韓国ドラマ「愛の不時着」第9-10話あらすじ:出会うべき運命の2人|見どころと予告動画
ジョンヒョク(ヒョンビン)にかかって来た電話はセリ(ソン・イェジン)からだった!韓国ドラマ「愛の不時着」第9話と第10話のあらすじと見どころを紹介、Youtubeにて日本版予告動画も公開中だ。Netflixにて2月23日より配信開始する。
【「愛の不時着」を2倍楽しむ】では、ドラマ詳細やインタビュー、台本読み合わせ動画や韓国での評判などまとめて紹介。詳しいあらすじを知りたくない方は見どころをご覧になって、あらすじは視聴後の確認にどうぞ。
■主なキャスト
リ・ジョンヒョク役:ヒョンビン
ユン・セリ役:ソン・イェジン
ソ・ダン役:ソ・ジヘ
ク・スンジュン役:キム・ジョンヒョン
チョ・チョルガン役:オ・マンソク
チョン・マンボク役:キム・ヨンミン
ほか
■第9話あらすじと見どころ
ジョンヒョクへのプレゼントの時計を買った帰り、セリは銃で脅されてジョンヒョクに別れの電話をするよう命じられる。場所を教えるようにいう彼に泣きながら「愛してる」と告げ、銃声で電話が切れる。夜、ジョンヒョクの家を家宅捜査するチョ少佐は、セリがリ家を崩壊させる生き証拠だと告げ、脅迫する。ジョンヒョクは彼に殴りかかり留置所に入れられる。
翌朝、面会に来た第5中隊の部下たちにダンを連れてくること、自分が総政治局長の息子であることを広めることを頼む。面会に現れたダンの反応から、彼女が父に会い、セリを連れ去ったのが父だと確信したジョンヒョクは、セリを傷つけたら、もう一人息子を失うことになると、父に伝えるよう告げる。
監禁されたセリはリ局長の前に引き出され、自分が大企業の代表で、竜巻で朝鮮に流された被害者だといい、ジョンヒョクは助けてくれただけと釈明。あきれ顔で聞いていた局長が2人の関係を尋ねると、セリは正直にジョンヒョクのことがとても好きだと告白するが、彼にはその気はないと庇い、助けてほしいと頼み込む。屋根裏部屋に戻されたセリの前に局長の妻ユンヒが現れる。拉致したことを謝罪し、安全だから食事をするように勧めても、セリはジョンヒョクの心配。そんなに好きなのかと聞かれて口ごもるセリを、階下の部屋に案内する。ここで初めて、ジョンヒョクの家だと気づく。アルバムや絵日記で彼の夢がピアニストだったと知り、ピアノであの曲を弾く。一方、記事を見た局長はセリが死亡届の出ている大金持ちだという事実を知り、彼女の処分を保留にする。
翌朝、釈放されたジョンヒョクが駆けつけ、血相を変えてセリの行方を父に問い詰める。これまでの人生がどれほど辛かったか。家に帰るまで苦しくて、彼女の身に何か起これば、死ぬまで生き地獄だ、と涙ながらに訴える息子の言葉に、母は彼のために隠れようとしていたセリを引き出す。涙を流して互いを気遣う2人に母は安堵し、父は頭を抱える。
彼女が傷つくかと思い、保衛部が信用できないから連絡できなかったと本音を吐露するジョンヒョクに、お手上げの父。ピアニスト志望だった彼ならあの曲の題名を知っているかもしれないと、ピアノを弾き始めるセリ。この曲を聞いた場所が思い出せないという彼女に、“イゼルトヴァルド”だと教え、兄の訃報を聞いてスイスを去る前に兄のために作曲したと、隣に座って最後まで弾く。自分を救ってくれたのがジョンヒョクだったことに感涙するセリ。そんなセリに明日、家に帰れると告げる。
翌朝、チョ少佐が軍事部長と共にリ局長の家の家宅捜査に現れるが、空振りに終わる。リ局長からジョンヒョクは非武装地帯で勤務していると聞き、軍事部長は謝罪し、チョ少佐を激しく叱責して退散。
