「ハンムラビ法廷」第13-16話あらすじと見どころ:バルン(エル)とチャオルム(Ara)が考える本当の正義とは?

2020年07月18日10時55分ドラマ
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証人ダインの前向きな言葉に救われたチャオルム(Ara)だったが、正義を貫くことの難しさを改めて思い知った!次の案件は窃盗事件…「ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~(原題:ミス・ハンムラビ)」(全20話)7月19日(日)よりBS11にて再放送の第13話~第16話のあらすじと見どころを紹介、本作はDVDも好評発売中で作品公式サイトで予告動画が公開中だ。

【「ハンムラビ法廷」を2倍楽しむ】では、メイキングやコメント映像などまとめて紹介している。全16話版で視聴しているためにあらすじや見どころが前後する場合もあります。ご理解ください。



■第13話
窃盗で訴えられたのは、裁判長であるハン・セサン部長判事の呼びかけにも反応しない無表情な少年ガオン。ガオンは接着剤中毒だった。この窃盗事件を担当することになったチャオルムは、ガオンの保護者である牧師から接着剤中毒の深刻な実態を聞く。接着剤は麻薬と同じで脳を破壊して視神経を冒していく。それが1本1500ウォンで簡単に買えるのだ。チャオルムは青少年たちを非行から守るべく立ち上がる。まずは、彼らのたまり場に行き話を聞くことに。バルンとともに教会に行ったチャオルムは、そこで暮らす子供たちそれぞれの境遇を牧師から聞かされる。ガオンは幼少期にゲームセンターで母親に置き去りにされたことも知った。その後、無鉄砲とも思える方法にバルンもつきあう。ところがそのことが再びネットに乗ってしまう。しかし、いっそもっと大掛かりにしようと、検察庁、青少年相談所、青少年育成事務局を巻き込んで、教会の牧師も出席する「接着剤中毒対策会議」を開くことに。そんな矢先、ガオンが再び窃盗を働いて行方不明になったと連絡が入り…。
ハンムラビ「悪がうようよしている」と嘆くチャオルムに80年以上齢を重ねたハルモニ(祖母)の「(世の中で)一番醜くて美しいもの。一番悪らつで純粋なもの。一番、残酷でありながら同情心にあふれたもの。それは全部人間。人がこの世に生まれてくるのは我慢することを学ぶためかもしれない。だから、何事も簡単にあきらめてはいけないよ」という言葉が胸に沁みる。入院している母や市場のハルモニ達に優しいバルンは、子供たちにも優しい。教会の帰りに、子供たちに見せた優しい顔をチャオルムがおねだり。果たしてその理由は?そしてなぜガオンは窃盗を繰り返すのか?チャオルムはガオンをどこで見つけるのか?カラオケで天使の歌声を披露したガオン役を演じているのは、「バッドパパ」でチャン・ヒョクの後輩刑事を演じたキム・ウク。

ハンムラビ■第14話
ヨンジュンがNJグループの財力で援助すると言い出し、教会の子供たちが海外へ行けることに。チャオルムも一緒だと知ったバルンの気持ちは複雑だ。来週まで会えないと言われ、寂しさを感じながら彼女の帰国を待ちわびる。しかし、エンジントラブルで飛行機が仁川にUターンすることに。事あるごとに庶民を見下した言い方をするヨンジュンに憤慨したチャオルムは、旅行を取りやめる。チャオルムが職場に現れると、バルンから思わず笑みがこぼれ…。そんな中、ハン部長判事の余計なひと言で民事44部は刑事部の事件も担当することになる。割り当てられたのは飲酒絡みの事件ばかりだった。酒嫌いで原則主義者のバルンは法の下に平等であることを強調し、法律どおりの厳しい判決を主張する。一方、加害者である被告人にまで寄り添おうとするチャオルムは、バルンと意見が合わない。一方、ドヨンと仲直りできたボワンは、彼女の身の上を聞き、一層二人の仲は進展、熱いキスをする。
ハンムラビこのところチャオルムに合わせることの多かったバルンだが、今回は大きく意見が食い違う。そんな二人が考える本当の正義とは?裁判所の役割とは?弱い人間にどんな判決を下すべきか模索する2人が導き出した答えとは…?一方、ドヨンの回想シーンで机上の写真の男性との本当の関係が明らかになる。ドヨンとの幸せな一夜を過ごした翌日、まるでミュージカルのような軽やかな出勤をするボワンに注目。バルンの母の言葉から、幼少期の可愛いバルンの様子が聞けるのでお楽しみに。

