「私の国」第13-14話あらすじ:イ・ソンゲの反撃、そして第二次王子の乱へ|BS朝日(全16話)

2021年05月25日09時55分ドラマ
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ヤン・セジョン×ウ・ドファン×ソリョン/AOA×チャン・ヒョクの共演で送る韓国時代劇「私の国」(全16話)が、BS朝日で無料BS初放送中!5月26日(水)、27日(木)の第13話と第14話の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などを紹介、予告動画は作品公式サイトに公開中だ。
※ネタバレなしはこちら⇒第13-16話(最終回)あらすじ



「私の国」は、激動の朝鮮建国期を生き抜く若者たちの愛と友情の行方を描くロマンス・アクション時代劇。【「私の国」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころ、時代背景や実在の人物、韓国での評判などまとめて紹介している。

■第13話
ナム・ジョンだけでなく、世子の命まで奪ったイ・バンウォンは、世子の死に号泣するイ・ソンゲの涙を偽りだと言い捨てる。フィは自らの復讐のせいで多くの命が奪われたという罪悪感に苛まれ、バンウォンの元を離れて静かに生きたいと望む。ヒジェは、王の行く手を阻んだ褒美を与えるというバンウォンに、フィを自由にしてほしいと頼む。イ・ソンゲに謁見したバンウォンは、次男のバングァを世子にして直ちに譲位するよう告げ、「もうどこにも王様の国はありません」というが、「この世はまだ私のものだ」と答えるイ・ソンゲ。
憎々しげに息子バンウォンを見つめ、矢を向けるがさすがに命を奪う事のできないイ・ソンゲはどうするのか?

ヒジェは、かつてフィの父ソ・ゴムに命を救ってもらったとフィに明かすが、フィへの想いは恩返しからではないと告げ、「これからは静かに暮らしましょう」と言う。ヒジェからソノの居場所を聞いたフィは、駆け付けて自害しようとするソノの剣を素手で握りしめ、「生きてくれ、最後の頼みだ」と告げて立ち去る。多くの血を吸った剣を叩き割り、自分の復讐につき合わせたチドたち仲間に謝るフィ。そして、フィはバンウォンに「捨てられた者の国を必ずお造りください」と、最後の酒を注いで立ち去る。バンウォンは奴婢出身のボムの身分を回復してやり、離れたいときはいつでも立ち去れと告げる。ムンボクは全財産を持ってヒジェにファウォルを妓籍から抜いて妻に迎えたいと頼む。すでにみんなの妓籍を廃していたヒジェは二人を祝福する。
一足先に、私兵の養成を辞めて子供たちに生きるすべを教えることにしたチド。これで全員がこれからの生きる道を見つけたが…。

一方、ソノは逆賊の息子として捕らわれるが、「庶子のお前など殺す価値すらない」とバンウォンに屈辱の言葉を投げつけられ、復讐を決意。ソノは、女真族を味方につけ、イ・ソンゲの四男バンガンを利用しようと画策する。

そんな中、市場に店を開いたフィの計画の意味を今さら知ったイ・ソンゲは、バンウォンの乱に関わった者たちすべて殺せという命を下し、仲間に食事をふるまい穏やかなひと時を過ごす梨花楼にも兵が押し寄せる。その頃、兵を返り討ちにしていたフィは、梨花楼にも兵が押しかけていると聞き、馬で駆け付けるが…。

私の国■第14話
負傷したヒジェを連れて逃げたフィは山中で官軍に囲まれるが、騒動を知ったバンウォンに命を救われる。フィは大切な人々を守るため、バンウォンを王位につけると宣言。ヒジェは生き残った者と梨花楼を立て直すことに。一方、ソノは女真族に夜襲をかけて制圧し、バンウォンを殺す計略を目論む。
短いシーンながら、手綱を操るチャン・ヒョクの馬上からの剣アクションはしびれるカッコよさだ。そんなチャン・ヒョク扮するバンウォンが目指す「私の国」とはどんな国なのか?一方、ソノはどんな言葉で女真族を部下にするのか?

やがて時が流れ1400年。イ・ソンゲの次男バングァが第2代王の座に就くと、バンウォンは世継ぎを決めるべきと迫るが、上王となったイ・ソンゲの顔色を窺って動かない。イ・ソンゲに焚きつけられた四男バンガンとバンウォンとの対立は深まっていく。
バンガンによる計略をバンウォンが「バンガンの乱」と呼ぶが、これが1400年に起きた「第二次王子の乱」。詳しくは「王女の男」で第一次王子の乱と一緒に解説している。また、第2代王・定宗については「六龍が飛ぶ」時代背景で。

フィは、金と酒におぼれたふりをして日々を送り、バンガンを油断させる。バンウォンの元に潜入させているチョンガから、バンウォンも私兵の訓練もせず、身辺警護も最小限と報告を受けたバンガンは、バンウォンが母の命日に備えて狩りに出ることを知り、その日にバンウォンを討つことにする。だが、フィがその動きを察してチョンガを捕らえ、返り討ちにする計画をバンウォンと練る。
ムンボクとボムが喧嘩騒ぎを起こすが、そこでムンボクがファウォルのお腹に宿った子の名前を口にする。その名前は“宝の剣”。ムンボクの苗字はバクなので…“パク・ボゴム”

一方、都から姿を消したソノは女真族の族長となり、バンウォンへの復讐の機会をうかがっていた。時が来たと判断したソノは、バンガンのアヘン窟の私兵と武器庫を襲う。報告を受けたバンガンが女真族の頭目に会いに行き、それがソノだと知り驚く。ソノから、「バンウォンが隙を見せてバンガンが乱を起こさせ、バンガンとイ・ソンゲを捕らえる計略を立てている」と教える。「だまされたふりをしろ」というソノに従うことにするバンガン。イ・ソンゲに謁見したソノは、イ・ソンゲがバンガンを王にする気がないのを確認し、「玉璽を持って時間稼ぎをしてください。バンウォンを殺害するので再び王座にお戻りください」と告げる。
玉璽とは王の印章のこと。王位の引継ぎで重要な役目を持つ。詳しくは「イニョプの道」第19話「豆知識」で解説している。

バンガンが女真族と手を組んだと知ったフィは、バンウォンに報告して待ち伏せの場所を変更する。そして女真族がアヘン窟を根城にしていると知り、チドと出向くが、すでにもぬけの殻。だが、そこにソノの痕跡を発見し、彼が生きていることを確信する。その頃、ソノも今回の計略でのソノが先鋒だと知る。
アヘン窟でソノが発見したソノの痕跡とは?そしてチドが追いかけた男は誰なのか?

アヘン窟に乗り込んでからフィの様子がおかしいと気づいたバンウォンは、部下に何があったのか調べるよう命じ、「私は肉親を殺す覚悟だ。お前はどこまでできるか」と確認し、フィは「最後まで」と答え、計画決行のため馬を走らせるが、その前をソノが立ち塞ぎ…。

■キャスト
ソ・フィ役:ヤン・セジョン
ナム・ソノ役:ウ・ドファン
ハン・ヒジェ役:ソリョン(AOA)
イ・バンウォン役:チャン・ヒョク
イ・ソンゲ役:キム・ヨンチョル
ナム・ジョン役:アン・ネサン
パク・チド役:チ・スンヒョン
パク・ムンボク役:イン・ギョジン
チョン・ボム役:イ・ユジュン
 他

BS朝日「私の国」番組公式サイト
 2021.05.10 月~金08:30-10:00
「私の国」公式サイト

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