キュートなパク・ボヨンに釘付け!「ああ、私の幽霊さま」韓国での評判をレポート!

2019年03月06日10時00分ドラマ
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ちょっとエッチな幽霊に取り付かれた内気な女性とカリスマシェフが繰り広げる前代未聞の<全身全霊>ロマンティック・ラブコメディ韓国ドラマ「ああ、私の幽霊さま」の韓国での評判をレポート、予告動画はDVD公式サイトに公開中だ。

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※特典映像や各話のあらすじ、見どころばどは【「ああ、私の幽霊さま」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。

「ああ、私の幽霊さま」は、ラブコメ会心作でヒットを飛ばし続けるテレビ局tvNが生んだ作品で、2015年7〜8月に放送された。落ちこぼれ女子がセクシー幽霊に取り憑かれて巻き起こす、前代未聞の<全身全霊>ロマンティック・ラブコメディ。ソ・イングク主演「ナイショの恋していいですか!?」のユ・ジェウォン監督とヤン・ヒスン脚本家の作品で、最終話ではソ・イングクがカメオ出演という嬉しいサプライズもファンを喜ばせた。

主演は、ミュージカル界のトップスターであり、「最高です!スンシンちゃん」「キング〜Two Hearts」などで実力派俳優としても知られるチョ・ジョンソクが、幽霊に愛されてしまうイケメンシェフ役を好演。ツンデレの魅力全開で、新“ラブコメキング”誕生とまで言わしめた。
ヒロインを演じるのは、『過速スキャンダル』『私のオオカミ少年』のパク・ボヨン。7 年ぶりのドラマ復帰で、デビュー10 年目にしてドラマ初主演を務め、初キスシーン&OST 参加と意欲的に挑戦。本作の後、「力の強い女ト・ボンスン」でもヒロインと勤めている。
パク・ボヨン扮するヒロイン、ナ・ボンソンに取り憑く幽霊を演じるのは、「恋愛の発見」「ポンダンポンダン 王様の恋」『国際市場で逢いましょう』などの個性派女優キム・スルギ。男好きでセクシーな幽霊シン・スネ役をコミカルに熱演した。
そしてもう1人のドラマのキーパーソンを演じたのは、「おバカちゃん注意報~ありったけの愛」のイム・ジュファン。彼は善と悪の2つの顔を演じ分け、“イム・ジュファンの再発見”としてブレイクした。

本作品は単なるラブコメというだけでなく、その中にミステリーも織り込まれていることからストーリーに重みが増し、全体的にとてもバランスが良い作品と評価された。幽霊が存在し、憑依するといったファンタジー要素が視聴者を引きつけ、ソヌ(チョ・ジョンソク)とボンソン(パク・ボヨン)の甘いロマンス。そしてそこからラストまで一気に引き込まれるミステリー要素 。視聴者の興味をそそる要素が三拍子揃ったドラマであったため、最後まで爆発的な勢いのまま走りきったと評価されている。更に、本作品は序盤に出てきた数多くのキーポイントが、ラストはすっきり解決されるという点も、しっかりした構成だと高く評価されており、多くの視聴者が満足した様子だ。

本作品の一番の人気ポイントは、何と言ってもヒロインを演じたパク・ポヨンであろう。パク・ボヨンは本作でデビュー以後初めて長編ドラマ主役を務めた。小心者なボンソンと、スネが憑依した大胆なボンソン。彼女は二人の真逆なキャラクターを演じきってドラマ全体の魅力を増幅させ、視聴者は終始飽きずに楽しめた。多くの視聴者や韓国メディアが「本作品の成功は正にパク・ボヨンの演技力あってこそ」「このドラマはパク・ボヨンのドラマだ」と賞賛したのも納得だ。ラブコメのため一般的には女性向け作品と言えるだろうが、パク・ポヨンの可愛らしいキャラクターが男性視聴者たちにも注目されて多くの関心を集めた。かわいくてラブリーなパク・ボヨンを見るというだけでも、このドラマを見る価値があると言えるだろう。
大胆でセクシーな幽霊シン・スネを演じたキム・スルギも同様に多くの視聴者を魅了した。特に女性視聴者が彼女の明るく自由奔放なキャラクターに好意を持ち、本作品の魅力として挙げているようだ。またスネはなぜ死んでしまったのか、その真実もまた本作品の大きな要素の一つであり、真実が明かされるにつれ切なく泣けてくる。中にはボンソンとスネの友情に心を打たれ、彼女たちが忘れられず初回からまた見始めたという視聴者もいた。
チョ・ジョンソクも安定の演技を見せ、女性視聴者をときめかせた。彼にツンデレキャラを演じさせたら天下一品!男らしいシーンでは思わずドキッとしてしまい、コメディシーンでは笑わずにはいられない。またパク・ボヨンとのケミも同様に高評価を得ており、ドラマを見れば見るほどソヌにはまってしまう人が続出した。「チョ・ジョンソクのドラマは間違いない」と言わしめた彼の演技を是非とも注意深く見て欲しい。
そしてもう1人のドラマのキーパーソンを演じたイム・ジュファン。彼は善と悪の2つの顔を演じ分け、“イム・ジュファンの再発見”としてブレイクした。女性ファンを虜にする彼のスラッとした長身と甘いマスクが、本作品ではクールで冷徹な役をより一層引き立たせていた。もちろん彼の演技力が多くの評価を得たのだが、中には「優しい顔だからか、悪役なのにかっこいい/印象が良い」といった女性視聴者の正直な声も多かった。

