難航するまんぷくヌードル開発!「まんぷく」第24週:「見守るしかない」あらすじと見どころ、予告動画

2019年03月09日12時00分ドラマ
@NHK

第23週を終え、息子と共にカップ麺・まんぷくヌードルの開発に苦悩する姿が!第24週はまんぷくヌードルの開発に奮闘する息子の姿や娘の熱愛騒動などが!母としても苦悩する福子(安藤サクラ)の姿が!NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」第24週(3月11日~3月16日)「新商品!?」あらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

第23週は、第22週から11年後が描かれていた。鈴(松坂慶子)が、いつもは萬平(長谷川博己)のことをいろいろ福子(安藤サクラ)に愚痴るところ、第22週の最後では萬平のことを評価していたこともあり、「もしや次週はでないのでは?」という心配も多かったが、月曜日から生存確認ができて大勢の視聴者がほっとした。また、第22週までは恋敵であった岡(中尾明慶)と森本(毎熊克哉)。吉乃(深川麻衣)のハートを射止めたのは、岡だった。しかし、いまでも岡と森本の友情は健在。

そして、福子の息子・源、娘・幸も、それぞれ西村元貴、小川沙良と子役からバトンタッチされている。大阪万博時代の先端ファッションに身を包んだ幸にも注目が集まる。

第24週は、カップヌードルの開発の苦労と娘の幸の熱愛騒動が描かれる。第23週では偉大な父にコンプレックスを感じていた源であったが、福子が間にはいることで仕事にも前向きになっていったと。3月6日(水)にNHKで放送された「歴史秘話ヒストリア」では、「まんぷく」のモデルとなっている安藤百福について取り上げられていた。実際、百福と息子・宏基では経営戦略などに違いがあり、取締役会などでも激論を戦わせて、会長職や社長職をかけるほどとなっていたが、母・仁子の仲介で和解したことが放送されていた。まだ、会社に入ったばかりの想定の源だが、今後は、コンプレックスを克服して、より仕事に邁進してゆく姿が想像される。

【作品紹介】【「まんぷく」関連・各話あらすじ】

第23週は、カップヌードルの開発に邁進してゆく萬平と見守る福子の姿、そして、息子の源は偉大なる父に追いつけない自分を感じている様子が描かれた。

「まんぷくラーメン」が発売されて11年。即席ラーメンの市場には350社以上が参入し、飽和状態。ついに倒産する会社も出始めた。現状に危機感を抱いた萬平(長谷川博己)は、新商品の開発を考える。一方、子育てが一段落した福子は、大阪万博に行ったり、親友たちとお茶したりと、充実しながらも時間を持て余す日々を過ごしていた。ある日萬平に相談を受けると、アメリカに行った際に、どんぶりがなかったため、アメリカ人が紙コップにまんぷくラーメンを砕いて入れて食べていたことを思い出話として語る。その話を聞いて、萬平は新商品のヒントを得た。

新商品「容器入り即席ラーメン」を作るため、社内に若手社員中心の開発チームを発足させた萬平。とりあえず器作りは他のメンバーに任せ、自らは自宅でスープ作りを始める。神部(瀬戸康史)をリーダーとする開発チームのメンバーには長男の源(西村元貴)も入って、福子はワクワク。萬平の物作りにかける執念を、源に学んでほしいと考えるのだが、肝心の源はどこか冷めた様子で眺めていた。

自宅では台所を占領してスープの開発に没頭する萬平と福子。福子も久しぶりにやりがいのある仕事に出会えて楽しそう。鈴(松坂慶子)は、家では仕事はしないはずと不満を漏らすも、出来上がったそのスープの味に魅了される。

一方、克子(松下奈緒)の娘・吉乃(深川麻衣)は岡(中尾明慶)と結婚していた。いまでも、岡と森本(毎熊克哉)とは仲が良く、お互いの家族ぐるみでの付き合いとなっていた。そんな克子の家には、ヒッピー姿の弟子の姿も。忠彦(要潤)は新しい画風の絵の評判がうなぎのぼりで、今や、絵の値段も高騰していた。

ビーフコンソメ味の新たなスープを会社の開発チームに試飲させた所、大絶賛で、すぐにでも新味の「即席ラーメン」として売り出すべきだという意見も。世良(桐谷健太)はカップ麺には反対している。しかし萬平は「容器入り」にこだわり拒否。袋麺の3倍以上の値段をつける予定だが、それ以上の価値をだしてみせると。世界に売り出す新商品として「まんぷくヌードル」と命名し、開発の決意を固める。源は、容器の開発について、神部とともに奮闘しているが、なかなか開発が進んでいない。スープをエキスにするメンバー、新しいヌードルを開発するメンバーの進捗もはかばかしくない。

