証人が次々を殺される!大森南朋「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」第7話ネタバレあらすじと第8話予告動画

2019年08月30日10時50分ドラマ
@テレビ朝日

第8話は第1話で発生した国民的人気歌手・北見永士(横山涼)殺人事件の裏に潜む膨大な闇について描かれる!柚木(大森南朋)たちが見つける証人が次々を魔の手にかかる!サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」第7話は、9月5日(木)夜9時からテレビ朝日にて放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。
※本作は、韓国の大ヒットドラマ「サイン」をリメイクした作品。前回7話と次回8話は原作の17話~19話序盤で描かれたエピソード。原作紹介と各話のあらすじや見どころなどはコチラでまとめて紹介⇒【「サイン」を2倍楽しむ】



29日に放送された第7話は、第6話から続きの殺人ゲームと、第1話からの国民的歌手殺人事件の2つの事件の話であった。殺人ゲームで妹を植物状態にされた新人解剖医・中園景(飯豊まりえ)の事件に対する思い入れは当然のことながらものすごいものがあった。そして、犯人が捕まった後、妹・優(黒崎レイナ)にそのことを話すと、優の左目から一筋の涙が流れ、視聴者の胸に迫るものがあった。人間の5感の中でも聴覚は最後まで残る感覚と言われている。聞こえた言葉に頷いたりはできなくても、涙を流すことで感情を表したと思われる。

そして、第1話では面影だけしか映っていなかった楓(森川葵)がぐっと存在感をまして登場した。第1話ではぬいぐるみを抱いた姿に可憐な雰囲気を持たせていたが、時期総理候補の娘は、柚木(大森南朋)を相手に挑発的な態度にでた。そんな楓を演じた森川葵だが、役については「いろいろ想像できる役だったが、あまり考えすぎないようにしながら演じた」と語っている。

5日に放送される第8話では、国民的人気歌手・北見永士(横山涼)の殺人の実行犯が死亡してしまう。第7話では殺人を持ち掛けられていたスタイリスト・宮島清花(柳美稀)が獄中で死亡したが、それに続いて、清花に殺人をさせようとしていた事務所社長・会田幹彦(猪野学)までも死んでしまう。事件にからむ人間が次々を死亡する中、会田の解剖所見が伊達(仲村トオル)と柚木(大森南朋)で全く異なる結果となった。柚木たちは、事件の裏に潜む大きな闇と対峙し、その闇を暴くことができるのか?

■第7話ネタバレあらすじ
元同級生が作ったゲーム用シナリオに沿って、女性ターゲットを金槌で襲う非情かつ不気味な連続殺人事件――。3年前に新人解剖医・中園景(飯豊まりえ)の妹・優(黒崎レイナ)も襲われた、あの事件のシナリオには続きがあることが判明した。そこには、とある公園で「幸せそうな5組のカップルに復讐せよ」との指令があった。解剖医・柚木貴志(大森南朋)と景、警視庁捜査一課の刑事・高橋紀理人(高杉真宙)は、新たな凶悪犯罪を未然に防ごうと、現場へ急行した。ピエロの服装をした人物が多数いるが、一人、腕を痛そうに押さえるピエロがいた。そしてその手には刃物があることを柚木は見た。柚木は近づき押さえようとするが、顔を切られてしまう。その後、高橋達がやってきて犯人を取り押さえた。

景は、優の病室へ行き、犯人が捕まったことを話す。その時、優の目から一筋の涙が流れた。

さらに、もうひとつの事件も大きく動き出した。国民的人気歌手・北見永士(横山涼)を青酸カリで毒殺したと自首し、服役していたスタイリスト・宮島清花(柳美稀)が警視庁捜査一課に電話をかけてきたのだ。しかも、清花は管理官・和泉千聖(松雪泰子)に、自分は無実だと主張し、「真実をすべてお話します。会いに来てください」と懇願する。だが、上層部からは終わった事件だと一蹴され、千聖は八方塞がりになってしまう。そんな中、事件直後の解剖で北見は窒息死だと確信していた柚木は、今度こそ真実を明らかにしようと決意して、清花と面会するが、なぜか「話すことは何もない」と、追い返されてしまう。

