<パラサイト>ソン・ガンホ主演『タクシー運転手~約束は海を越えて~』6/1BSで放送!あらすじと関連動画
韓国現代史上、最大の悲劇となった光州事件を題材にし、真実を追い求めたひとりのドイツ人記者と彼を乗せたタクシー運転手の物語を、ソン・ガンホ主演で映画化した韓国映画『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』(2017)が6月1日(月)ひる1時から、NHKBSプレミアム)て放送!本作はDVDも発売されており、予告とメイキング動画がYoutubeで視聴できる。
『タクシー運転手~約束は海を越えて~』は、韓国現代史上、最大の悲劇となった光州事件を題材にし、真実を追い求めたひとりのドイツ人記者と彼を乗せたタクシー運転手のヒューマンドラマ。メガホンと取ったのは『義兄弟~SECRET REUNION~』『高地戦』のチャン・フン監督。
本国韓国ではゾンビ映画の新境地へと観客を運んだ、究極の特急サバイバルアクション『新感染 ファイナル・エクスプレス』の興行成績を上回り、第90回米アカデミー賞外国語映画賞 韓国代表として出品の快挙、韓国観客動員1,200万人突破。観光映画としては歴代8位で、映画批評サイト「ロッテントマト」では脅威の94%!(17.11月現在)中国の若者に人気のソーシャルメディア「Douban(豆瓣)」では、映画評価10点満点の9.1点、3万件以上の関連レビューが寄せられて話題になったが、10月「天安門事件」を連想させるという理由で中国当局により関連コンテンツを削除され、上映禁止になるなどと話題になり、世界の映画界を騒がせ、注目を集めているメガ・ヒット話題作で、数々の映画賞を受賞した(※)。
11歳の娘を一人で育てる平凡なタクシー運転手マンソプ役は、第92回米アカデミー賞で作品賞、脚本賞、監督賞、国際映画賞を独占した『パラサイト 半地下の家族(Parasite)』で、全員失業中の貧しい一の父親役を演じたソン・ガンホ。『王の運命 -歴史を変えた八日間-』、『密偵』などでに出演し、韓国映画界をけん引してきた実力派俳優だ。
ドイツ人記者ピーター役には、『戦場のピアニスト』『ヒトラー ~最期の12日間~』といった名作から、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』などのハリウッド大作まで幅広く活躍しているドイツの誇る名優トーマス・クレッチマンが扮した。そして2人を助ける光州のタクシー運転手ファン氏役には、『鍵泥棒のメソッド』の韓国リメイク版『LUCK-KEY/ラッキー』で唯一無二の存在感を放つユ・ヘジン、光州で2人の通訳を担当する大学生ジェシク役は、韓国で社会現状になるほどの大人気ドラマ「恋のスケッチ~応答せよ1988~」でブレークし、『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』『毒戦 BELIEVER』『グローリーデイ』など、今韓国で最も注目を浴びている若手実力派リュ・ジュンヨルと豪華キャストが集結した。
チャン・フン監督、ソン・ガンホらキャストによる本作への抱負から、映画の上映時間の半分以上に登場するもう一人の主役である当時のタクシーの再現、車内シーンへの工夫、1980年代のソウルと光州を再現するための工夫、そして、撮影現場で監督やキャスト同士が積極的に笑顔でコミュニケーションを取る姿や共演した感想についてなど、映画を創り上げたひとりひとりの工夫と努力が伝わるメイキング映像もYoutubeで見ることができる。
⇒メイキング映像
■あらすじ
ソウルのタクシー運転手マンソプは「通行禁止時間までに光州に行ったら大金を支払う」という言葉につられ、ドイツ人記者ピーターを乗せて英語も分からぬまま一路、光州を目指す。何としてもタクシー代を受け取りたいマンソプは機転を利かせて検問を切り抜け、時間ぎりぎりで光州に入る。“危険だからソウルに戻ろう”というマンソプの言葉に耳を貸さず、ピーターは大学生のジェシクとファン運転手の助けを借り、撮影を始める。しかし状況は徐々に悪化。マンソプは1人で留守番させている11歳の娘が気になり、ますます焦るのだが…。
■作品概要
製作:パク・ウンギョン
監督:チャン・フン
脚本:オム・ユナ
撮影:コ・ラクソン
出演:ソン・ガンホ、トーマス・クレッチマン、ユ・ヘジン、リュ・ジュンヨル ほか
原題:〔英題〕A TAXI DRIVER
※授賞歴
・第90回アカデミー賞外国語映画賞韓国代表作
・第54回大鐘賞 最優秀作品賞/企画賞
・第38回青龍映画祭 作品賞/主演男優賞/音楽賞/最多観客賞
・第26回第26回釜日映画賞 作品賞/主演男優賞/釜日読者審査団賞
・第37回 韓国映画評論家協力賞 助演男優賞/韓国映画評論家協会10選
・第21回ファンタジア国際映画祭 主演男優賞
◇NHKBSプレミアムシネマ
◇『タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜』日本版予告動画
【韓国映画】