テレビ北海道<輝くか、狂うか>の後は不朽の名作「イ・サン」を8/24より放送!あらすじと予告動画
TVhテレビ北海道(月~金あさ9時30分~10時25分)では、韓国ドラマ「輝くか、狂うか」が最終回に向けてクライマックスを迎えているが、8月24日(月)からはイ・ビョンフン監督×イ・ソジンの不朽の名作「イ・サン」を放送する!MBC Global Mediaでトレーラー映像が視聴できる。
「イ・サン」は、朝鮮王朝第22代王の正祖の生涯を、“アジアの宝”と称される巨匠イ・ビョンフン監督が手掛けた全77話の長編作。韓国の放送局MBCで開局46周年の特別企画ドラマとして2007年~2008年にかけて放送され、最高視聴率38.9%を記録した。
本作で気品ある正祖を演じたのはイ・ソジン。本作のサン役で男性最優秀賞、ヒロインのソンヨン役のハン・ジミンは女性優秀賞をはじめ、ハン・サジン、子役のパク・チビン、イ・スンジェらが賞を受賞した。
「輝くか、狂うか」は10世紀の高麗時代を舞台にしているが、「イ・サン」の舞台は次の王朝である朝鮮時代、18世紀後半。正祖は500年の王朝史においてもっとも波乱万丈、紆余曲折の人生を送った王であり、進んだ考えを持ち民主的な手法で皆を包容した賢君と言われている。(実在の正祖についてはコチラで詳しく紹介⇒正祖のやった偉業って?史実とドラマと俳優イ・ソジン)
演出を手がけたイ・ビョンフン監督は、「チャングムの末裔」で新たな韓国時代劇の扉を開いたが、「チャングム」が11代王・中宗~13代王・明宗あたりの背景を借りて、実際に起きた事件にうまく添わせ、ほとんどがフィクションで描かれたのに対して、「イ・サン」は史実を多くドラマに盛り込み、そこにフィクションをうまく絡めている。同時代を描く映画やドラマのロールモデルとしても絶対押さえておきたい一作だ。(詳細はコチラ⇒イ・ビョンフン監督「イ・サン」考)
正祖の劇的な人生や挫折、成功や後悔、輝かしい実績や切ない愛と友情をドラマチックに描く「イ・サン」についての時代背景や実在の人物紹介、豆知識、そして各話の詳しいあらすじと見どころなどは【「イ・サン」を2倍楽しむ】で詳しく解説しているので、既視聴の方もコーナーを参考に再視聴されては?
■あらすじ
サンの父は、サンの祖父であり李氏朝鮮第21代国王である英祖の後継であったが、朝廷内の派閥の陰謀により無実の罪で刑死させられた。その後、紆余曲折の末にサンが英祖の後継となる。当時の朝廷内は老論派と少論派および南人派を支持するサンは常に老論派から命を狙われることとなるが、幼少期に出会い友情を結んだパク・テスやソン・ソンヨン、父が重用していた忠臣などの助けにより、朝廷内を刷新し、自身の理想とする政策を立案、実行する他、派閥を問わず能力のある者を登用し、朝鮮末期文化に華を開かせた。
■キャスト
イ・サン役:イ・ソジン「トラップ 最も残酷な愛」「本当に良い時代」「結婚契約」
ソン・ソンヨン役:ハン・ジミン「屋根部屋のプリンス」「カインとアベル」
パク・テス役:イ・ジョンス「百済の王 クンチョゴワン」「大王の夢」
英祖(ヨンジョ)役:イ・スンジェ「善徳女王」「馬医」「六龍が飛ぶ」
ホン・グギョン役:ハン・サンジン「ソル薬局の息子たち」「馬医」「六龍が飛ぶ」
ヒョウィワンフ(孝懿王后)王妃役:パク・ウネ「ピンクのリップスティック」「二人の女の部屋」「チャングムの誓い」
◇TVh「イ・サン」番組公式サイト
2020.08.24スタート 月~金9:30-10:25
◇MBC Global Media「イ・サン」トレーラー映像
【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】