本作品はストーリーや脇役も含めた出演者たちの演技、全てにおいてとにかく評価が高い。どんなドラマでも一定数は「期待以下」「結末が不満」といった評価をする人がいるものだが、本作品はそういった評価がなかなか見つからないほどであった。視聴率もその人気ぶりを物語っており、本作品は男女10代から50代まで全世代同時間帯1位を記録し、更には初放送から最終回まですべてのエピソードがケーブルと終篇をあわせて16回連続同時間帯1位という大記録を達成。2013 年の「応答せよ1994」、2014 年の「ミセン−未生−」など社会現象を巻き起こしたドラマに次いで、tvN ドラマ史上歴代3 位(当時)となる驚異的な視聴率大記録を成し遂げたのだ。
また本作品以降“tvN金土ドラマが復活した”と言われており、「ああ、私の幽霊さま」-「2度目の二十歳」 - 「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」 -「シグナル」と黄金ラインナップでtvNの快進撃は続き、本作品はその先陣を切った作品となった。世間でも「tvNはどこまでいくのか」と驚きながらも、期待を膨らませドラマに夢中になった。(その後、2016年2月末よりKBSで放送された「太陽の末裔」が大ヒットとなり、韓国中で「太陽の末裔」ブームへと移行していった)

■あらすじ
生まれつき霊感が強く、大人になった今でも幽霊が見えるという秘密を持ったナ・ボンソン(パク・ボヨン)は、人気レストランで調理補助として働いている。奥手で地味な彼女は、片思い中のシェフ、カン・ソヌ(チョ・ジョンソク)に想いを伝えられずにいた。一方、29歳でこの世を去り、未練を残したまま幽霊となったシン・スネ(キム・スルギ)は、ある日、彼女を追う霊媒師から逃げる途中、慌てて憑依(ひょうい)したボンソンの体から出られなくなる。スネに取り付かれたボンソンは、急に活発で明るい性格に豹変し、レストランの同僚を驚かせる。スネはそこで出会ったソヌを“探し求めていた男性”と感じ、ボンソンに憑依したままソヌに猛烈アタック。積極的なボンソンにいつしかソヌも惹かれ始めるが、間の悪いことにスネはボンソンの体から抜け出て、ボンソンは内気な女性に戻ってしまう。恋を成就させるため、スネに協力を求めるボンソンだったが…。

■キャスト
カン・ソヌ役:チョ・ジョンソク
 「最高です!スンシンちゃん」「キング~Two Hearts」『建築学概論』
ナ・ボンソン役:パク・ボヨン
 『僕らの青春白書』『私のオオカミ少年』『過速スキャンダル』
シン・スネ役:キム・スルギ
 『国際市場で逢いましょう』「恋愛の発見」 「ポンダンポンダン 王様の恋」
チェ・ソンジェ役:イム・ジュファン
 「おバカちゃん注意報~ありったけの愛」 「ハベクの新婦」「輝くか、狂うか」
ソ・ジュン役:クァク・シヤン
 「魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~」「最後から二番目の恋」「気分の良い日」
カン・ウニ役:シン・ヘソン
 「黄金の私の人生」「ナイショの恋していいですか!?」

BS11「ドラマ紹介」番組公式サイト
 2019.03.13スタート 月~金15:29-16:30 再放送
 2018.07.07-08.26 土・日9:59-10:55 BS初放送
DVD 公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「ああ、私の幽霊さま」を2倍楽しむ】