松本潤「99.9」SPドラマ0.01%の壁を崩すのはやっぱりこの男!ネタバレあらすじ【年末年始ドラマ】

2021年12月30日08時07分ドラマ
@TBS

嵐の松本潤主演の「99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP 新たな出会い篇~映画公開前夜祭~」が放送され、映画『99・9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』に登場する弁護士・南雲恭平(西島秀俊)との第一幕を深山大翔(松本潤)たちの勝利で終えた!Paraviで最新話も配信開始。



「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズは99.9%有罪と見なされた案件でも、残された0.1%の事実を納得するまでとことん追求して無罪を勝ち取る弁護士・深山大翔(松本潤)とその仲間たちが、裁判有罪率が99.9%とされる刑事事件に、個性豊かな弁護士たちがぶつかり合いながらも、残りの0.1%の可能性に懸けて挑んでいく新感覚痛快リーガル・エンターテインメントだ。⇒ドラマ「99.9刑事専門弁護士-」

12月29日(水)の夜9時から2時間半でSP版「99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP 新たな出会い篇~映画公開前夜祭~」が放送された。12月30日公開の映画『99・9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(木村ひさし監督)につながる完全新作「新たな出会い編」で新たな出会いを描く。杉咲花扮する超まじめな新米弁護士・穂乃果は真面目なだけではなく、2次元に夢中なオタク気質を持ち、そのセリフを話しながら自分に陶酔することもあるというなかなか独特なキャラクターだった。NHKの朝ドラ「おちょやん」や2021秋ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」で見せた演技力やNHKのコント番組「LIFE」などでみせるコメディエンヌを見せつけた形になった。

深山に立ちはだかる弁護士・南雲(西島秀俊)も登場した。映画『99・9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』で出会う前のエピソードだ。物腰柔らかく、温厚そうな顔を持つが、裏にはなにかグレーなものを感じさせる。検察官(津田寛治)を操っている感じも映画版でどんな手を使って深山たちに挑んで来るのかが楽しみとなった。

児嶋一哉や人気アニメ「ドラえもん」スネ夫役、「鬼滅の刃」不死川実弥役、「呪術廻戦」のパンダ役などで知られる声優・関智一が裁判官役、空気階段の鈴木もぐらが南雲弁護士となにやらわけありの話をする役、蒔田彩珠が南雲弁護士の娘役で登場した。

SPドラマの主題歌には嵐の「Daylight」が使われたが、映画版の主題歌には嵐の「Find The Answer」が使われることも発表になった。

■ネタバレあらすじ
斑目法律事務所は、所長が佐田篤弘(香川照之)に変わっており、就任パーティー会場で、佐田は大手自動車メーカーの会長・若月昭三(石橋蓮司)からあることを頼まれる。それは若月の孫娘が弁護士になったため、その面倒を見てほしいというものだった。

一方、斑目法律事務所の弁護士・深山大翔(松本潤)は下着の窃盗犯で逮捕、起訴された大島浩二(児嶋一哉)の依頼を受けて拘置所へ受かった。深山はさっそく大島の話をもとに気仙沼へ向かうが、なぜか新米弁護士の河野穂乃果もついてくる。そこで、2人は命の危機に晒されることになる。

数日後、斑目法律事務所にやって穂乃果がやってくる。実は彼女は若月の孫娘で、就任パーティー当日、佐田が若月から頼まれたその女性だった。若月は民事事件の弁護士として育ててほしと佐田に頼んだのだが、穂乃果は深山に心酔していて刑事弁護士になりたいという。佐田は若月には秘密で刑事弁護で働かせることになる。

そんな時、班目法律事務所に次期市長候補と目される岡部康行(戸次重幸)の収賄事件の依頼が舞い込んだ。岡部は否認していたが、賄賂を送ったヒマカ工業の円谷(山西淳)は罪を認めて有罪が確定していた。深山と佐田は円谷の担当弁護士の南雲恭平(西島秀俊)に話を聞きに行くが、温厚な顔の裏に隠されたグレーな弁護手法を感じ取り警戒を強める。

完全に否定する岡部の無実を証明することは非常に難しい。「ある」ということを証明するよりも「ない」を証明することは困難を極める。深山は岡部の秘書・植木(平岩紙)に合いに行く。すると植木は岡部が賄賂を受け取っていたというのだ。その証言や防犯カメラの映像から、円谷が持っていたバックに500万の札束が入りきらないことを深山は見抜いた。裁判所で実演させるとカバンが破けた。しかし、それは円谷が当時持っていたカバンそのものではないため、確証とはならなかった。検察官の岩城(津田寛治)は不安を募らせる。

岩城と極秘で会っていた南雲は「絶対に大丈夫」といって裁判を続けるように言う。そして、切り札を出すように言う。それは、岡部から円谷へ出したお礼のメールだ。文末に金銭授与に関するお礼文がついている。岡部の自筆のサインもあるため、岡部がだしたことに間違いないという。深山たちは絶対絶命のピンチに陥った。

深山はなぜ検察側がそれほどの証拠を出したかに注目した。そして、「本来出したくない証拠」ではないかと思い、岡部のメール4000通以上をすべて検証し、証拠のメールの偽造を見つけた。それは、岡部が円谷に出したメールに1文が追加されているのだ。ほんの数ミリのずれを見つけた。裁判でそのことを指摘されると植木が頭を下げた。そして、自分が母親の治療費のために着服したのだという。傍聴席で途中まで聞いていた南雲は深山がそのことを指摘すると出て行っていた。そして、岩城は途方に暮れ、深山は口角をあげた。0.01%の真実を見つけたのだ。



TBS「99.9-刑事専門弁護士-」番組公式サイト
Paravi99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP 新たな出会い篇~映画公開前夜祭~」配信サイト

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