電話があってから面会までわずか1日。その間になぜ清花の言動は180度覆ってしまったのかと訝しがる柚木の脳裏をふと、ある人物の存在がかすめる。その人物とは面会の直前、刑務所の廊下ですれ違った謎の女・島崎楓(森川葵)。だが、彼女が清花とどういう関係なのかは不明だった。

やがて、さらなる不測の事態が起こってしまう。清花が刑務所のシャワー室で死んでしまったのだ。死因は感電死だ。同じ時間にシャワーを浴びていた受刑者の一人が清花のシャワールームを見ていたという証言が入り、その受刑者を追ったところ、清花から事務所の社長に、北見を殺すように言われたが怖くて青酸カリを入れられなかったという。そして青酸カリをいれたのは社長だとも話す。

事件当日の防犯カメラの映像を調べていた千聖と高橋は、部屋からでてきた男性のコーヒーが廊下を通っていたスタッフにぶつかってこぼれてしまったシーンを見つける。もし、このコーヒーに青酸カリが入っていたなら、北見の身体から見つかった青酸カリが少なかったことにつながると考え、スタッフジャンバーを調査しようと事務所に向かった。しかし、二人の前でジャンバーは燃やされてしまう。しかし、実際にぶつけられたスタッフは汚してしまったためジャンバーを返し損ねていた。そのジャンバーを景が調べると青酸カリの反応がでた。これで事件が一歩するむと千聖は考えた。

柚木は刑務所の面会記録から、自分よりも前に清花に会っていた楓の名前を景に調べるように言う。景が調べると、楓は次期総理候補の娘で、北見を以前付き合っていたらしいのだ。柚木は楓に話を聞くために、楓が通っている大学へ向かった。柚木の前にたった楓は顔色一つ変えることなく「永士の最後はどうだった?」と聞き、平然としていた。

事務所社長のところへ事情聴取にむかう高橋たちだったが、社長はそのころ…。



■第8話あらすじ
人気歌手・北見永士(横山涼)を毒殺した罪で服役するも不審死を遂げた宮島清花(柳美稀)、そして実際に永士の飲み物に青酸カリを入れた所属事務所社長・会田幹彦(猪野学)。2人と共謀した主犯は次期総裁候補・島崎藤一郎(小木茂光)の娘・島崎楓(森川葵)であり、彼女こそが北見を窒息死させてとどめを刺したに違いない――。北見の喉から見つかった青い繊維と照らし合わせ、そう確信する「日本法医学研究院」の解剖医・柚木貴志(大森南朋)。だがその矢先、真実の鍵を握る会田が死亡してしまう!しかも、ホテルの部屋から飛び降りたと見られる会田の遺体は、島崎の秘書・佐々岡充(木下ほうか)の要請で、島崎と裏でつながる「日本法医学研究院」の院長・伊達明義(仲村トオル)が解剖することになり…!?

その頃、警視庁捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)は会田の死に島崎サイドが関与していることを立証し、追い詰めようと計画。まもなく千聖の部下・高橋紀理人(高杉真宙)が、死亡推定時刻範囲内に会田の宿泊階で、楓らしき女が目撃されていたことを突き止める。だが、翌日に迫った司法解剖で伊達が自殺と判断すれば、捜査の続行は不可能だ…。自らのキャリアをふいにする可能性を視野に入れながらも、真実追求の覚悟を決めた千聖は、島崎の妨害を封じ込める“禁じ手”を実行することに!一方、柚木はある切り札を盾に、伊達の助手として会田の司法解剖に参加。当然のごとく2人の解剖所見は食い違いを見せるが、その直後に伊達が耳を疑う言葉を発し…!

そんな中、楓がついに任意聴取に応じる。だが、そこには“思わぬ落とし穴”が待ち受けていた――。

「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」は、テレビ朝日毎週木曜夜9時より放送。出演:大森南朋、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、佐津川愛美、淵上泰史、吉田ウーロン太、小久保寿人、横山涼、柳美稀、猪野学、森川葵、木下ほうか、利重剛、西田敏行、仲村トオルほか。Twitter公式アカウントは「@sign_2019」。

テレビ朝日「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」番組公式サイト

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