11日「世界は3で出来ている」林遣都が一人三役!前代未聞のソーシャルディスタンスドラマって?予告動画公開

2020年06月10日14時30分ドラマ
©フジテレビ

フジテレビ系では明日11日(木、午後11時~11時40分)に、林遣都が唯一の出演者となるソーシャルディスタンスドラマ「世界は3で出来ている」を放送!Youtubeにて予告動画が視聴できる。

「世界は3で出来ている」は、NHK朝ドラ「スカーレット」の水橋文美江が脚本を手がけ、監督は2020年新春に「フジテレビ開局60周年特別企画 教場」を演出した中江功が担当。主演を務めるのは林遣都。本作で唯一の出演者であり、一卵性三つ子役、つまり一人三役を熱演する。



新型コロナ禍により各局の連続ドラマが放送延期となっていた中、各局ではそれぞれ工夫を凝らしながら「ウィズコロナ」下での撮影が、放送の告知が続いている。NHKでは家族の絆を、広瀬アリス・広瀬すず、永山瑛太・永山絢斗らリアル家族の出演で描いたリモートドラマ「Living」を放送し、ウィズコロナドラマとして注目をあつめ、バラエティ番組などでもこうしたリモート番組が急増していた。

本作はそうしたリモートドラマというくくりではない。リモートによる打合せと、密を避けての安心安全な撮影を徹底した、前代未聞のソーシャルディスタンスドラマなのだ。

林は「スカーレット」では戸田恵梨香の幼馴染の大野信作役でその演技力を絶賛され、「教場」では訓練生・平田和道役で木村拓哉相手に圧巻の演技で魅せただけに、水橋作家や中江監督とは気心の知れた仲。林はオファーが来た時の感想を「昨年から今年にかけて、(『スカーレット』の)脚本の水橋さんと(『教場』の)演出の中江さん、このお二人との出会いは自分の中での大きな出来事でした。もっと水橋さんの描く人間を演じたいと思いましたし、中江組をもっと経験したい、またいつか参加したいという気持ちがあったので、まさかそのお二人で、しかも出演者が自分だけという形で、声をかけていただけたというのは、とてもうれしかったです」と語っている。そして現在の不安な状況下でも「脚本があって、監督さんやスタッフの方々がいて、普通に演じられる喜びを(今回のお話で)改めて感じました」と心境を語っている。(番組サイト インタビューより)

そんな林が今回演じるのは、29歳の一卵性三つ子。商事会社勤務・望月勇人(もちづき・ゆうと)、会計士・望月泰斗(もちづき・たいと)、茨城在住の農園経営・望月三雄(もちづき・みつお)と、林が一人三役を演じるのはもちろん初めてのこと。物語は、どこにでもいそうなこの三人(三つ子)のアフターコロナ、ウィズコロナの今を切り取ったリアルな日常を描いている。

今、この時期だから、善人から悪役まで演技幅の広い林だからこそ実現できた企画。ドラマの放送がたのしみだ。

■あらすじ
望月勇人(もちづき・ゆうと)、商事会社勤務、29歳。子供の頃から明るくお調子者で、すべてノリで生きてきた。今の会社も亡き父のコネで入ったのだが、入社してはや7年。さすがに仕事はノリやコネだけでは乗り切れず、すっかり落ちこぼれのサラリーマン。自他ともに認めるポンコツ。会社を辞めたいとすら思っていたところに今回の緊急事態宣言。テレワークやオンライン会議という仕事環境が一変したこの3カ月で勇人はいったいどうなったか・・・。宣言が解除されたある日、勇人を案じていた兄・泰斗(たいと)と弟・三雄(みつお)が勇人の元にやってくる・・・。

■作品概要
脚本:水橋文美江
プロデュース:中江功 宋ハナ
演出:中江功
制作著作:フジテレビ
出演:林遣都
放送:2020年6月11日(木) 23時00分~23時40分



フジテレビ「世界は3で出来ている」番組公式サイト