隊員4人と別れを惜しんだセリは、夜、ジョンヒョクと山道を歩く。恋人を作っちゃダメ?と聞くセリに、別れの後は6カ月は間を置くべきだと言ってたじゃないか、とジョンヒョク。笑ってスイスで出会って北朝鮮でも出会って、2人は出会うべき運命だったとしみじみ語る彼女に、恋人を作ってもいい、何も起こらなかったかのように楽しんで、孤独にならないで。傍にはいられないが、いつも君のことを思っていると、別れの言葉をおくる。それでも別れがたく、道に迷ったふりをして何度も同じ道を歩き、夜明けになってやっと2人は境界線の前に。寂しがるセリに僕はこれ以上一歩も進むことはできないと言って、有刺鉄線を超えて韓国側に進むセリを見送るが…。
■見どころ
ジョンヒョクが総政治局長の息子だと噂を広めた第5中隊員たちだったが、チスは最後まで信じていない。リ局長と対面したセリ。「お父様ですよね」と得意満面だが大外れ。勘違いのまま自慢話付きの釈明が始まる。リ局長のあきれ顔に注目。セリの言葉に息子への愛を感じ、彼女のそばでは息子が素の自分を出していると知り、母ユンヒはセリに好印象。ジョンヒョクとセリの感動の再会の後、父から非礼を叱られ口を尖らすジョンヒョク。謝るべきというセリに、どっちの味方だと子供のようにすねるジョンヒョク。このギャップがたまらない。
フリー素材より:スイス・イゼルトヴァルドセリとジョンヒョクが出会っていたイゼルトヴァルドはスイスのブリエンツ湖の傍の小さな町。
一方、ダンとスンジュンもお似合いだ。2人がバーでお酒を飲む場面でセリの初恋の人が分かる。
韓国に帰れる日。非武装地帯でセリと並んで座る隊員たちが、まるで白雪姫を守る小人たちのよう。別れを悲しむ4人に、国が統一すればまた会えるというセリ。いつも憎まれ口をきくチスが一番悲しそう。未成年のウンドンが母を恋しがるが、セリと母とのぎこちない関係が気になる。兄嫁たちと母がセリの家に入ったことで、帰国後、セリと母との関係に良い変化があることを願わずにはいられない。
ついに別れの時。忘れないでと言うセリに、空から突然落ちてきた女性をどうやって忘れられる?とジョンヒョク。それに返した言葉をお聴き逃しなく。さすが拉致された家で勝手にピアノを弾く図太い神経のセリだ。
今回のエピローグは、セリ/세리が去った後のジョンヒョク/정혁の家。彼のそばを去りがたい思いを、彼女はそこに残していた。それが何なのか?
■第10話あらすじと見どころ
ジョンヒョクと第5中隊隊員たちのお陰で韓国に戻って来れたセリは、自分の祭壇の前に立つ。その場にいた者たちはパニックになるが、セリは帰還記念でセリーズチョイスの全商品を1週間限定で50%割引すると発表。ずっとセリの生存を信じ探し続けていたホン室長は、セリとの再会を涙で喜び、保険会社のパク・スチャンもセリの帰還でクビがつながった。
セリの帰還をまだ知らない兄嫁サンアが議長席に座る理事会がはじまり、クイーンズグループとの合併宣言。その時、セリが登場。初めて会った時から欲深いと思っていたが、私が戻った以上、手出しはさせないと、宣戦布告。
一方、北朝鮮。ジョンヒョクは重症の恋煩い。夜、マンボクがジョンヒョクの前に現れ、盗聴が仕事だと明かし、ジョンヒョクの兄ムヒョクが亡くなった日に家に届けてくれた誕生日プレゼントの財布とお祝いのメモをジョンヒョクに見せる。
10年前、ムヒョクはマンボクの生後間もない息子を救ってくれた。だが、マンボクは、チョ・チョルガン少佐から母親の命を盾に取られて、恩人ムヒョクの盗聴を命じられた。チョ少佐は文化財盗掘、麻薬の売買、殺人を犯しており、ムヒョクはそれを告発しようとしていた。マンボクの盗聴でそれを知ったチョ少佐がムヒョクを殺害したのだ。すべてを告白し土下座して悔恨の涙を流すマンボク。そしてセリが拉致された日に落とした時計と、音声テープをジョンヒョクに渡す。そこには、ムヒョクの弟への愛溢れる言葉と大切な秘密があった。
