「ヘチ 王座への道」息子想いの朝鮮王朝第19代王・粛宗は、政権と王妃を取り換えた強気な王?

[2019年11月01日23時40分]  【ドラマ】

「ヘチ 王座への道」息子想いの朝鮮王朝第19代王・粛宗は、政権と王妃を取り換えた強気な王?

©SBS

いよいよ来週11月10日よりNHKBSプレミアム(日曜よる9時~)にて韓国ドラマ「ヘチ 王座への道」がスタート!劇中登場する人物と史書などに伝わる実像とを比べて見た!今回は朝鮮王朝第19代王・粛宗(スクチョン)、予告動画はYoutubeにて公開している。但し、日本語字幕なし。

「ヘチ 王座への道」は、民のための政治を行い名君として伝わる朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ)の青年時代を仮想の人物として描いた作品。【「ヘチ」を2倍楽しむ】では、「エピソード0」としてドラマの始まる前と老論(ノロン)派、少論(ソロン)派、南人(ナミン)派について、韓国での評判などまとめて紹介している。



ヘチ第19代王・粛宗(キム・ガプス扮)■「ヘチ」の王・粛宗(キム・ガプス)は?
19代王・粛宗と正妻との間に子供は恵まれず、3人の側室からそれぞれ1人ずつ息子が誕生。
●1人目のイ・ユンが世子で母は禧嬪(ヒビン)張(チャン)氏。正室を呪った罪で死罪になっていた。
●2人目の延礽君(ヨニングン)ことイ・グムの母は、淑嬪(スクピン)崔(チェ)氏。宮廷の身分の低い使用人(雑用係)だった。
●3人目の延齢君(ヨルリョングン)ことイ・フォンの母は榠嬪(ミョンビン)朴(パク)氏。
イ・ユンは、幼くして王位継承者の世子に定められたが、病弱で子どもに恵まれず、粛宗は、息子たちのことを思いながらも、王として国の行く末を案じ、王位継承問題に心を痛めていた。3人の息子の中で、粛宗が、王の資質を持つと思っていた王子は…。
※キム・ガプス(1957年4月7日-):1977年、劇団「現代劇場」の研究生第1期生。1990年「歴史は流れる」でドラマ進出。1995年『太白山脈』で映画デビューを果たし、青龍映画男優助演賞を受賞。時代劇から現代劇まで、硬軟演じ分け圧倒的な演技力でどんな役も演じ、深みのある演技には定評がある。「太祖王建」(01、KBS)では難しい役柄の策士チョンガン(宗侃)役を完璧に演じ、彼の代表作となった。他にも「武人時代」(02、KBS)、「海神」(06、MBC)、「推奴」(10、KBS)では16代王・仁祖役を演じている。現代ドラマでは「シンデレラのお姉さん」(10、KBS)、「耳打ち」(17、SBS)、「町の弁護士チョ・ドゥルホ」(16、KBS)、新作映画『殺人の疑惑』(19)など。

■朝鮮王朝第19代王・粛宗(生1661年~没1720年)
粛宗は18代王・顕宗の一人息子。母は明聖王后・金氏。名前は焞(スン)。幼少期から優秀で1667年に王世子に冊封された後、14歳で即位しすぐに親政を取り45年を超え、長きにわたって王座にいた(在位1674年~1720年)。
▼家族▼
仁敬王后・金氏をはじめ9人の妻から8人の子を得た。そのうち男児は6人、女児は2人。王子の中の3人は夭折しており、残る3人の息子が「ヘチ」に登場する3人の王子。昀(ユン)、延礽君こと昑(グム)、延齢君こと昍(フォン)。粛宗は延齢君を寵愛していたが、延齢君は21歳で死亡している。
▼実像とドラマの違い▼
「ヘチ」は「イ・サン」「トンイ」の脚本家が手掛けただけに、粛宗を「トンイ」でチ・ジニが演じたような優しく、子供想いの王として描いているが、実際には王権強化のためになかなか厳しい王だった。聡明だった粛宗は激しい派閥争いを、換局(政権交代)という方法で抑えた。つまり一つの党派(派閥)が力を持ちすぎると、反対の党派の味方をし、常に主導権を王に置くという作戦。その過程で権力を持つ臣下の娘などと婚姻し、利用した。そして王妃を廃位して側室を王妃に昇格させたり、その王妃を降格させて元の王妃を復位させたりと、女性たちで党派のかじ取りをした。女性たちはその都度栄辱を経験させられたのだ。その中で最も激動の人生を生きたのが昀の母、禧嬪張(張禧嬪)、朝鮮王朝三大悪女の一人とされたチャン・オクチョンだろう。
▼評価と業績▼
粛宗に対する評価は「王権を確立した強い王」「女性にだらしない好色漢」「ロマンチスト」「自由奔放」など、実にさまざま。だが、朝鮮時代唯一の法貨「常平通宝」が広く流通し、財政制度「大同法」や土地制度「量田事業」が完成したのも粛宗の治世中。自由奔放に見えた王の行動は、実は周りの状況を巧妙に利用した理性的な王の計算とみた方がいいのかもしれない。
※粛宗についてもっと詳しく知りたい方は以下のページを参考に。ここでは「常平通宝」など業績についても詳しく解説している。
「テバク」チェ・ミンスが演じた第19代王・粛宗は絶対君主の強い王!
「トンイ」の舞台、19代粛宗は絶対君主の最後の強い王!

※次回は朝鮮王朝第20代・景宗を紹介。



NHK「ヘチ 王座への道」番組サイト
 2019.11.10スタート 毎・日21:00~22:00
Youtube|SBS NOW予告動画(日本語字幕なし)

kandoratop【作品詳細】【「ヘチ」を2倍楽しむ】

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