パク・シフ「風と雲と雨」第7-8話あらすじと見どころ:非情の凶弾〜痛恨の別れ!(全21話版)WOWOW

2021年04月09日21時25分ドラマ
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パク・シフ9年ぶりの韓国時代劇でコ・ソンヒとチョン・グァンリョルと共演した「風と雲と雨」(全21話版)が、WOWOWで2話連続放送中!今回は4月16日(金)放送の第7話~第8話の詳しいあらすじと見どころを先取り紹介、番組公式サイトではパク・シフからのコメント入りの予告動画が公開されている。WOWOWオンデマンド配信も。

全28話版はコチラ



「風と雲と雨」は朝鮮最高の観相師と神力を持つ王女、運命に翻弄される愛の行方とキングメーカーたちの王位争奪戦を描くアクション・ロマンス時代劇。
【「風と雲と雨」を2倍楽しむ】では、全28話版のネタバレあらすじやネタバレなしのあらすじ、ドラマの見どころや制作記者会見、パク・シフ初のファンイベント再現レポートなどまとめて紹介している。

■第7話「非情の凶弾」完全ネタバレ89話/全28話版
チョンジュンは権力者達が集まる場に突如現れ、次期国王は興宣君イ・ハウンの次男ジェファンだと公言し、ジェファンの前に跪く。この行動に驚きを隠せない人々。インギュはチョンジュンが謀反を企んだ罪人だと声を張り上げるが、その流れでチョンジュンがチェ・ギョンの息子だということが明らかになり、興宣君はチョンジュンと過去に出会ったことを思い出し衝撃を受ける。

この一連の出来事は町の人々へも知れ渡り、王室にまでその知らせが届いた。ボンリョンはチョンジュンがまた事件や事故に巻き込まれるのではないかと心配し、自ら先手を打つために大妃のもとへ赴き、チョンジュンをうまく利用してほしいと伝える。そうして宮殿に呼ばれたチョンジュン。哲宗から「何を企て誰のために行動したのか」と問われるも「陛下が望む方へ王位承継することを助けたいのです。それが陛下が永遠に生きる道であり、私は陛下を永遠に生きる助けをしようと思っております」と答えるのであった。

イ・ハジョンは、国王候補者でありながらも面目を潰されたためチョンジュンを殺そうとする。しかしチョンジュンは、自白書にはハウンとハジョンが謀反を企んでいたという嘘の内容が書かれており、それを唯一証明できる自分を殺すのかと話し、続けて「今後王になろうとする者は様々な洗礼を受けるもの。その道にジェファンを先に送り盾として下さい」と提案をする。こうしてハジョンを言いくるめたチョンジュンは、ハジョンの用心棒チソンを使ってインギュから自白書を奪うことにも成功したのであった。

一方興宣君はキム・ジャグンを訪ね、自分は何も知らずチョンジュンが勝手にしたことだと伝え謝罪する。息子のジェファンもどうか誤解を解くようにと懇願するのであった。しかし既にキム一族にとって牽制の対象として見られるようになり、苦しい立場に陥ってしまった興宣君は、チョンジュンを暗殺しようと決心。山に呼び出してチョンジュンに銃を向けるのであった。するとそこへ予知夢を見て駆け付けたボンリョンがチョンジュンを助けようとする。しかし銃を撃ってしまった興宣君!次の瞬間、ボンリョンは崖から転げ落ちていき…。

山水道人からの「自分の運命は自分で切り開け」という助言を思い出しながら、自分が王を作り上げると固く決心してジェファンに跪くチョンジュン。いよいよ王の継承争いが本格的に始まることを予感させるような緊迫感漂うシーンが続く。しかし、突然予想だにしないチョンジュンのこの行動に周囲が戸惑うのは当然のこと。特に、興宣君は自分の立場まで危うくなる恐れもあり、更には彼がこれまで何年もかけて密かにあたためてきた計画が、今回チョンジュンによって全て水の泡になってしまうかもしれないと思うと、たまったものではないだろう。彼の心情も理解できるため、チョンジュンの大胆すぎる行動も(勿論彼なりの考えあってのことだろうが)他にやり方もなかったのだろうかと一瞬考えてしまう。これが今後どのような方向へと向かっていくのか、もうすっかりドラマにはまってしまい、続きが気になって仕方ない人も多いのでは?

