【訃報】女優・竹内結子さん死去。NHK朝ドラ「あすか」のヒロイン役や「ストロベリーナイト」の刑事役などで活躍。

2020年09月28日13時15分映画

国民的女優の竹内結子さんが9月27日未明、自宅で亡くなったことが発表された!2019年2月に再婚、2020年1月に第二子を出産し、順風満帆な生活と思われていただけに日本列島に衝撃が走った!遺作となる映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』は全国公開中である。

所属事務所、スターダストが発表した内容は以下の通り。
「関係各位並びにファンの皆様
本日9月27日、弊社所属の竹内結子(享年40歳)が、自宅で亡くなりました。
日頃よりお世話になっている関係者の皆様、応援して下さっているファンの皆様に、この様な辛いお知らせを申し上げることになり、あまりに突然の出来事で所属タレント、社員は驚きと悲しみで呆然としております。
詳しい状況は現在確認中です。
マスコミの皆様におかれましては、ご家族、ご親族の深い悲しみにご配慮いただきますよう、切にお願い申し上げます」

竹内結子さんは埼玉県生まれで、中学校を卒業してすぐに原宿でスカウトされ、芸能界に入った。TVドラマデビューは、1996年に「新・木曜の怪談サイボーグ」に快活なヒロイン役だった。その後、新人女優の登竜門ともいえるNHK連続テレビ小説「あすか」に主演し、その名前を全国区とした。「あすか」で父親役を演じた藤岡弘は、28日のフジテレビ「ノンストップ!」で、「ものすごく明るくて気の利く子。周りに気配りや気遣いをものすごくする子。あすかの時の笑顔がよみがえって、ものすごくつらくなる」と故人をしのんだ。

そして、2002年、月9の「ランチの女王」で民放初の主演をし、演技力も評判となり、映画『黄泉がえり』に出演した際にはコピーに「泣きたいときには竹内結子」という文言も使われたほどである。『黄泉がえり』での共演のある草なぎ剛は「心の整理がつかない」状態だという。代表作の一つである2012年の「ストロベリーナイト」の原作者である誉田哲也はTwitterで「結子さんの玲子(『ストロベリー…』の主人公)は、私のミューズでした」とつぶやいている。

遺作となった映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』では、ダー子(長澤まさみ)があこがれる美しき詐欺師・スタア役で出演している。同作には、2020年7月に亡くなった三浦春馬さんも出演している。現在、全国公開中だ。

映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』