【最終回】NHKBSP「太陽を抱く月」第20話詳しいあらすじと見どころ:悠久を照らす光!予告動画
フォン(キム・スヒョン)の首を取るとユン・デヒョンに約束した陽明君(チョン・イル)!ついに謀反の時、兄弟は・・・序盤から涙腺崩壊必至の展開の最終回、フォンと兄陽明君の運命は?そしてウォル(ハン・ガイン)との初恋は?NHKBSプレミアム海外ドラマ枠で再放送中「太陽を抱く月」9月20日(日曜、夜9時~)放送の第20話(最終回)の詳しいあらすじと見どころを紹介、本作はブルーレイとDVDも発売しており予告動画はYoutubeにて視聴できる。
※詳しいあらすじを知りたくない方はネタバレなしの20話(最終回)あらすじをどうぞ。【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】ではキム・スヒョンとハン・ガイン。キム・ユジョンが来日したイベントの再現レポートや見どころなどまとめて紹介している。
■キャスト(少年・少女期)
ホ・ヨヌ/ウォル役:ハン・ガイン(キム・ユジョン)
イ・フォン役:キム・スヒョン(ヨ・ジング)
陽明君役:チョン・イル(イ・テリ=旧イ・ミノ)
キム・ジェウン/ウン役:ソン・ジェリム
ユン・ボギョン/ポギョン役:キム・ミンソ(キム・ソヒョン)
ホ・ヨム役:ソン・ジェヒ(イム・シワン)
■第20話「悠久を照らす光」
講武の日、王族と重臣たちを引き連れて宗廟へと向かうフォンは、宮廷を出る直前でユン・デヒョン率いる反乱軍に包囲される。反乱軍の先頭に立つのは陽明君!宮廷の庭は王の護衛と反乱軍が剣を向け合い 一瞬にして緊張に包まれ、陽明君とフォンの剣が互いの首をとらえる。「フォンの首をとれ!」というユン・デヒョンの声が轟いた瞬間、陽明君は心に決めた答えを出す。
陽明君が出したのは第17話の答え。あの時、フォンは兄・陽明君に自分の首を狙う機会を与えたが、陽明君は弟・フォンを斬ることはできなかった。しかし二人の会話はあの後も続いていた。陽明君は、謀反が起きるかもしれないことを示唆し、それに気づいていたフォンは、ヨヌの本当の安全と、朝鮮が亡国となることを防ぐために、反逆者たちの名簿が欲しい、と。そして、これを引き受けるかどうかは、陽明君の判断に任せた。
陽明君は体を翻しユン一派に斬りかかる。驚くユン・デヒョン…。事態を飲み込めないユン一派は戸惑い、反撃するも、用意周到のフォンの前にとうとう一派は全滅。しかし、その時、生き残りの兵が陽明君めがけて、槍を投げる。フォンが危険を知らせ、陽明君も気付くが、この世に生きることに疲れた陽明君は自ら死を選ぶ。「王命だ!死なないでくれ」というフォンの悲痛の叫びもむなしく、陽明君は反逆者名簿をフォンに渡し、悲しい生涯を閉じる。
陽明君役のチョン・イルの華麗な剣アクションと悲しすぎる最期に注目。陽明君は、最後の決断の時、ヨヌへの恋慕と同じほどの強さで、弟である王のフォンへの肉親の愛、そして親友ウンへの友情を思いだし、フォンの頼みを引き受けたのだった。フォンへの遺言の後、天国の父へ息子としての言葉、一人残す母への謝罪、そして陽明君は最期に何を思い出すのか?
一方、フォンの命令を受けたホン・ギュテに付き添われて避難したヨヌは、不吉な予感を抱きながらも、見知らぬ民家に到着する。家に入ってヨヌが見たのは恋しい母の姿。夢にまで見た愛娘との再会に涙する母。だが、続いて現れたヨムは申し訳なさに妹を正視できない。そんな兄に優しい声を掛けたヨヌは、ミナ王女にも会って王女を許す。
母シン氏を演じる名女優ヤン・ミギョンの涙の演技に胸がつぶれそうだ。ヨヌを正視しない兄ヨム、素直に謝ることのできない王女ミナにヨヌはどんな言葉をかけるのか?
ウンは、遺体となった友、陽明君を彼の母の元に連れていき、幻の陽明君を友として語り合う。そして、叶わぬ恋に道を誤った王妃ポギョンは、どんな結果になろうとも王妃の座を追われることを察し、フォンへの偽りない恋心を胸に、王妃として命を絶った。
「今でも私を友と思ってくれていますか?」というウンの言葉に幻の陽明君はどう答えるのか?男の友情に泣かされる。
全てが終わった。フォンは陽明君との約束通り悪の巣窟を一掃し、あらたな組織づくりを始める。そして、ミナ王女は子供を産んだ後奴婢に、夫のヨムに対しては私財没収され結婚前の地位に降級となる。8年前ヨヌを殺し、そして生かした国巫ノギョンは、亡き魂を鎮める儀式の中で命果てる。太陽と月はそれぞれ天に一つ、全てが本来あるべき位置に戻る。
ドラマのキーマンだったノギョンを演じたチョン・ミソンは、本作放送後の7年後、2019年6月29日永眠した。
フォンとヨヌの婚儀が執り行われ、その後王子が誕生する。数年後、フォンとヨヌの息子は愛らしく剣術好きの元気な子に育ち、ヨムとミナの子は書物の好きな利発な少年に成長する。ヨヌのたっての願いで、フォンはミナの奴婢の身分を解く。
婚姻後、女官達を追い出した後、8年間押さえてきたフォンのツンデレの“デレ”が爆発する。9話と同じセリフ「そなたは誰だ!」の問いに、ヨヌはどう答えるのか?
宮廷にやって来た兄ヨムに、ミナが平民になったことを伝えたヨヌは、幼い子には母が必要だと忠告する。宮廷でヨムを見かけたチャンシルは、亡きソルがいつも若様(ヨム)の幸せを願っていた、と伝える。帰路、隠れて息子を見守るミナに気づいたヨムは、泣きながら立ち去ろうとするミナを抱きしめる。
ヨヌに背中を押されたヨムは、天国で今なお自分の幸せを願うソル、そして我が子のためにもミナを許したのだ。
慈悲深い王妃となったヨヌの誕生日。フォンがプレゼントしたモノは?
何年たってもオシドリ夫婦ぶりは変わらないはずが、ヨヌの誕生日近いある日、フォンがヨヌによそよそしい態度を取る。果たしてその理由は?そしてその直後、ヒョンソ内官の驚きの特技も披露されるのでお見逃しなく。
ここで伏せたセリフや名場面と、メインキャストたちの本作の後の活躍については【最終回考】で詳しく紹介している。
◇ NHKBSプレミアム「太陽を抱く月」番組公式サイト
2020.05.10-09.20 日21:00-22:00 再放送
2014.05.10-09.20 土08:30-09:30 再放送
2013.01.20-06.23 日21:00-22:00 放送済
◇Youtube「太陽を抱く月」予告動画
◇作品公式サイト
【作品詳細】【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】