「ノクドゥ伝」最終回のその後:第15代王・仁祖の末路は?カン・テオの豹変ぶりが話題に!
韓国王宮ロマンティックラブコメディ「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」(全20話・字幕)最終回で、ユルム(綾陽君)がついに仁祖になった!今回は、ドラマのその後と実在した朝鮮王朝第16代王・仁祖と、演じたカン・テオを紹介、作品公式サイトで予告動画が視聴できる。
「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」は男子禁制の寡婦村を舞台に描かれるロマンティック時代劇。
※【「ノクドゥ伝」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあり、なしのあらすじと見どころやメイキング映像、インタビュー、時代背景や人物紹介、寡婦などまとめている。
ドンジュを軟禁し、「心などなくてもいい」と強がったユルムだったが、最終回では「いつまででも待つから、心を寄せてくれ」と縋るもドンジュの心を得ることは出来なかった。そしてノクドゥと共に逃げたドンジュを追いかけることを諦めた。9年後、ユルムは再び謀反を起こした。巫女が予言した「王位を奪う11月19日生れ」はノクドゥではなくユルムだった。⇒最終回詳しいあらすじ
さて、最終回でのユルムの登場はここまでだが、彼は第16代王・仁祖になってどんな人生を送るのか?
■ドラマのその後
1623年から始まる仁祖の治世は、1年もたたずに臣下による反乱(李适の乱)が起きてしまう。外交政策にも失敗し、後金(清)から1627年と1636年に2度にわたる侵攻(丁卯胡乱、丙子胡乱)を受け、1637年に清に降伏し屈辱の礼を取らされる。莫大な賠償金を課せられたうえ、2人の王子(昭顕世子と鳳林大君)を人質に取られる。8年後に世子が帰国するが、すっかり清に馴染んでしまった世子を毛嫌いし、不仲になり、世子は急死。国内では相変わらず政争がつづき、清との関係にも苦しめられ、屈辱と苦しみの中で、在位24年目、1649年この世を去る。17代王(孝宗)の座に就いたのは、世子と共に清に人質に取られていた鳳林大君。
※仁祖についてもっと詳しくはこちらで紹介している⇒屈辱の王・仁祖と朝鮮王朝中期を考える
★カン・テオ(1994年6月20日生、B型、180cm)
5urprise(サプライズ)のメンバー。2013年、WEBドラマ「放課後のくじ引き」でデビュー。同年の「ミス・コリア」で注目を集め知名度アップ。最高視聴率22.4%を記録した「女王の花」でイ・ソンギョンに長年片想いする役で出演するなど、ヒット作に出演し演技力を高く評価される。バラエティでも活躍し、2017年には「あなたはひどいです」で「第2回アジアアーティストアワード ライジングスター賞」を受賞。2018年には映画『風水師 王の運命を決めた男』でスクリーンデビュー、Netflixオリジナルシリーズ「初恋は初めてなので」にも出演。
本作「ノクドゥ伝」でカン・テオが演じたのはヒロインを一途に想う“料理上手のセクシー男(ヨセクナム)”貴公子ユルム。6話(全20話版)のノクドゥ役チャン・ドンユンとのキスは大きな注目を集めた。ところが8話(全20話版)で、ユルムが綾陽君(後の仁祖)だったことが分かり、ドラマにグンと重みが加わった。綾陽君の正体を現してからは、謀反を企てヒロインを盲愛する残忍な男の顔を見せ、キャラクターの豹変ぶりが評判を呼んだ。そしてカン・テオは同役で「KBS演技大賞 男性新人賞」を受賞。
※5urpriseは、所属事務所の新人発掘プロジェクト『アクターズリーグ』を通し、2000倍の競争率を勝ち抜いた5人で結成された俳優グループ。約2年間、演技やダンス、歌など、各分野にわたって厳しいトレーニングを受けた5人は、各分野で活躍している。メンバーはカン・テオのほかに、ソ・ガンジュン、イ・テファン、ユイル、コンミョン。所属事務所Fantagioとは2020年3月31日契約満了で5人とも移籍。
※2018年に5人そろって来日⇒合同記者会見レポート
●ノクドゥ(チャン・ドンユン)とドンジュ(キム・ソヒョン)のラブラブぶりは最終回・挙式メイキングで紹介している。
◇BSフジ「ノクドゥ伝」番組公式サイト
2021.05.20-06.16 月~金10:00-10:57
◇公式サイト
【作品詳細】【「ノクドゥ伝」を2倍楽しむ】