追徴課税のために会社を解散させたところまでが描かれた。

脱税の容疑で進駐軍に逮捕され、実刑判決を受けた萬平(長谷川博己)。課せられたのは重労働4年と罰金7万円。妊娠4か月で、身重の福子(安藤サクラ)は萬平が収容された刑務所に向かい、罰金を工面する方法を相談するが、良い案が浮かばない。会社を諦めないといけないと嘆く萬平。福子に申し訳ないという萬平に、「生きてさえいてくれればそれ以上望まない」と話す福子。金網越しに見つめあう。

状況を打開するため、法律の専門家の力が必要な中、なかなか引き受けてくれる人はいない。近所の食堂で紹介されたのは、東京帝大を出ている弁護士の東(菅田将暉)。しかし、どこか頼りない雰囲気。おまけに資産整理はやったことがないと言いだす。しかし困惑する福子を前に、東先生は担当を直訴する。まずは罰金7万円の支払い方法を考えることに。東先生は萬平の逮捕は世間への見せしめだと考える。アメリカに逆らうことはできないという言葉に絶望して涙する萬平だったが、東先生は「なんとか助けたい。あきらめないで」というと、福子も萬平も一縷の希望を見出す。東先生の提案でダネイホンの販売権を売った利益で罰金7万円を支払うことになった。たちばな栄養食品は製造のみに専念させ、東京は引き払う。東京にいる社員たちも大阪に戻ることになった。罰金を払うことができてほんの少しほっとしながらも、寂しさやくやしさがこみ上げる萬平。販売権を買った会社は、ダネイホンの良さや萬平の意思もわかっていた。”萬平印のダネイホン”という名前のまま、販売を続けることに。

さらに福子は4年の刑期を少しでも短くできないかと東先生に頼み込む。福子のお腹の子が産まれるまで、長男にも会わせたいと。しかしすぐには良い方法は見つからない。そうしているうちに、東京支社を引き払う日がやってくる。神部(瀬戸康史)は、近所のやまね食堂の美代子(藤本泉)に弁護士紹介のお礼とお別れを言いに行く。美代子は涙で見送ると、それをみていた社員たちは神部に問い詰める。神部は、美代子よりもタカ(岸井ゆきの)の方がずっとかわいいと言い切る。福子は真一(大谷亮平)たちと共に志半ばで帰阪。社長が帰ってくるまで頑張ろうと一致団結する社員たち。

すると追い打ちをかけるように財務局から連絡入る。東京財務局から課せられた罰金・追徴課税10万円について、刑務所の萬平と東先生が面会して相談。2人とも不当な課税なので払う必要がないと考えるが、このままだと泉大津の会社が差し押さえられる危険が。そこで東先生が萬平の怒りを買いながら、たちばな栄養食品を解散することを提案する。ダネイホンの商標と製造方法をどこかに売って、会社をたためと。会社がなくなるなんて、
と怒り出す萬平。2人の間に亀裂が入るが、東先生は、妹の話をし始めた。戦争から帰ってきたら、妹は栄養失調で死にかけていた。その妹がダネイホンで助かったと打ち明ける。東先生も会社を解散しなくてはいけないことは悔しくて仕方ないが、ダネイホンを世間からなくさないためには唯一の方法だと説得する。東先生の熱い思いに萬平は会社の解散を決めた。

萬平は刑務所での労働中に、占い師の剛田(イッセー尾形)に会う。大器晩成といわれる。鈴も大阪で占いをしてもらったら、萬平のことを大器晩成といわれていた。

そして罰金の支払い方法を相談しに、お世話になっている大阪経済会の重鎮・三田村(橋爪功)を訪ねる。ところが福子と東先生の前に現れた三田村は病に倒れて療養中。これまでの経緯を報告する。三田村は東先生と二人きりを望む。東先生はダネイホンを残し、かつ、少しでも福子たちに財産を残すためにはこの方法しかないと力説する。三田村は候補の会社を3社ほど紹介するという。その三田村はガンで余命三カ月と。福子はつらい事ばかりと泣いてしまうが、世良からは「福子にはぎょうさん味方がいる」と勇気づける。