一方その頃、立花家には、幸(小川沙良)が万博で知り合った外国人たちをつれてきていた。
試作スープで作った即席ラーメンを食べさせた所、問題が発覚。欧米の人には麺をすする習慣がなく、日本規格の麺だと長すぎたのだった。「まんぷくラーメン」は世界を視野にいれているため、このままでは問題があることがわかった。

海外展開を視野にいれ、麺の改良を考える。麺の試作品ができあがると、さっそく、家であげ方を試してみることにした萬平。福子も手伝い家の台所は、あげた麺だらけ。鈴は家では仕事をしないはずと不満顔。そんな鈴の心配は、幸の恋愛事情。外国人から電話がかかってきていたし、パーラー白薔薇にも連れてきていた。幸はただの友達というが、心配な鈴。

試行錯誤の末、外国の人でも食べやすいよう麺を短くした麺。特製の容器に合わせた麺の揚げ方に苦心するも、福子がてんぷらの揚げ方を話したことがヒントになり、無事に発見する。喜んだ萬平だが、チームに容器やスープの開発状況を尋ねたところ、いずれも開発が遅れていることがわかって大爆発。チームに入った長男の源は「お父さんは天才だけど、自分には無理だ」と弱音を吐く。また、真一も社内の雰囲気がよくないことを心配して福子に萬平に助言してほしいと頼みに来る。

福子は源には激励をいれ、萬平にはダネイホンの時にも同じようなことがあった、今は萬平側が歩み寄る時だと諭す。翌日、萬平は開発チームのメンバーに、新しいまんぷくヌードルの開発を一緒にあせらずにやっていこうと話をした。

【第24週(2019/3/11-3/16)あらすじ】
■第134話(月)
難航する「まんぷくヌードル」の開発。苛立っていた萬平(長谷川博己)は福子(安藤サクラ)の助言を受け、開発チームのメンバーに「急がなくてもいい。一緒に作ろう」と歩み寄る。すると開発メンバーの長男・源(西村元貴)にも変化が。萬平と仕事の話を家でもするようになる。2人の様子に喜びを感じる福子。会社ではメンバーから積極的なアイデアの提案が続き…

■第135話(火)
娘の幸(小川沙良)と外国の友人が抱き合う姿が目撃されて騒動に。福子がさりげなく事情を聞くと、幸は「ただの友達」と答えるだけで、真相はわからない。一方、萬平と開発チームで進める「まんぷくヌードル」の試作も失敗続き。粉末スープはうまく溶けず、容器には刺激臭が発生と、完成はまだまだ。

■第136話(水)
萬平は「まんぷくヌードル」開発の真っただ中。発泡スチロールで試作した容器の刺激臭をなくすため、蒸したり、洗ったり、風にさらしたりと試行錯誤で余裕がない。福子はそんな萬平さんに心配かけたくないと、娘の幸の熱愛疑惑を隠している。ところが思いもよらぬ所から、萬平の耳にその話題が入り…

■第137話(木)
容器の素材となる「発泡スチロールの刺激臭」問題。萬平が船便で輸入される発泡スチロール製品には臭いがないことに気づき、その原因を調査する。すると一定の温度で熱すると臭いがなくなることが判明。同時にお湯をかけて、かき混ぜることなく、ダマにならない粉末スープの試作も成功する。しかし福ちゃんはもう一工夫、必要なのではと考えて…

■第138話(金)
萬平は「まんぷくヌードル」の予定価格100円を妥当とするため、これまでのラーメンにない新たな具材を入れようと提案。早速、開発チームで集まり、検討会を行うが、候補になった食材はどれも的外れ。萬平はメンバーに「彩りのある洋風の具材」を考えるよう、げきを飛ばす。その晩、源が萬平に具材探しの難しさを訴えて口論になり…

■第139話(土)
「まんぷくヌードル」に入れる具材探しで、萬平と長男の源が衝突。福子が仲裁するも、萬平は「見つからなければ、作ればいい」と源を突き放す。その言葉が胸に響いた源は資料を調べて、「フリーズドライ」という技術を発見する。一方、福子は最近、娘の幸の元気がないことが気になり、問いただすと…

【作】福田 靖
【出演】安藤サクラ,長谷川博己,松下奈緒,要潤,大谷亮平,桐谷健太,瀬戸康史,岸井ゆきの,呉城久美,松井玲奈,松坂慶子,加藤雅也,牧瀬里穂,深川麻衣,中尾明慶,毎熊 克哉,西村元貴,小川沙良他
【語り】芦田愛菜

NHK「まんぷく」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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