なつはついにアニメーターへの一歩を!「なつぞら」第10週:「なつよ、絵に命を与えよ」あらすじと見どころ、予告動画
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)第9週の「なつぞら」は、東洋動画に合格し、夢のアニメーターへの一歩を歩み始める!なつの才能は開花するのか?第10週(6月3日~6月8日)「なつよ、絵に命を与えよ」のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。
5月27日から放送された第9週は、アニメーター試験に落ちてしまったなつが、仲(井浦新)と陽平(犬飼貴丈)のアドバイスにより、仕上げの仕事をまずはめざし、練習に励む姿が描かれていた。東洋動画のメンバーとして、今、バイブレーターとして人気の小手伸也が登場した。2019春ドラマとしては、「なつぞら」だけでなく、「集団左遷」にもレギュラーで出演している。また、映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編』でもいい味を出している。「なつぞら」では、アニメーターの井戸原昇役として、腰にはタオルを下げて足元は下駄というキャラクターでの登場である。
5月29日に放送された第51話で咲太郎(岡田将生)が興奮して、仲(井浦新)を噴水に落としてしまうというシーンがあった。番組公式Twitterでは事前のリハーサルの模様、インスタグラムでは撮影後の井浦新の模様が動画で紹介されている。
第10週は、念願の東洋動画に入社でき、仕事に挑戦してゆくなつ(広瀬すず)の姿が描かれる。新入社員なので当然いろいろわからないことがあるが、すぐに仕事を割り当てられる。第10週からはなつの先輩役となる麻子(貫地谷しほり)、桃代(伊原六花)、茜(渡辺麻友)なども登場する。初期のアニメーション作品がどのように作られていたのかも知ることができる。また、いままで地味目なシャツを着ていることの多かったなつだが、亜矢美(山口智子)の家に住むことで、亜矢美の服を自由に着れるようになったため、華やかにおしゃれしたなつを見ることができる。
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第9週は、なつが夢のアニメーターにむかって進んでゆく姿と周りの人々が描かれた。
アニメーターを目指して東京にやってきたなつ(広瀬すず)は、東洋動画の入社試験を受けることに。受験当日、受験人数の多さに圧倒されるなつ。絵の試験に続き、面接に臨むと、かつて帯広の映画館で見た大杉社長(角野卓造)の姿があった。なつは自身の境遇について語り、大杉社長は奥原なつの名前に、なにかを思いだす。試験後、川村屋に戻ったなつは、光子(比嘉愛未)から手ごたえを聞かれる。なつは、戦災孤児の自分が東洋動画のような大きな会社に採用されるのかが不安だと雪次郎(山田裕貴)に話す。そのころ、東洋動画では受験者が書いた絵を見ていた、仲(井浦新)と井戸原(小手伸也)がなつの絵のダイナミックさを評価し、高得点を着けていた。
なつの元に試験結果が届いた。東洋動画の試験に落ちてしまった。アニメーターになることだけを考えてきたなつは、自らの行く先を見失ってしまう。十勝の家族もなつの試験結果を心配していたが、なつからは何の便りもない。川村屋のマダムはここに就職してもいいといってくれるが、なつはそれにも頷かない。なつの落ち込む様子を見た雪次郎は、居ても立ってもいられず、咲太郎(岡田将生)になつが不合格たったことを報告する。なつを励まそうと川村屋のアパートに現れた咲太郎だった。すると、大杉社長(角野卓造)から、面接の時に何か聞かれなかったかと、なつに尋ね始める。なつは、戦災孤児のことを指摘されたことを咲太郎に言えなかった。
納得いかない咲太郎は、仲(井浦新)に直接その理由を聞きに行く。すると仲は、試験の採点をしたのは自分だが、落ちるとは思っていなかったと口にする。そのとき、咲太郎の脳裏に、以前東洋動画の大杉社長(角野卓造)に妹を頼むと直談判したことが思い浮かんだ。後日、なつがなぜ落ちたのか探っていた仲が、なつを訪ねて川村屋に現れ、真相を語り出した。なつの画の評価は高かったが、社長判断で落ちたという。咲太郎が社長に頼んだが、咲太郎が所属している劇団がプロレタリアートの色があるため、社長が落としたという。すでにでてしまった結果はくずせないが、秋に”仕上げ”の試験があるのでそれをめざせばと薦められた。