財務局の罰金を支払うため、福子と東先生は三田村から紹介された会社に、ダネイホンの商標と製造方法を売り込もうとする。売却先が北浜食品に決まった。そして、会社は解散。みんなはバラバラになってしまう。従業員のうち神戸や岡(中尾明慶)ら9名は北浜食品へ、4名は三田村が紹介した会社へ、2名は世良が紹介してくれた会社へ再就職することが決まった。残念がる社員だったが、いままでがんばったからこそこれからの人生に活かしてほしいと福子は伝える。

一方、財務局では「たちばな食品」に対し、差し押さえの準備を始める。たちばな食品へ行ってみるとそこはもぬけの殻。憤る財務局の役人に「売却先は黙秘する」と話す東先生。これからの戦いはまだまだ過酷につづいてゆく…。

【第13週(2018/12/24-12/28)あらすじ】
■第73話(月)
会社を解散した福子(安藤サクラ)は克子(松下奈緒)の家にお世話になることに。社員のみんなは、それぞれ新しい勤め先を紹介され、あとは萬平(長谷川博己)が釈放されることが福子の願い。萬平と面会する度に、寂しさが募る福子。病床の三田村(橋爪功)を見舞うと、「生きていれば希望はある」と励まされる。その頃、財務局ではGHQから徴税目標の圧力がかかり…

■第74話(火)
会社を売って得た利益の使い道をみんなで相談していると、福子が産気づきます。そして無事、女の子を出産。鈴(松坂慶子)たち家族はもちろん、居合わせた東先生(菅田将暉)も感激。急いで刑務所の萬平に知らせに走る。ところが喜びもつかの間、財務局が香田家に乗り込んできて、福子のお金が差し押さえに。途方に暮れる福子たちに対して東先生がまさかの提案を…

■第75話(水)
財務局の強行な差し押さえに対し、東先生は国を訴えようと萬平に持ちかける。囚われの身の萬平は無力な自らの状況を嘆きながら、提案を了承。早速、東先生が国を相手に裁判を起こす。香田家では怒りが収まらず、鈴の指導で薙刀(なぎなた)稽古が始まり、刑務所の萬平は鼻息荒く重労働に励み、福子も覚悟を決めます。しかし財務局から思わぬ反撃が…

■第76話(木)
裁判を起こした福子たちの弱みを握ろうと、またもや財務局が強行手段に。弁護士の東先生の事務所へ家宅捜査に入る。結局、財務局のもくろみは外れるが、東先生はその焦りを察して背景を探ると、まさかの事実が発覚。萬平の不当逮捕が明らかに。すぐに新聞などのマスコミを通じて、世論を味方に付けるべく動く。萬平釈放の機運が高まるが…

■第77話(金)
萬平の不当逮捕に対する国への批判が高まる中、財務局から福子たちに訴えを取り下げれば、萬平を釈放すると司法取引が持ちかけられる。でも訴えを取り下げれば、罰金10万円を支払うということになり、萬平は裁判で争うと言って譲らない。裁判が始まったら、萬平が出所できるまで何年かかるのか。それを聞いた福子が…

【作】福田 靖
【出演】安藤サクラ,長谷川博己,松下奈緒,要潤,大谷亮平,桐谷健太,瀬戸康史,岸井ゆきの,呉城久美,藤山扇治郎,橋爪功,松坂慶子,中尾明慶,松木賢三他
【語り】芦田愛菜

NHK「まんぷく」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
NHKPRサイト「まんぷく」関連動画・記事
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」
インスタグラム公式「nhk_mampuku 」

【秋ドラマ一覧】【「まんぷく」関連・各話あらすじ】