因みに、幼いジェファン役を演じたのは「緑豆の花」でチョ・ジョンソクの子役時代を演じる他、多くの映画やドラマに出演したパク・サンフン。困り眉がかわいらしいが、弱々しいイメージで現段階では「本当に王になる器か?」とも思える程。それだけパク・サンフンの演技が上手だと言えるのだろう。しっかりこれからに注目していきたい。




風と雲と雨8■第8話「痛恨の別れ」完全ネタバレ911話/全28話版
興宣君が放った銃によって崖から落ちていったボンリョン。チョンジュンはボンリョンを必死に探すも、自身も銃撃を受けたことから倒れてしまう。興宣君は自分が王女を殺したかもしれないということに動揺するも、その真実を隠そうとする。

王女が失踪したという事実はすぐさま王室に知れ渡り、ボンリョンの捜索が始まる。キム一族もまた、自分達が王室よりも早くボンリョンを見つけようとする。そんな中で、興宣君はイ・ハジョンに自分がボンリョンを撃ったことを告白しようとするも、結局言えずじまいとなる。その際イ・ハジョンは「今がキム一族を攻撃する絶好の機会だ」と話すが、そこで興宣君はハジョンが自身の息子を盾にしようと画策していることに気づくのであった。

一方、山中で倒れたものの無事に救助され目を覚ましたチョンジュンは、自身を撃ったのは興宣君であることを話し、ボンリョンを探そうと人を集める。その一環で金が必要となり、キム・ジャグンのもう一人の息子ビョンハクと親交を持つ。ビョンハクは「私側の人間になるということか」と問うも、チョンジュンは「私は誰の味方でもありませんが、今後危機が訪れた時に私が必ず役目を果たします」と誓う。そんなチョンジュンの姿を目撃した興宣君は、チョンジュンがやはりキム一族の人間だと思い込み、またもやチョンジュンの命を狙うが今回も失敗に終わる。
行方不明となっていたボンリョンだが、怪我した自身を救ってくれたのは、何と自身の母親バンダルだった。バンダルは治療を受けさせるためにボンリョンを城門まで連れていくが、途中キム・ビョンウンの私兵の襲撃を受け、混乱の中でバンダルは失踪してしまう。再び母とはぐれてしまったボンリョンだが無事王室に戻り、興宣君が自身やチョンジュンに向け銃を撃った事実を話す。それによって興宣君は国王に罪を問いただされるが、そこへチョンジュンが現れ哲宗に「興宣君の命は助けてほしい」と驚きの発言をし…!

興宣君によって1度目は銃で撃たれ、そして2度目は刃物で刺されてしまったかのように見えたチョンジュン!しかし同じ失敗は繰り返さないのがさすがと言える。実はジャヨンら仲間の助言によって防弾チョッキを着用していたのだ。チョンジュンだけでなく、有能な周囲の助けによってこうして次々と危機を乗り越えていくのだろう。しかしながら、ボンリョンをひどい目に遭わせた上に自身の命を二度も奪おうとした興宣君に対し、激しい怒りを募らせていたはずのチョンジュンは、ラストシーンで何故に命を助けてほしいなんて言い出したのだろうか?またもやチョンジュンの大胆な行動によってボンリョンをはじめ周囲は驚くが、視聴者も同じような反応をしたはず!まだまだ先の読めない展開が続きそうだ。

またボンリョンが母親と再会した瞬間は、本当に良かったと心を撫で下ろす感動のシーンだが、それも束の間…すぐにまた離れ離れになってしまい何とももどかしい!しかし今はまだ8話、これが韓国ドラマというものだろう。母が無事でいてくれたことだけでも確認でき、ボンリョンは再びどんな困難にも立ち向かっていけることだろう。
そして第8話ではジェファンとジャヨンの2人が話すシーンが初めてしっかりと描かれている。王族の素質を持つと言われてる2人だが、気心知れた仲だということが見て分かり、今週は緊迫した手に汗握る展開が続く中で束の間の癒しをくれるシーンだ。


■キャスト
チェ・チョンジュン役:パク・シフ
ポンリョン役:コ・ソンヒ
興宣大院/イ・ハウン役:チョン・グァンリョル
チェ・インギュ役:ソンヒョク
 ほか

WOWOW「風と雲と雨」番組公式サイト
 2021.03.26スタート 金19:00-21:30 2話連続放送

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