デジタル処理一切無し!世界の時間が全て制止するシーンを切り取った『わたしは最悪。』本編特別映像解禁
2022年7月1日(金)より公開される映画『わたしは最悪。』より、とてつもなくロマンティック!デジタル処理は一切無し、主人公の恋のために世界の時間が全てが制止するシーンを切り取った、本編特別映像が解禁された。
第94回アカデミー賞®でも脚本賞と国際⻑編映画賞にノミネートしたほか、第 74 回カンヌ国際映画祭では⼥優賞を受賞!アメリカでは限定公開だったにもかかわらず、2020〜2022 年公開の外国語映画の中で、⽇本でも⼤ヒットした『パラサイト 半地下の家族』、『燃ゆる⼥の肖像』に続いて、スクリーンアベレージ第 3 位を獲得!他、数々の記録を打ち⽴て、世界の映画ファンを虜にしているノルウェー発の異⾊作『わたしは最悪。』(7/1 公開)。
学⽣時代は成績優秀で、アート系の才能や⽂才もあるのに、「これしかない!」という決定的な道が⾒つからず、いまだ⼈⽣の脇役のような気分のユリヤ(レナーテ・レインスヴェ)。そんな彼⼥にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋⼈アクセルは、妻や⺟といったポジションをすすめてくる。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだユリヤは、若くて魅⼒的なアイヴィンに出会う。新たな恋の勢いに乗って、ユリヤは今度こそ⾃分の⼈⽣の主役の座をつかもうとするのだが──。
「コーヒーは?」「ちょうだい」アクセルとユリヤ、いつも通りの 2 ⼈の朝の様⼦から映像は始まる。しかし、ユリヤがキッチンのライトを付けた瞬間、世界の全ての時間が⽌まってしまう。⼾惑いつつも全てが静⽌した美しいオスロの街中に駆け出すユリヤ。彼⼥が真っ先に向かったのは、あるパーティで出会って以来、⼼から離れなくなってしまっていた魅⼒的な男性・アイヴァンがいる場所だったー。
この印象的なシーンを「とてつもなくロマンチックなシーン」だと⾔うトリアー監督。そして「⼀夫⼀婦制の境界線を楽しみながら<でも、すべてを⽌めて、恋⼈と異なる時間軸にいたい>というユリヤの気持ちの揺れを表現したものだ」とも明かす。驚くべきはその撮影⼿法。実は、このシーン全てが「リアルな撮影」だと⾔う。「デジタルの効果も使いたくなかったから、本物の⼈間がじっと⽴ち、⾵は⽊⽴や⼈間の髪を揺らしているんだよ」「この場⾯は究極のロマンチックなファンタジーだよ」とそのこだわりを語っている。
■あらすじ
学生時代は成績優秀で、アート系の才能や文才もあるのに、「これしかない!」という決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分のユリヤ。そんな彼女にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋人アクセルは、妻や母といったポジションをすすめてくる。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだユリヤは、若くて魅力的なアイヴィンに出会う。新たな恋の勢いに乗って、ユリヤは今度こそ自分の人生の主役の座をつかもうとするのだが──。
■映画概要
監督:ヨアキム・トリアー 『テルマ』(17)、『母の残像』(15)
脚本:ヨアキム・トリアー、エスキル・フォクト
出演:レナーテ・レインスヴェ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ハーバート・ノードラム
© 2021 OSLO PICTURES - MK PRODUCTIONS - FILM I VÄST - SNOWGLOBE - B-Reel ‒ ARTE FRANCE CINEMA/2021 /ノルウェー、フラ
ンス、スウェーデン、デンマーク/カラー/ビスタ/5.1ch デジタル/128 分/字幕翻訳:吉川美奈子/後援:ノルウェー大使館 R15+