韓国。実家に戻ったセリは長兄嫁ヘジを冷たくあしらい、指にはめたセリの指輪を取り返す。母ジョンヨンがパスワードでセリの家を開け、義姉たちと入ったと知る。帰宅した母に、セリの訃報で株が暴落したセリの会社の株をサンアと母が買ったことを話し、何かを言おうとする母を遮り、生きて帰ってきて申し訳ないと皮肉を言う。その後、家族での夕食の場に母は姿を見せなかった。どこで何をしていたのかと聞く家族の質問に、2週間病院にいたという以外覚えていないと答え、父の「お前に私の席を与える」の言葉だけははっきり覚えていると言って自宅へ帰る。
北朝鮮。ジョンヒョクは時計に潜ませたICにあるチョ少佐の悪事の証拠をFAXで父リ局長に送信する。一方、スンジュンはホテルで不審者だと疑われ連行されそうになるが、ダンに助けられる。スンジュンはジョンヒョクから強引に頼まれて、セリ脱出計画を手伝ったこと、そのために突然非武装地帯勤務を志願したことをダンに教える。落ち込むダンに、協力したのはダンの初恋を早く終わらせるためだと告げ、彼女の思いが愛ではなく執着だと諭す。
チョ・チョルガン少佐の裁判。ジョンヒョクが証人として出廷し、証拠資料が犠牲者の一人ムヒョクの物だと証言する。エンジニア部門で目撃したことや金属片も証拠として提出し、チョルガンはテロ罪、密輸、文化財密売などの罪で全財産と市民権の没収、無期懲役の懲役刑を言い渡される。ジョンヒョクにつかみかかるチョルガンは、お前のせいであの女は必ず死ぬ、と叫びながら退廷させられる。その後、自分が乗る護送車を襲撃させ脱走に成功すると、ジョンヒョクにセリの死亡告知の新聞の切り抜きを送りつけ、今からセリの首をとるために韓国に行くと、脅迫電話を掛けてくる。
韓国。仕事に精を出しながらもジョンヒョク恋しさに睡眠薬が欠かせないセリ。睡眠薬が切れていたため、外へ買いに出かけ愛について考えながら、雪の中を歩くセリの前に…。
■見どころ
命懸けの帰還さえ商売にする逞しさ。北朝鮮での野暮ったいファッションも可愛かったが、セリはやはりゴージャスが似合う。
隊員4人組があい変わらず愉快だ。軍事境界線を警備しながら「トンヘムルグァ…」と韓国の国家を歌いだすのはチス。そんなチスをも驚かすジョンヒョクの恋煩い。恋煩いといえば必ず出てくるのが「まぼろし~!」。「シークレット・ガーデン」でハ・ジウォンの幻と庭を歩いたヒョンビンが、本作では韓国が臨める思い出のあばら屋でソン・イェジンの幻と並んで座る(笑)。
ジョンヒョクの兄ムソンはなんと素晴らし人物なのか。そんな恩人を死なせたマンボクの後悔の涙。彼の涙で沁みたメモにはなんと書いてあったのか?テープレコーダーを握りしめてすすり泣くジョンヒョクにもらい泣きが止まらない。
セリからの置手紙でやっとセリの正体を知った社宅の奥様たち。謝罪と感謝以上に「お姉さん」という敬称や名前の順番など気にするアジュンマ(おばさん)たちの泣き笑いに心が温かくなる。
いつもの生活に戻ったセリのバスタイム。素顔も美しいフェイスケアの様子に注目。今回、スンジュンとダンの会話の中で、セリ脱出計画の全貌が明らかになる。そこで婚約指輪がジョンヒョクの時計に代わったことも可愛く白状。詐欺師のスンジュン、良い奴じゃないか!
ジョンヒョクがチョ・チョルガン成敗に多忙な中、今度はセリが恋煩い。そんなセリの前に現れたのは?
今回のエピローグは、第5中隊の4名とマンボクが、リ局長からシークレットミッションを下され、韓国へ。そこに会わられるのは先に『シークレット・ミッション』で韓国にいる先輩スパイ、リュファンだ。今回カメオ出演は「星から来たあなた」のキム・スヒョン。但しリュファン役の緑ジャージ姿で!
◇Youtube予告動画
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◇tvN DRAMA7話予告動画
【作品詳細】【「愛の不時着」を2倍楽しむ】