ハンムラビ■第15話
飲酒による事件が多発する理由を知るため、高齢者が多く暮らす団地を訪れたチャオルムとバルン。偶然通りかかった老女から団地での暮らしぶりを聞いた2人は、貧困にあえぐ人々の厳しい現実を知る。チャオルムは「悪い人やひどい人はいない。劣悪な環境やひどい状況があるだけでは?被告人の罪は気力を失っていることだけ」と口にするが、バルンは同意を示しながらも「それが免罪符になるのか」と疑問を口にする。それでもチャオルムは処罰を下す前にアルコール依存症の治療が必要だと考え、バルンも賛成する。だが、前科26犯の案件は、5年の服役となる。一方、ドヨンへの恋心を隠せないボワンは、職場でラブラブな態度をとっていた。このことが原因で、2人は同僚たちから批判的な目を向けられてしまう。同僚判事たちのドヨン評価がひどすぎる。偶然それを聞いたボワンは耐えきれず…。
ハンムラビ団地を訪れる道すがらバルンは自身の過去をチャオルムに問わず語りする。そして、法の下に平等であることを強調してきた、酒嫌いで原則主義者のバルンが、今回は飲酒運転の老人と前科26犯の老人への大きく違う量刑を口にする。「人間は己の行為に責任を持つべきだ。だけど弱い人間を泥沼に放置する社会に責任はないだろうか?」この疑問にも、自分を見つめ直しているバルンがいた。このバルンの変化は誰のせい?可愛い酔っ払いバルンにチャオルムがなんというのか?告白ともとれるつぶやきをお聴き逃しなく。

ハンムラビ■第16話
ボワンとドヨンは職場でうわさになり、からかいの対象になっていた。怒ったボワンが同僚に暴力を振るったことで上司の叱責を受ける。そんな中、研修医がセジン大学病院の教授を準強制性交で訴える裁判が始まる。教授はNJグループのヨンジュンの義兄だった。一流弁護士を雇った教授は、合意の上だったと主張する。その日、クラブでユン実務官の誕生パーティーを行っていた民事44部の女性陣。心配するボワンとバルンも合流することに。楽しい時間を過ごすチャオルムたちが、若者たちにナンパされるが、駆けつけたバルンに助けられる。ところが、その若者たちが酔った女性をVIPルームに連れ込むのを目撃し、怒りを爆発させる。その夜、ドヨンはボワンを好きになった理由が「安全な男だから」と話し、家に誘う。その後もセジン大学病院の教授を訴える裁判が続いていた。真相究明に最善を尽くすチャオルムに、バルンは協力を申し出る。そんな彼にチャオルムは、自分のどこが好きかと尋ね…。
ハンムラビ反省した素振りで量刑を軽くしようと企む被告の魂胆を見抜いたうえでのハン部長判事の対応が傑作だ。準強制性交の裁判では一流弁護士がどんな屁理屈で合意を主張するのか?ドヨンを侮辱する判事にボワンがついに“夜のお仕事”の正体を明かす!クラブに繰り出す女性陣のクールなファッションと共にお見逃しなく。弱者に肩入れしすぎるきらいのあるチャオルムにハン部長の言葉が胸に響く。今回は男らしいボワンにも胸キュン必至だ。一方、バルンはチャオルムのどこが好きと答えるのか?

■キャスト
パク・チャオルム役:Ara(コ・アラ)
イム・バルン役:エル(キム・ミョンス)
ハン・セサン役:ソン・ドンイル
チョン・ボワン役:リュ・ドックァン
イ・ドヨン役:イ・エリヤ
ミン・ヨンジュン役:イ・テソン

BS11「ハンムラビ法廷」番組サイト
 2020.06.07-08.15 土・日09:59-10:55 再放送
 2019.12.09-2020.01.07 月-金15:59-16:30 BS初放送
公式サイト
予告編

kandoratop【作品詳細】【「ハンムラビ法廷」を2倍楽しむ】