亜矢美(山口智子)の店・風車を訪れたなつ。そこに信哉(工藤阿須加)が飛び込んできて、咲太郎が警察に捕まったと話す。信哉は慌てるなつに、事情はわからないが大事には至らず、すでに警察を出ていると言う。心配するなつたちは、新宿の歌舞伎町でサンドイッチマンをしているという咲太郎を探しに行く。当の咲太郎は開口一番、「東洋動画に入らなくってよかった」となつに言い出した。咲太郎は差別をする会社に対して怒りを感じていたのだった。ムーランルージュの復活は亜矢美のためであり、兄自身がなにをしたいのかがわからないなつ。咲太郎にむかって「自分のために頑張ってよ」という。亜矢美はなつに絵をもってきた。それは咲太郎が描いた絵だった。そして、その絵はなつと咲太郎の父が描いた絵にそっくりであった。
咲太郎がどんな思いを持って今の生活を選んだのか、亜矢美から知らされたなつであった。兄の本心を知ったなつは、風車の2階に住む咲太郎を訪ねる。すると咲太郎は、自分が余計なことをしたせいで、なつが東洋動画の試験に落ちたのだと打ち明ける。落ち込む咲太郎に対し、なつは、再び秋にある東洋動画の試験を受けること、そして、もしそれが駄目でも、必ずいつか漫画映画を作ると宣言する。
そして、試験を迎え、なつは合格する。川村屋のアパートを出て、亜矢美の家で、兄・咲太郎とともに暮らすことにする。光子(比嘉愛未)と野上(近藤芳正)たちは、それぞれの言葉でなつを送り出す。引越しの日、なつは荷を解きながら、本当の家族との暮らしが始まることに不思議な感覚を覚える。その晩、咲太郎は風車の厨房に立って、料理人だった父の得意料理・天丼をなつやなつの就職祝いに集まった人々にふるまい始める。
東洋動画でアニメーターになる一歩を踏み出すなつの姿があった。
【第10週(2019/6/3-2019/6/8)あらすじ
■第55話(月)
ついに、なつ(広瀬すず)は、念願の東洋動画に入社。早速、即戦力として仕上課でセル画に色を塗ることに。なつが席に着くと、隣で作業していた先輩の桃代(伊原六花)から、挨拶もそこそこに手ほどきを受ける。初めてのことだらけで要領を得ず、いざセル画に向かうも緊張のあまりに手が震えてしまうなつ。昼休みになり、夢中になって絵コンテに見入るなつの元へ、仲(井浦新)と陽平(犬飼貴丈)がやってきて…。
■第56話(火)
東洋動画の仕上課に勤務するなつ(広瀬すず)は、仲(井浦新)に誘われ、作画課の部屋を訪ねる。そこでなつは、仲と井戸原(小手伸也)のふたりが、東洋動画を支えるアニメーターだと下山(川島明)から教えられた。そのとき、奥の方で男女の口論が聞こえてくる。原画のキャラクターを捉えきれていないと指摘する麻子(貫地谷しほり)に対し、納得できない様子の堀内(田村健太郎)。そんなふたりの様子になつは驚き…。
■第57話(水)
麻子(貫地谷しほり)から理不尽な厳しい言葉をかけられたなつ(広瀬すず)。憤慨しながら帰宅して、亜矢美(山口智子)に報告する。すると、客として来ていた書店の社長である茂木(リリー・フランキー)から、麻子の言葉に裏にある、思いもよらない意図を聞かされる。作画課で拾った動画用紙を見つめるうちに、なつはあることをひらめき一心不乱に絵を書き出し…。
■第58話(木)
なつ(広瀬すず)が仕上課に戻ってくると、机に置いていた動画用紙がなくなっていた。麻子(貫地谷しほり)が作画課に持っていってしまったという。なつは、慌てて麻子のいる作画課に向かうと仲(井浦新)や井戸原(小手伸也)たちが動画用紙を取り囲んでいた。そして、麻子(貫地谷しほり)が興奮気味に堀内(田村健太郎)に何かを話していて…。
■第59話(金)
仲(井浦新)からアニメーターになるための試験を受けないかと言われたなつ(広瀬すず)。以来、ひと月後に迫った試験のため、寝る間も惜しんで絵を描き続ける。それに伴い、セル画に色を塗る仕事も上達し始める。ある日の昼休み、中庭で人々の似顔絵を描いているところに、陽平(犬飼貴丈)が駆け寄ってくる。なつに告げたのは、十勝で農業をしながら絵を描き続ける幼なじみ天陽(吉沢亮)に関する知らせだった…。
■第60話(土)
アニメーターになるための試験を受けたなつ(広瀬すず)。試験の夜、仲(井浦新)や井戸原(小手伸也)、露木(木下ほうか)らが集まり、受験者の描いた絵を採点する。しかし、なかなか決めきれない。日が変わり、よくやく決断した仲と井戸原はなつを呼び出し、結果を伝える。そのころ十勝では、天陽(吉沢亮)が、森の奥深くの小屋へと向かっていた。それは、弥一郎(中原丈雄)の娘・砂良(北乃きい)の家で…。
【作】大森寿美男
【出演】広瀬すず/松嶋菜々子/藤木直人/岡田将生/吉沢亮/福地桃子/安田 顕/音尾琢真/小林綾子/高畑淳子/草刈正雄ほか
【語り】内村光良
◇「なつぞら」公式サイト
<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
(土)午前9時30分~11時[1週間分]
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◇ Twitter公式アカウント「@asadora_nhk」
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